1999年

念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿
念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿
西澤 保彦
講談社
1999-01


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念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿
西澤 保彦
講談社
2004-04


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               紹介者  よっちゃん
 「鍵とチェーンがかかったマンションの一室。中には死体が転がっている」そんなお約束の設
定。さては、な にかトリックが、と、普通は思うのですが。なーんと、鍵とチェーンは、超能力者
がサイキック能力を使ってかけ たものだった。その超能力者を「補導」するのは、「超能力者問
題秘密対策委員会」略してチョーモンインの出 張相談員(見習い)・神麻嗣子ちゃん。と、あらす
じを説明すると、「どこがミステリ?」とつっこまれそう。
 でも、ちゃんとミステリなんです。密室は超能力者によって作られた。でも、その超能力者が
誰なのかわから ない。動機だって不明。こんな状況で、犯人および超能力者をみつけなけれ
ば・・・ということで、さまざまなデー タを前にしての論理的謎解きが始まるのです。嗣子ちゃんのかわいさに身悶えしている場合ではないですよ

黄金色の祈り
黄金色の祈り
西澤 保彦
文芸春秋
1999-03


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黄金色の祈り 文春文庫
西澤 保彦
文藝春秋
2003-11-08


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夢幻巡礼―神麻嗣子の超能力事件簿
夢幻巡礼―神麻嗣子の超能力事件簿
西澤 保彦
講談社
1999-09


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夢幻巡礼
西澤 保彦
講談社
2004-10


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2000年

依存
依存
西澤 保彦
幻冬舎
2000-06


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              紹介者  光原百合さん
 本書は、『解体諸因』から始まるタックシリーズの一つの頂点を成す物語である。  主人公タックの辛い過去の告白と、その仲間たちの周辺で起こる謎を巡る推理 合戦が交互に展開する本書において、繰り返し描かれているのは、「妄執」の恐 ろしさだ。相手をも自分をも破壊してしまうほど恐ろしい執着――しかも相手が憎く て破壊するのではない。そうしなければ自分を保てないから、すがりつく。絡みつく。 束縛する。まさしく『依存』の構図だ。
  しかし人は、それに気づくことで依存を断ち切り、自由になることが出来る。その 過程を描いた本書及び本シリーズは、非常に重いものではあるが、是非多くの人に 読んでもらいたいと思う。ことに、大切な人が出来たときに。
 ちなみに本書に登場するボアン先輩、天下無双のナイスガイである。
依存
西澤 保彦
幻冬舎
2001-11


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              紹介者  甲斐さん
この作品の中で、様々なものが終着を迎え、そして新しい何かが始まる。それはまる で、花が散り、新た種が芽吹く事に似ている。故に、この作品はタック・タカチ・ウ サコ・ボアンシリーズの中で「春の訪れ」を思わせる。それは悲痛であり、希望である。 人と人の関係を言葉にすることは、あまりに難しい。しかし、この作品に出てくる人間関係は「依存」という言葉で表現できてしまう。
  その「依存」という関係を軸にして話は進み、いつものようにアルコール分約5%のデ ィスカッションが行われ、酔いが醒めて身震いするような、冷徹で鮮やかなソリュー ションが語られる。そして、全てのソリューションは一つの糸へと縒り合わされ、完 成した糸は読者を最後の解放へと導いてくれる。その妙技、ご堪能あれ。
依存
西澤 保彦
幻冬舎
2003-10


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              紹介者  よっちゃん  
すぐれた作品に出会ったとき、なにかに感謝したくなる。自分が読書を趣味にしてい たことを。その作家の方と同じ言語環境にいたことを。そしてなにより、その作家の方 と同時代に生きていたことを。私にとって『依存』はそういう作品の一つだ。あらすじも 決めのセリフも全部覚えているのに、でも時々ページを開いてしまう。そのたびに心地 よい満足感をおぼえる。西澤保彦という作家に出会えたことを、感謝したくなる。
 タック・タカチを中心探偵とするシリーズのターニングポイントとなった作品。いくつも のエピソードが絡み合う構造。語り手であるウサコも含めて自問する登場人物たち。そ のまっすぐさがいい。愛おしい。本棚の一番いい位置にいつもおいて、そして、なにか あったときに開きたい本。なにか?心が疲れたときと、愛しい人への気持ちを再確認し たいときに。
              紹介者  ふえまなてぃさん
 三回生の年の。
 七月二十八日。
 その日、ウサコにとって全てが変わった―
 タックの師 白井教授の邸宅で、改築された書庫のお披露目を兼ねて催された、大学のアイドル的存在ルルちゃんのバースデイ・パーティー。教授発案の飲み会とはいえ、普段の宴会と変わりなく、ただ楽しく過ぎ去るだけのはずだった一日。しかし、パーティー直前に起こったささやかな事件が、ウサコに自分自身の隠れた想い に気づかせる。そして、白井教授の新妻 美也子がタックにもたらした衝撃が、タックとタカチの関係を決定的に変え、ウサコにとって生涯忘れられない朝がやって来る・・・
 〈タック&タカチ・シリーズ〉の遅咲きのヒロイン羽迫由起子(ウサコ)を初めて語り手に据えた、シリーズ第1期完結編ともいえる傑作。

なつこ、孤島に囚われ。
なつこ、孤島に囚われ。
西澤 保彦
祥伝社
2000-10


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絶海
恩田 陸 西澤 保彦 歌野 晶午 近藤 史恵
祥伝社
2002-10


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転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿
転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿
西澤 保彦
講談社
2000-12


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転・送・密・室
西澤 保彦


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