番外4

杉本 (97/11/8)
ジャンル 日本蕎麦
最寄り駅 JR東海道線沼津駅
電話番号 0559-21-8468
住所 静岡県沼津市本田町4−35
場所の目安 沼津駅北口からリコー通りを進み、ヨーカドーを過ぎ、秀英予備校のある十字路を左折。3本目くらいの十字路(角に看板あり)を右折して、すぐの左側。
営業時間 11:30〜19:00
休み 月曜日、第三火曜日
予約 なくても可
駐車場 10台ほど
お品 もり蕎麦800円、おろし蕎麦1000円

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コメント

 3日間で1200Km走った後、週末に今度は、沼津までお出かけ。1週間で1600Km走る。ようやるわ。
 と言うことで、番外編が続きますが、今度は沼津です。

 この前、もときに行った時に、「そばをもう一枚」(静岡新聞社発行)と言う本を買った(もちろんもときが紹介されていたわけだが) 。静岡を中心とした蕎麦屋の紹介をしている本。なかなか面白かった。
 今回のお店は、この本に紹介されていた店です。

 店主の生まれ育った農家(戦後すぐに構築)を改造して作られたお店。竹藪があり風情がある。お店の中には、クラシック音楽が流れ、蕎麦を食うと言うより、珈琲が飲みたくなるような雰囲気。子供を騒がせるなとの注意書きがある。静かな雰囲気のお店です。

 おそばは、北海道十勝産の100%そば粉(夏場は、蕎麦が繋がらないので、少量の小麦粉を入れるそうです)。細目の麺。精製度はそれほど高くないと思う。腰があって美味しいおそばでした。北海道産だから新そばが入っていると思う。香りは良かった。茹でてからちょっと時間が経つと、蕎麦が切れてしまうようです。大盛りを1枚食べ終わる頃には、切れぎれになっていた。2枚もりやざるを頼むと、2枚目は後から出てきます。ずいぶん気を使ってくれるお店です。

 つゆの方は、辛口。本には薄目と書いてあったが、それほど薄いとは思わない。返しに、更に生醤油を加えたものだと思う。一緒に行った連中の評価は「辛い」でした。
 つゆが普通以上に辛く感じた理由は、つゆの温度にあったと思う。
 蕎麦は冷水できちっと冷やされていた。その上、つゆはたぶん冷蔵庫で冷やされている物。人間の味覚は、口の中が冷やされると、麻痺してしまう。特に甘み関してはそれが強い。
 その証拠に、残ったつゆに蕎麦湯を入れて飲んだときに、つゆのおいしさと、蕎麦の香りが口の中いっぱいに広がった。出しのうま味と、良質の醤油、みりんの味。ちょっともったいない気がしました。

 珈琲好きのかみさんは、ここの珈琲は不思議な甘みがあると言っていました。

 合格のお味です。次回沼津に行ったときにも、是非行ってみたい。

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