林もとお活動報告

【エルサルバドルの大統領就任式】

5月30日(金)、林幹雄衆議院議員はエルサルバドルの大統領就任式に出席のため、政府派遣の特派大使として出発した。早速翌31日(土)午前、サンチェス・セレン エルサルバドル新大統領と会談。マルティネス新外務大臣も同席した。冒頭、大統領就任をお祝いし、安倍総理の親書を手渡した。林特派大使はエルサルバドルとはこれまで経済協力や国際場裡の協力を通じ友好関係を発展させてきた。サンチェス政権とも友好協力関係が一層強化されることを期待すると発言。サンチェス大統領は就任式に特派大使の出席と、安倍総理からの親書に感謝。エルサルバドルは経済協力のみならず、教育、インフラ整備、東部開発支援など日本の協力に感謝の意を表する。国際場裡でも引き続き日本と協力し、特に安保理での日本の理事国入りを支持していきたいと述べた。林特派大使は『サンンチェス大統領は非常に親日的であり、温厚で誠実な人柄だと思う。併せて、国をリードする情熱というか、秘めたる闘志を感じた』と語る。

その後、田良原大使公邸にてJICA、青年海外協力隊と昼食会を行ない意見交換した。立原JICAエルサルバドル事務所長から、メンバーはボランティアでホームステイをして活動しており、エルサルバドルの各方面から本当に感謝されている旨の報告があった。

サンチェス新大統領に親書を渡す林代議士 会談の様子

サンチェス新大統領に親書を渡す林代議士

会談の様子

(左からマルティネス新外務大臣、サンチェス新大統領、

林代議士、田良原大使)

6月1日(日)、大統領就任式が国際見本市会場で盛大に行なわれ、林特派大使は各国の元首らと共に来賓として出席した。レジェス国会議長が司会進行役を務め粛々と式典は進み、サンチェス・オルティス正副大統領が宣誓をし、サンチェス大統領の演説で会場は最高潮に。大統領は経済発展、雇用、教育、治安、防災に国民と共に取り組む決意を表明し、約50分間気合いの入った演説を行なった。式典後大統領官邸にて午餐会が催され、林特派大使は各国元首らと共に招かれ、サンチェス大統領、レジェス国会議長と歓談した。

大統領就任式(国際見本市場にて)

大統領就任式(国際見本市場にて)

6月2日(月)、レジェス国会議長、マルティネス公共事業大臣、ゲバラFMLN党国会議員団長らを田良原大使公邸に招き、林特派大使と昼食を共にしながら意見交換をした。いずれも親日家で日本には心から感謝をしている。今後も一層の協力をお願いしたい旨、安倍総理にお伝えくださいとの伝言があった。特にマルティネス大臣からはできるだけ早期に大統領の訪日を実現したいので、宜しくお願いしたいとの要望があった。午後、中米大学(UCA)を訪ね日本の防災技術、対策に取り組む学生らと懇談した。

サンチェス新大統領に親書を渡す林代議士 会談の様子

左から田良原大使、マルティネス公共事業大臣

レジェス国会議長、林代議士、ゲバラ議員団長らと

(田良原大使公邸にて)

日本の技術を学ぶ学生らと

(中米大学にて)

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