冬季になりますと、クレマチス園からパンジー園へと変わります。

約1,000平方メートルの敷地に様々な種類のパンジーを展示しております。
春先まで楽しんでいただけるよう、努力していきます。
パンジー園は屋外ですが、傘をご用意してますので、雨または雪の場合でも見学出来ます。

スミレ科スミレ属に属し、世界の温帯に400種類以上が分布しています。育種の歴史は、17世紀には野生種(Viola tricolorなど)を園芸的に栽培していたことが記録で残っています。ちなみに「パンジー」という名前はパンセ(考える)というフランス語から。
また、交雑種であるパンジーの学名はViola x wittrockianaです。これは、スウェーデンのビオラ学者Wittrock氏にちなんで名付けられました。

そこで、冬にも花が楽しめるパンジーを実現させたのがLRシリーズです。
LRシリーズは、低温を必要としないことはもちろん、短日条件下でも花を咲かせます。LRシリーズの出現によって‘パンジーは秋から冬を通して
春まで、3シーズン楽しむ花’となりました。ちなみにLRとはロングラン(Long Run)の略で長期間開花する特性を表しています。

ちょっと前のパンジーは秋と春の2シーズン楽しむ花’

パンジー園
パンジーの歴史