【すもう（東庄町笹川小）視察】

　大相撲の元横綱、貴乃花親方が、６月１０日東庄町立笹川小学校を訪れ、同校内相撲大会や相撲体操を見学した。これは同校卒業の林幹雄代議士が俳優の杉良太郎氏に相談し、実現したもので、全校児童を前に貴乃花親方は「足腰を鍛えることは相撲の基本。この学校で相撲体操したことを忘れないで下さい。」と激励した。また同校の横綱になった６年生の岩井圭己君にメダルとトロフィーを手渡した。

　また同日（６月１０日）東庄町制施行５５周年記念として、文化講演会が、笹川小学校体育館で開催され、俳優、歌手の杉良太郎さんが講師に招かれ、１時間に亘り講演した。実行委員会顧問の林幹雄代議士は「町政５５年記念講演会を５０年前（昭和３４年）卒業した母校でしかも杉良太郎さんに講師を快く受けて頂き、感激。本日は俳優、歌手の杉さんではなく、特別矯正官、ベトナム日本特別大使、福祉の杉良太郎さんの生の声を聞いて。」と挨拶。杉さんは刑務所の慰問、原爆被爆者施設の慰問、そしてベトナムでの盲人学校援助等々の実話をエピソードを交えて語り、「福祉とボランティアは口先だけではダメ。お金のある人はお金を。時間のある人は時間を。どちらもない人は理解をして下さい。」と福祉の基本を訴えた。