ランタン
 お泊まりの入るキャンプを始めると、どうしても必要なのが明かり。
 ランタンは、必需品です。

コールマン・ワンマントル・ランタン(MODEL 286)
性能(現行モデル286A)
照明度:200キャンドルパワー/130W相当
燃料タンク容量:約590cc
燃焼時間:約7.5時間〜15時間
重量:約1.4kg
hp:http://www.coleman.co.jp/(日本コールマン)
7年前に購入

 オートキャンプでは定番のコールマンのガソリンランタン。
 発光体であるマントルの数や形状によって多種のものがあるが、うちは、ワンマントルのこれを使ってる。
 2マントルは、マントルを2つ焼かなければならないし、マントルが破損する可能性も2倍になる。また燃費もあまり良くない。その割には、ワンマントルの2倍の明るさとは行かない。

 構造がシンプルなワンマントルをメインとして使っている。光量はノーススターや290には及ばないが、家族だけのキャンプならこの明るさで十分だと思っている。キャンプ場で自宅と同じ明るさは望まない。

 ホヤは、オプションのフロステッドグラスと言うやつ。マントルが直接視界に入らないので眩しくない。これは、お勧めです。

 気化温度の低いガソリンを使っているので、燃料の補給や炎が安定するまでは、要注意なことと、ポンピングは面倒であるが、低温でも安定して燃焼するのは、非常にいい。
 マントルの空焼きも比較的簡単で、失敗する事はほとんどない。また、マントルが壊れにくい。過去に3年以上(30泊ぐらい)、壊れなかった事がある。

 ホヤの上に屋根があるので、多少の雨の中でも使用出来るが、横殴りの雨でホヤに雨が当たるような場合には、ホヤが割れることがあるそうなのでタープの中で使っている。
 ガソリンランタンのネックは、ジェネレータの目詰まり。予備のジェネレータを常に用意しているが、幸いにも今まで無交換で来ている。
(2002/10/30)

スノーピーク ギガパワー”天”(GL−100)
性能
照明度:80W相当
ガス消費量:35g/h
サイズ:φ57×95
重量115g+オートイグナイター19g
hp:http://www.snowpeak.co.jp/splash.html
1998年に購入

 小型ガスランタンの”天”は、小型ガスストーブの”地”と共に、1998年に発売された。スノーピークとしては、これが、初めてのカスカートリッジ製品であった。
 当初は”天”と”地”のセットがあり、私は発売と同時にこれを購入した。
 当時としては非常にコンパクトで、テーブルの上などに置くサブとしては、ちょうど良い明るさで他にこれに対抗できる様なものがなかったのでこれにした。最近は、いろんなメーカーが似たようなコンセプトの製品を出しているから選択肢は増えた。

  購入直後にガス量調節のバルブ部分にグリスが着きすぎていて、ガスの出が悪くなると言うトラブルでリコールがかかった(と言うか、niftyのフォーラムでこの問題を話題にしていたら、それに対してリコールと言う形でスノーピークからの回答が来た)。
 これ以降は、システムに起因するトラブルは皆無で、かなり信頼の置けるランタンであると思っている。

 ベンチレーターとこれに繋がるガードワイヤーがちょっと変形しているのは、ランタンの上にものを落としたため(使用中ではなかった)。この時、ホヤが割れたのでフロステッドのものになっている。
 フロステッドのものは、現在は販売されていない。温度差によって亀裂が出来る場合があるそうで、回収になったらしい。
 私は、具合がいいのでそのまま使い続けている。亀裂が出来ても自己責任。予備として金属メッシュのものを用意はしている。

 写真のものには、別売のオートイグナイターを取り付けている。初めからイグナイター付きのモデルも発売されている。着火が簡単になるのはいいが、マントルの取り付け&空焼きが難しくなる。改良を望む点である。
 最近のマントルは放射背物質の使用をやめたそうで、初期のものに比べると若干暗くなっている。
(2002/10/30)

ジッポ Zero−iランタン
性能
照明度:160W相当
ガス消費量:24g/h
サイズ:φ65×119
重量:208g
hp:http://www.zippo-outdoor.co.jp/
2002年5月19日購入

 写真では、他社のカートリッジ使ってますが、これをやると保険の対象外となりますし、何が起きるかわかりません。あくまでも自己責任でお願いします。

 5月に買ったばかりのランタン。
 ランタンなんて、2つもあれば十分なのだが、最近コールマンの大きさが気になるようになった。
 我が家の車は、5ナンバーのステーションワゴン。キャンプの時は、屋根にキャリアを付けて荷物満載の状態ある。問題は重さより荷物の体積。小さくて済むものは小さい方がいい。

 それで買ったのがこのジッポブランドのランタン。ブランドジッポであるが、国産のもの。興栄工業と言う小さな会社が作っている。
 ”天”よりは大きいがそれでも倍程度。カタログスペックでの光量は、286を凌駕している。希薄燃焼システムとやらで、ガスの消費量も少ない。
 これなら、短期のキャンプでのメインランタンと使えるかと思って、買ってしまった(^^;

 まだ、キャンプデビューしていません。自宅で使った感触としては、なかなかよいです。
 使うマントルはかなり大型のもので、空焼きするとノーススターの様な円筒形になるもの。発光面積が大きいので、確かに明るい。マントルの取り付けや空焼きは比較的簡単でした。
 性能のいいガスを使えば、286と同程度の明るさがある。ガスの消費量は、カタログスペックとほぼ同じ値が出た。

 イグナイターでの着火の効率が良くない。空気より重たいガスを使うのに、火花が飛ぶのは頂上部のベンチレータ付近。このため火が着きにくい。音がかなりうるさいのも問題かも。
 それから、カートリッジとの接合部にガス漏れを防ぐために、しっかりしたパッキングがあるのだが、これが逆にカートリッジへの取り付けを困難にしている傾向がある。
 かなり強い力で締め付けないと、ガスが安定して出ないのである。

 まあ、兎に角、一度キャンプで使ってみないとどんなものかは、わからないでしょう。使ってみてから、また感想を書きます。
(2002/10/30)

2002/06/03記

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