【森田実氏被災地視察】

　政治評論家の森田実氏から「この度の大震災の被災地旭市、神栖市を是非訪問視察したい」との要望を受け、４月９日（土）林幹雄代議士が同行し、実現した。
まず、明智忠直旭市長の案内で旭市飯岡地区の津波災害現場（死者１３名、不明者２名、住宅全半壊７６２戸＝４／８現在）を視察。次いで西條昌良茨城県議会議員の案内で神栖市の鹿島石油化学コンビナート（鹿島港の岸壁崩壊）、鰐川浄水場（神栖市上水道５０％断水＝４／８現在）、潮来市日出地区の液状化の激しい災害現場を視察。
最後に遠藤澄夫千葉県議会議員の案内で香取市香北土地改良区管内の稲作耕地（配水管の亀裂（推定100ｹ所以上）の為、作付け（田植え）不能耕地（約2,200ｈa）、小野川河口部の液状化現場を視察した。
林代議士は「原発事故による野菜、魚などの対策を早急に検討しなければならない」と語った。
森田氏は「津波対策と同時に、液状化対策＝埋め立て工法の見直しや新技術開発を進めなければならない。また鹿島港、コンビナートの早期復旧を急がねば、わが国経済に影響する」と話している。