ＥＲＩＡを支援する超党派議員連盟（会長二階俊博・総務会長）はＥＲＩＡ加盟国訪問団を結成し、5月3日～7日の日程でインドネシア、シンガポール、フィリピン、（1班）を訪問した。

林幹雄衆議院議員も１班に参加した。議連訪問団メンバーは

＜第１班＞二階俊博（自民）林幹雄（自民）赤羽一嘉（公明）田中和徳（自民）山口壮（自民）伊藤忠彦（自民）の各衆院議員と一般参加者２５名。

＜第２班＞増子輝彦（民主）真嶋正行（民主）藤末健二（民主）の各参院議員と一般参加者７名。

５月３日（日）はジャカルタのホテルにてＥＲＩＡレセプションが行われ、日本酒の鏡開きで盛りあげ、その後谷崎駐インドネシア大使公邸にて活躍中のＪＴＫ（ジャカルタ）４８の５人のメンバーと歓談。

翌４日（月）は「ＥＲＩＡ・ＯＥＣＤのＭＯＵ締結１周年記念シンポジュウム」が開催され、二階会長が基調講演をし、ＥＲＩＡ本部（ジャカルタ）を訪問して記念植樹をした。その間にジョコ大統領、カッラ副大統領、ジャリル経済担当調整大臣、レトノ外務大臣、ギナンジャール大統領諮問会議委員と相次いで会談。特にジョコ大統領は二階国土強靭化調査会長提唱の「世界津波の日」（１１月５日）の制定に賛同し、協力することを表明した。

５日（火）はシンガポールにてＩＲ（統合型リゾート）のリゾート・ワールド・セントーサを視察し、６日（水）はフィリピンマニラにてフィリピン・日本友好議連会長のドリロン上院議長と会談し、フィリピン日本人商工会議所（天野会頭）役員らと意見交換した。林衆議院議員は日程の関係でビナイ副大統領やデル・ロサリオ外務大臣との会談には出席せず、帰国した。林衆議院議員は「駆け足の訪問できつい日程であったが、内容のある議員外交、議員交流ができた。この様なことの積み重ね、続けることが大事だと思う」と語った。