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【ベトナム、ラオス、カンボジア訪問議員団のメンバーとして
                     ASEAN3ヶ国を訪問】
 武部勤会長、岸田文雄幹事長、林幹雄事務局長、篠田陽介・平将明事務局次長と
 議連の秋葉賢也・近藤三津枝各代議士が参加。


林代議士はベトナム、ラオス、カンボジア訪問議員団(団長武部前自民党幹事長)のメンバーとして8月12日〜18日の日程でASEAN3ヶ国を訪問し、精力的に議員外交を展開しました。
ベトナム社会主義共和国(8/12〜14)では日本、ベトナム友好議員連盟の武部勤会長、岸田文雄幹事長、林幹雄事務局長、篠田陽介・平将明事務局次長と議連の秋葉賢也・近藤三津枝各代議士が参加。
グエン・タン・ズン首相、ノン・ドゥック・マイン共産党書記長、グエン・フー・チョン国会議長、チャン・ディン・ホアン越日友好議員連盟会長、グエン・ティエン・ニャン副首相兼教育大臣等と会談。いずれもODA支援など我が国に対して謝意があり、議連としても「戦略的パートナーとして両国間の更なる発展のため尽力する。」また「要請の3案件(高速鉄道、高速道路、ハイテクパーク)は議連にプロジェクトチームを発足させ、よく研究、貢献したい。」と友好的に終始しました。
また、会談の合間をぬって、ODA援助の「江河橋建設」「国立衛生疫学研究所(NIHE)」など視察しました。

ズン首相

チョン国会議長

マイン書記長

ラオス人民民主共和国(8/14〜16)には、武部・林・秋葉代議士に冨岡勉代議士が加わり、ブアソーン首相、トンルン副首相兼外相、トンシン国民議会議長、チュアン内閣官房大臣と会談。わが国に対し大変好意的で、ODA支援については特に感謝され、「ODAの拡充など経済協力を進め、二国間関係を拡大させるためにも議員交流、特にメコン地域の議員外交を展開する必要がある。」と意見が一致しました。
ODA支援のビエンチャン1号線の整備状況や看護士養成学校での教育現場の視察をしました。また、世界遺産のルアンパバーンを訪れ、早朝6時の托鉢の実体験、そして、ブンファン県知事と意見交換をしました。

ブアソーン首相と会談

ブンファン知事らと(ルアンパバーン)

托鉢体験

カンボジア王国(8/16〜18)では、チア・シム上院議長、ヘン・サムリン国民議会議長、フンセン首相と会談。ベトナム、ラオス同様大変親日的で、心温まる歓迎を受けました。
特にフンセン首相は、ベトナム・ラオス・カンボジアのメコン地域の経済発展のための協力を要請。また自らの政治姿勢は「国民のため」を基本とし、1.政党強化 2.連立問題 3.王室対応 4.アセアン重視(外交)の持論を経験も含め力説。予定時間を1時間余りオーバーする熱情あふれる有意義な会談でした。
翌8月17日、シェムリアップへ飛び、中川早稲田大学教授(JSA団長)の案内により世界遺産で有名なアンコールワット、アンコールトムの遺跡修復現場を視察しました。

ヘン・サムリン国民議会議長と会談 フンセン首相
世界遺産アンコールワットにて アンコールトム内バイヨン遺跡修復現場

ASEAN三ヶ国を訪問して林代議士は「ベトナム、ラオス、カンボジア三国いずれも親日的で温かく歓迎していただきました。特に政府開発援助(ODA)に関して『日本は条件を付けない。約束した事は必ず実行する。そして資金援助や技術援助だけでなく、労働に対する取り組み方についても大変勉強になる』と心から感謝しておりました。
今後も政府間はもとより、議員間、民間企業、交流を進め、とりわけ海外青年協力隊の充実やASEAN三国の青少年の受け入れ事業を拡大強化する必要があると思う。」と語った。