眠り入る名草起こさる暖冬に 思わず 暖かい冬に歌がこぼれます。
川添の歩調緩ます鴨の群れ 前の川は鴨の楽園と化しています。その土手を散歩するのが母の日課です。
夫逝きて趣味に一すじ毛糸編み 父が亡くなり 趣味の編み物をする時間も増えたのです。
夫の座も吾が座となりし炬燵かな いつも炬燵の決まった席にいた夫 今は自分がそこに座ることになるなんて・・と
貯えの手元狂はすお年玉 毎年 お年玉をどの孫にも平等に奮発してくれました。 お正月は大赤字・・!
若葉風試歩のゴルフを楽しみて 膝の怪我をして手術後 久々にグランドゴルフを楽しんだのですね。
役終えて安堵の余生幸の春 民生推進委員の任期が終わり ホッとしたとよく言っていました。
春愁や母の忌となり里帰り 母方の祖母が亡くなったのが 4月頃だったと思います。優しく凛とした人でした。
娘と共に寺苑廻りの牡丹花 牡丹寺廻りしながら娘とデート・・・楽しかったのですね〜♪・・
孫の唄添えたす童謡夕涼み 可愛い孫と一緒に 夕涼みも嬉しそうです♪
湯ぼてりに川のせゝらぎ夕涼み お風呂上りに土手に立つと 風が涼しくて気持ちが良いのです〜♪
何や可や果ての日暮れの冷素麺 台所を預かってる夏の日の夕飯メニュー・・あれこれ考えても結局コレ!・・ネ♪
ゴルフして老いるも愉し秋日和 友人とのグランドゴルフ・・母はとても腕が良かったみたいです。
老いて尚衣裳に迷う秋の旅 幾つになってもお洒落を楽しむ母・・旅の衣裳選びにも気合が入るのね。ふふ・・
菊作り一念徹す夫余生 菊作りが得意だった父・・好きな趣味で余生を送れた事 幸せだったと思います。
夫の友温情指導菊薫る 父が亡くなった後、父の友人が母に菊作りを教えてくれた事がありました。
思いのほか綺麗に咲いて感激していました♪
骨波田の長々垂るゝ藤波は
      夫と想い出仰ぎ見た日よ
亡くなる一年前 父が母を骨波田の藤の花を見せに連れて行きました。
その時の感動を今でも語ります。花房が1m近くになるものもあるんですね。
吾一病大事にせしと励ましつ
      優しき夫は旅立ち逝きぬ
心臓の病気を持つ母の事を気遣いながら 先に逝ってしまった父でした。
二十歳なる衣裳の袖に出る素手の
      白魚如く孫の愛らし
可愛い孫の嬉しい成人式。・・これはどの孫の事か不明だけど・・
すでに成人式を終えた女の子の孫は 現在4名・・・どの孫も可愛いです。
鬼払う息子の声の余りにも
      夫の声似て耳疑れし
「鬼は外〜!福は内〜!」・・兄の声が父に生き写しだったのだとか・・そっかぁ♪
怪我に倦み友の贈りしチューリップ
      彩り如き優しさ溢れ
膝の怪我をし長いこと療養していた時に 友達から頂いたチューリップに
心を癒されたのでしょうね。
子や孫に感謝の念に絶えん日々
      余生の幸と吾は想いし
77歳の「喜寿の祝い」を皆で賑やかにお祝いしました。
その時に母が皆に感謝の気持ちを歌にしたものです。
恥多き現世に長居今日の日ぞ
      八十路に近し祝の嬉し
上に同じ・・・
怪我再三なれど優しさ包まれし
      介護に甘え今ん日至る
何度も怪我をし、家族に甘えながらも無事に喜寿まで生きてしまった・・と
終戦の苦しみ越えき幾年や
      吾も八十路で二病息災
戦争体験の苦しみを乗り越えてきた母・・その後も苦労をし、持病を抱えな
がらも何とか80歳まで元気にいてくれる事が嬉しいです。
嘆くとて足腰痛さ負う定め
      愚痴言うたとて救うすべなし
怪我をした事が悔しくて悔しくて、つい愚痴も言いたくなりますよね。
老を生く吾なり余生うた心
      時を刻むる寂を紛らし
余生を自己流ながら短歌など作り、気ままに過ごせる母は幸せ者です。
八十路坂ペースメーカーの入換に
      贈りくれたり余命の幸を
80歳になり2度目の命拾いが出来て良かったと 心から思いました。
事多き越えきし吾も手術後は
      安堵の心食の進みぬ
ペースメーカーの入換え手術が無事に終わり 良かった良かった♪・・
ホッとして とっても食欲旺盛な母でした♪・・アハ

 ★俳句★他 380首 

実家の母・・現在80歳です。
優しい家族に囲まれ、とても生き甲斐を持って元気に余生を過ごしています。
13年前に夫に先立たれた母の当時の俳句や短歌は 呆れるほど父の事ばかりです。
自己流ですが以前から書き留めていたノートを借りる事に成功〜♪やったね〜(^_^)v
現在に至るまでの独断で選んだものを少し載せてみました。編み物作品も見てネ・・(^^ゞ

母の作品集

 ★短歌★他 130首

 夫=「つま」と読み・・


模様編みセーター

前開きベスト

カーディガン

模様編みセーター

セーター

透かし模様のベスト

襟付きベスト

襟付きベスト

毛糸不足からこんな模様に・・

カーディガン

マフラー2点・・

編みかけセーター・・今頃は完成し 着てる筈・・

母の編み物はすべてオリジナル作品なのです。
編んでる過程で模様やデザインが決まるようです。
なので、同じような作品が目立つけれど・・
本人なりになかなか工夫して編んでます〜♪(^。-)-☆

編んだ作品は他にもまだまだたくさんありました。
冬は殆ど毎日、お手製のセーターを着て過ごしていますが
寒い時は これらをダンゴのように重ね着している母なのです(^^;ゞ



作品をご覧頂き 有り難うございました♪
俳句や短歌は母の素直な気持ちが表現されていると感じます
上手いとは言いがたいけれど娘にとっては何よりの宝物となりました
これからも心穏やかに好きな趣味が続けて行けますように〜・・
80歳の母へ・・子や孫達からの願いですぅ

そしていつも変わらぬ愛と優しさをありがとう〜・・"^。^"