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コメント ラーメン博物館に2000年6月6日〜2001年2月末までの期間限定で出店しているラーメン屋さん。小さなオフでラーメン博物館に行って、みんなで食べてきた。 お店の詳細については、ラーメン博物館のホームページの方に書かれていますが、閉店になれば、この情報もなくなると思うので簡単に書いておきます。 マメさんは、昭和43年に創業された店で、開店と共に一日400食を売る有名店となったが、店主が家業の製麺屋を継ぐために人に任せたとか。そのマメさんの創業者とラーメン博物館が、共同で考案した新函館ラーメンを売り物として、ラーメン博物館に期間限定でマメさんが、復活することとなった。 新横浜着全国ラーメン紀行と言う、ラ博の企画の第8弾となります。 お店の場所は、特別展示のお店が入る、B1フロアのあの場所。 行ったのは、夜の8時前。金曜日。それも飛び石連休&夏休みINと言うことで、ラ博はだいぶん混雑していたが、マメさんには、ほとんど行列はなかった。お店の前で5分ほど待つと中に入れた。一番混雑していたのは、やっぱり純連(すみれ)。「井出商店」の時の行列が懐かしく感じられる。 で、もって、デフォの函館塩ラーメンを食べました。さて、感想です。 スープ 比内鶏のマル(骨だけでなく、丸ごと一匹)をベースに海産物や野菜の入るのスープ。沸騰させることなく長時間煮込んだものであろう。スープは透明。だが、うま味は強い。また、鶏のゼラチン質なのか、粘性は高い。 元ダレは、塩と白醤油。白醤油は、チャーシューを漬け込んだものを使っているらしい。また、布海苔が入る。 表面は、背脂を焦がしたものが、浮く。これが香ばしくてよい。塩味はかなり強めだが角張っていない柔らかい感じのもの。塩が強い分、鶏や野菜の甘みを感じさせてくれる(スイカに塩をかける様なもの)。 海産物の香りもよい。 麺 細麺のストレートで緑色のものが、所々に入る。断面は正方形で角が立っている。茹で加減は柔らかめであることが、そこら中に書いてあるが、そんなことはない。確かに表面は柔らかいがしっかりした腰があるもの。麺の中の緑色のものは、布海苔。これをつなぎにして打っている麺だそうだ。 麺の味や香りがちゃんと感じられるもので、出来はいい。さすがに製麺業を営む人が店主であるだけある。 具 チャーシュー、メンマ、麩、白ネギ チャーシューの色は薄く茹でた豚の色をしているが、白醤油で味付けされた為であって、塩味はスープに負けないくらい強い。豚の食感を残したもの。メンマはまあ普通。麩が入っているのは今の時代には珍しいが、これもレトロでよい。塩ラーメンだから、選べる具であろう。 武内さんの思い入れがある函館の塩ラーメン。ラーメン博物館と共同開発と言うだけあって、レベルは高い。塩ラーメンブーム(もう、沈静化したが)の中にあっても、負けないラーメンである。 来年3月以降は、どこに行っても食べられなくなってしまうのだろうか?残念だな〜。 |