潮汐・海流について

潮汐(ちょうせき)について
 潮汐という言葉を聞いたことがありますか?この耳慣れない言葉の正体は潮の満ち引き、海面レベルの変化を総称したものです。風浪や津波などに起因しない海面のレベルで、月や太陽の引力、気象(気圧)の変化によるものです。
 一般的には、1日4回の潮差と、それが約2週間単位で変化する割合がかわるものとがあります。
 1日の内に起こる変化が、「満潮、干潮」です。そして2週間単位で起こる変化を、「大潮や小潮」などと呼びます。

 まず、潮が満ちていき最高レベルに達するところを満潮と言い、最低レベルになるところを干潮という。普通1日に4回起こるが、1日2回,3回という日もある。気象庁で発表している干満の基準は、発表港の平均海面から17.8センチ下方を0としたレベルであり、その時間を干満時刻としている。
 つぎに「大潮、小潮」だが、月と太陽が同じ側に並ぶとか、地球を中心に一直線上になる満月や、新月の前後に干満の差が大きくなる大潮と呼び、月と太陽が直角方向に向く上弦の月や、下弦の月の時に潮の干満の差が小さい小潮になる。
 1年で一番大きな潮汐があるのは、春分と秋分の頃である。そして言うまでもないが、直江津付近を含む日本海側での1日の干満差は、せいぜい30センチ程度である。

 しかし、干潮時間なのにいつも顔を出す島が見えないときがある。これは、水面レベル自体が高いときに起こり、潮位表によって大まかなところは予測できる。


海流について
 日本海のここ新潟付近を支配する海流は、黒潮から分流した、対馬海流という暖流である。流速は平均3ノット程度とされ、その流れは佐渡海峡にも川のような流れを作り出していて、時として磯近くに影響を及ぼすこともある。
 ロシアタンカーの重油流出事故の油も、この海流に運ばれてきたのである。