Turkey
 朝食を食べに屋上のテラスに行くと,例の客引きの兄ちゃんが,「ブレック
ファースト?フィニッシュ!」とか言う。うっそ,まだ8時だぜ。それに,そこ
で4人組が食ってんじゃん。材料切れか?としょげしょげ帰ろうとすると,あ
わてて呼び止め,飛びついてくる。例のトルキッシュジョークである。根が
純粋な僕はすぐにだまされてしまう。とにかく,からみたがりの割といい兄
ちゃんで,僕はけっこう好きだった。
 今日は波がわりと静かで天気も最高、。泳ぎ日和だと血がさわぐが,アン
タルヤまで行くつもりなので,時間的に微妙なライン。バスはさくっとあった
のだが,道は海岸線のクネクネ道。地中海のパノラマは最高だけど,しょっ
ちゅう休憩とったりするので,結局アンタルヤに着いたのは2時。巨大なオ
トガルで,なんとか中心街行きのバスを見つける。今日はまっすぐガイドブッ
クにあったペンションへ。なんでも日本人宿らしい。どっちかつーと日本人は
避ける傾向にある僕ですが,こういうのも経験しとこっかなと。というか飢え
ていた,日本人に。ドミ4ドル,シングル8ドルで,ドミに即決。部屋には日本
人らしき1人分の荷物があった。
 街をプラプラしてると公園に到着。そこから見下ろす埠頭で数人パシャパ
シャ泳いでるのが見えた!日差しはまだキツイ。何時だ?近くのトルコ人に
きくと3時(パムッカレの温泉プールで時計が壊れちゃったので,もっぱら公
共のものと,通りすがりの人の時計を利用。買ってもよかったが,なかったら
なかったで楽しいかなと。単にケチでなまくらという意見もあるが) まだイケ
るか?いそいで宿に海パン取りにもどって,旧市街を埠頭まで駆け下りる。
そこでは,ハダカの少年がガタガタ震えて,「チョク ソーウク(めっちゃさみー
よ)!」と言っており,イスタンブル在住というオッサンが「チョク ギュゼル
(最高です)!」と元気にバシャバシャ泳いでいた。少年とその仲間のガキン
チョはやめとけみたいに言うが,こりゃいくしかなかろう。水は思ったより冷た
くなく,わりとスイスイいける。底の方に貝がらなんかが落ちていて,5,6個
潜って拾う。子供らにあげると妙に喜んで,まだ行って拾って来いという。自
分らで行けっつーの。俺より若いんだし。ヘタレ少年はチーキョフテ売りだった
ので,それを食いながらオッサンや子供らと話して体をかわかす。ここの海
キレイだし,わりとおもしろいかも。旧市街に迷いながら宿に帰ると,宿のオジ
サンと日本人のお姉さんが話をしていた。このエルさん(宿の),普通に日本
語をあやつる。さすが日本人宿,おそるべし。お姉さんは京都精華大の人で
世界の狭さを実感。さらに相部屋の日本人男性なんかもやってきて話すが,
そこはもう,断じてトルコという空間ではなかった。腹が減ったので,一人で
メシを食いに行く。アンタルヤかなりの都会で,けっこう高つくかとも思ったが,
そんなでもなく。けっこう好きかもアンタルヤ。
 宿の中庭でハガキなんかを書いてると,日本人のカップル登場。男性(シュウ
さん)は,けっこうトルコに卓越してる感じだった。そして,彼は遊びにきていた
トルコ人とバックギャモンというゲームをやり始める。このゲーム今までいたる
ところで目にしてきたが,なにをやってるのかさっぱりわからず。ようやく教えて
もらってスゴロクみたいもんだということがわかる。解説してもらいながら,しば
らく眺めていると,大体のルールがわかってきた。シュウさんとトルコ兄さんは
かっなり白熱してやっていた。マルボロがかかっているらしい。今度機会があっ
たらやってみようと思う。