観音堂右手の崖下に、清浄長命水が湧き出る「みずくぐりの岩屋」があります。
現在は落石などがあり 進入禁止で近寄れませんでしたが、ここには清水が湧いています。
札所巡礼を終えた人々がここで身を清め また俗世の生活に戻るとされます。
観音詣りが終ったら、この中をくぐって身を浄め、俗世にもどる習わしがあります。
これから水潜り寺が水潜寺となったという事です。
観音堂
入母屋造りの観音堂
広い土間に入りご本尊を拝みます
埼玉県秩父地方「秩父札所めぐり」
本堂と観音堂
この中にはオビンズル様がおられます
自分の悪い所を撫でてその手でオビンズル様
の同じところを撫でると病が治るとされます。
私はいっぱい撫でる所があり過ぎ〜^^;
奥の院の山の岩場は大きな船のへさきの様な形をしているとの事・・
怖かったので登ってきませんでしたが、等身大の青銅製の大日如来が
祀ってあるという事です。
岩に食い入るように建てられています
六地蔵さま
秩父地方札所34ヶ所めぐり・・三十一番から三十四番までです。
最終回となり清雲寺の枝垂れ桜鑑賞の後で お参りしてきました。
2009年 4月 5日(日)
最後までお付き合い 有り難うございました・・ m(_ _)m
隣接する水子地蔵の紫雲山地蔵寺は、山を切り開き、ひな壇式に地蔵が並べられています
その一体一体、赤い前掛けや風車が供えられいるので遠目からも圧巻です。
昇竜の滝・・この奥にあるという事です。
駐車場から少し山へ入って行きます。
秋から初春にかけての約半年間の札所めぐりもようやく結願いたしました。
各寺院の観音様にお参りさせて頂き とても有難く思いました。
苦しい時の神頼みではないですが、健康や安産、合格祈願などなど
昔も今も人々の願いは同じものと思います。
この世に生を受け生きている・・・いいえ、生かされてる以上は
これからも神仏のご加護を頂いている事に 感謝の心を忘れずに過ごして行きたいと思います。
歴史のある立派な寺院が秩父地方にはたくさんあり、とても貴重な体験をさせて頂きました。
また 秩父地方の方々とお話をさせて頂き、その温かさにも触れることもできました。
心から感謝です。有難うございました<(__)>
また機会があれば 廻ってみたいと思いました。・・合掌・・
イワウチワが人知れず咲いていました。
急な斜面なので後ろからパチリ☆
東奥の院では芭蕉の句碑や馬つなぎ跡などを
見る事ができます。
畠山重忠が射った矢で岩に穴が開いたという
矢抜け岩
西奥の院には数多くの石仏があります。
今は東奥の院から眺めるのみで ここへは行けないとの事です
大きな岩に包まれるように観音院本堂が建ちます。
本堂脇に「聖浄の滝」落差60m
水量が少なく ポタポタと滴が落ちていました。
雨の後なら流れが見られるかも・・^^;
昨年お参りし二度目の仁王門を潜ります・・
船の形の石の上に子供を抱いている観音様です
お船慈母観世音
舞台造りの観音堂・・
観世音が船に乗って現われたという事から
お船観音と呼ばれています
キケンマが咲いて・・
秩父華厳の滝落差12m
花桃のピンクを入れてパチリ☆
以前よりちょっと水量が少ないかなぁ?・・
長い参道
立派な山門
79段の石段をあがり本堂へ・・
不動明王尊も・・
三十三観音の石仏が並ぶ参道・・
ここは日本百観音結願所です。
いよいよ最後の秩父札所めぐりとなりました。
ツタの絡まった木が西日に当たり綺麗〜!!
右手の階段では お地蔵さまが並んで迎えます
本堂前に芭蕉句碑があります。県内最古との事・・
「寒菊や こぬかのかかる 臼のはた」
句碑が並ぶ296段の階段をヨイショ!!
門の両脇、石造りの日本一大きな仁王尊が立っています。
台座を含め 身の丈4m
観音堂の前に「百観音御砂ふみ」がある。黒御影石に二つの足形が彫ってあり、
「足形の上で拝めば、百観音巡礼の功徳がある」と刻まれています。
この上に乗って手を合わせると、西国33ヶ所、坂東33ヶ所、秩父34ヶ所の
合わせて日本百観音巡礼を果たしたのと同じとされています。
もちろん、しっかりと踏みお参りをしてきました(^^)v
本堂内の壁面には「子がえしの絵図」が掛かっています。
秩父の井上如常が奉納したものとの事・・
如常は絵の中で、生活苦から我が子を殺すという悲惨な風習を
戒め母親をはげしく責めています。鬼の形相の母でした。
どんなに貧しくても してはいけない事がありますが
その時代は そうでもしないと生きて行けなかったのでしょうね。
また「孝行和賛の図」もあります。こちらは勿論、親孝行をしています^^
無事 札所巡りを終え 秩父華厳の滝を
観に行きました。
ミツバツツジが咲いていました♪
「水かけ地蔵さま」
お地蔵さまの頭上より3回水をかけ
3度願い事を唱えます
頂いて帰ります♪
子授け地蔵が祀ってあります
菜の花とスイセン