【利根川治水同盟治水大会

 

8月3日(金)
第63回利根川治水同盟治水大会が、茨城県龍ヶ崎市文化会館大ホールで開催。利根川治水同盟会長の林幹雄衆議院議員は「本同盟は昭和22年9月のカスリーン台風(2日間で関東地方の年間総雨量の約4分の1の豪雨を降らせた戦後最大級の雨台風)による甚大な被災を契機に発足した。以来1都5県の利根川流域住民3千万人の悲願である“水害の防止と豊かな水資源の確保”を目指し毎年各地で治水大会を開催。また流域の治水、利水、環境事業の早期実現に向け、国会及び政府機関に要望活動を行ってきた。(中略)近年、地球温暖化の影響ともいわれる局地的、猛烈な豪雨により各地で浸水被害や土砂災害が多発。去る7月11日から記録的な大雨が九州を襲い河川の氾濫や土石流が発生し、熊本県、大分県、福岡県で30名を越える尊い命が犠牲となった。このように台風の大型化や集中豪雨、更には発生が懸念される首都直下型地震など、より一層万全な治水対策を推進することが強く求められています。関係機関に対し積極的な取り組みを要請して参るので皆様方の温かいご支援、ご協力をお願いいたします。」と挨拶。大会では大会宣言と大会決議を採択して閉会した。
尚大会に先立ち揮毫(林会長書“利根”)の贈呈式が行なわれ、林会長から大会主催市の中山龍ヶ崎市長へ手渡された。  

揮毫贈呈記念 大会で挨拶する林会長
(龍ヶ崎市文化会館にて)