【イタリア中部地震被災者への義援金を駐日イタリア大使に手渡す】


  イタリア中部で4月6日未明(日本時間同国午前)に発生した大規模地震を受け、日伊友好議員連盟会長小坂憲次衆院議院運営委員長と日伊友好議員連盟幹事長林幹雄幹事長代理は7日、東京・三田のイタリア大使館を訪れ、日伊友好議員連盟のメンバーから寄せられた義援金をヴィンチェンツォ・ペトローネ大使に手渡した。
 小坂委員長は「犠牲になられた方に哀悼の意を表します。被災された方に心からお見舞いを申し上げるとともに、行方不明となっている方の早期発見に日本としてできることがあれば全力で支援したい」と述べた。
 これに対し、ペトローネ大使は「イタリア政府・国民を代表して心から感謝する。早速、上院と下院の議長に報告する」と謝意を表した。現地報道によると、この地震による犠牲者は同日未明現在で少なくとも150人以上、行方不明者は250人以上に上っており、現在も警察・消防当局が懸命に捜索活動を続けている。また、外務省によると邦人の被害はこれまでに報告されていない。

義援金を手渡す小坂運営院長と林幹事長代理