林もとお活動報告

【自民党成田国際空港促進議員連盟、国土交通大臣に決議提出】

3月12日(水)自民党成田国際空港促進議員連盟(会長 二階俊博元運輸大臣、幹事長 林幹雄元国家公安委員長)は、太田昭宏国土交通大臣を訪ね5項目にわたる『決議』を手渡した。成田空港議連は2020年開催の東京オリンピック、パラリンピックに向けての対応、及び、その後のハブ空港として“世界のナリタ”への対策のため、昨年11月から勉強会を開始した。

第1回は現状、及び、課題、国側の取り組みとして、国土交通省航空局、道路局、鉄道局、自動車局からのヒアリング、次いで学識経験者からの意見聴取として、山内弘隆一橋大学大学院教授、高橋基㈱大和総研専務、黒野匤彦(財)運輸政策研究機構会長から。

第3回が観光関係者からとして久保成人観光庁長官、菊間潤吾(社)日本旅行業協会会長、近藤幸二(社)全国旅行業協会副会長から。

第4回は航空会社からとしてスターアライアンス篠辺修全日本空輸㈱社長、ワンワールド植木義晴日本航空㈱社長、スカイチーム崔晶皓㈱大韓航空日本地域主部長から。

第5回は地元関係者からとして、諸橋省明千葉県副知事、小泉一成成田市長、夏目誠成田国際空港㈱社長から意見聴取した。

3月11日(土)空港議連は下記の通り決議をとりまとめた。

決議

昨年、訪日外国人旅行者数が1000万人を超え、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定した。今後もさらに訪日外国人旅行者の増加が見込まれるが、日本経済再生のためにも、日本の中心的な玄関口である成田空港の役割は益々重要になる。一方で、諸外国とのハブ空港間競争は益々激化しており、成田空港のさらなる機能強化は喫緊の課題である。そのため、以下の事項について決議し、政府をはじめ関係者に前向きな取り組みを要請することとする。

  1. 空港容量を拡大し、アジアのハブ空港としての地位を確立するため、第三滑走路の増設や、夜間飛行制限の見直しなどに取り組むこと。また、千葉県をはじめ地域の関係者もこれらに積極的に取り組むこと。
  2. 国際・国内の航空ネットワークの拡充を図るとともに、国際線相互間の乗継旅客の受入強化のため空港内の利便性向上につとめること。
  3. 都心とのアクセス利便性を向上させるため、圏央道や北千葉道路、都心直結線(鉄道)の整備推進を早期に図るとともに、鉄道やバスの利便性向上に取り組むこと。
  4. 成田空港を活用した地域振興を図るため、空港での農産品等の販売・宣伝、乗継旅客を対象とした一時入国の容易化や周辺地域への農業観光の振興、トイレの近代化に関係者あげて協力するなど、周辺農村地域の活性化、観光の促進等空港周辺地域の飛躍的発展を図ること。
  5. 災害時における空港機能の確保のための交通アクセス関係者との緊密な連携を図るとともに、滞留者の支援のための十分な備えを確保するなど、成田空港の強靭化を図ること。

平成26年3月12日

自由民主党 成田国際空港推進議員連盟

会長

二階俊博

顧問

大島理森

副会長

森英介 佐田玄一郎 河村建夫

幹事長

林幹雄

事務局長

梶山弘志

事務局次長

小林鷹之

常任幹事

佐藤勉 遠藤利明 浜田靖一 松野博一 石井準一

猪口邦子 秋葉賢也 石田真敏 三ツ矢憲生 秋本真利

櫻田義孝 小田原潔 白須賀貴樹 土屋正忠 齋藤健

三ツ林裕巳 渡辺博道 門博文

国土交通大臣

太田 昭宏 殿

成田国際空港推進議員連盟

決議を手交する太田大臣(大臣室にて) 空港議連勉強会(党本部にて)

決議を手交する太田大臣(大臣室にて)

空港議連勉強会(党本部にて)

Close Window