地震の発生時・・・ふぐ田は・・・
平成16年10月23日17時56分・・・新潟県中越地震が発生した。
その日ふぐ田は、休んだ人の替わりに久々の一人夜勤を行っていた・・・。
18時の仕事の報告準備が整い、18時のニュ−スのチェックにテレビを着けにむかっていたときに地震が発生した。
日頃から地震には敏感なので、はじめの縦揺れで「地震だ!」と感じた。と、とたんに激しい横揺れ!!
鉄筋の建物が音をたてて激しく揺れ始めた。とっさに動けなかった!!なすがまま揺れに耐えるしかなかった。
30秒くらいだろうか?もっと短かったかもしれないが、長く揺れていたように感じた。
けたたましい警報音で我に返った!
急いで震度計の数字を見て目を疑った?!・・・「震度5弱」・・・えっ!
1964年の新潟地震の時でも高田は「震度4」だった。それよりも激しい揺れだったのだ。
パニックになっりつつある自分を落ち着けながら、業務についた・・・。
後で聞いた話だが、能生や筒石の港では、地震発生と同時に港内で作業や釣りをしている人に注意放送を
行ったと聞いた。しかし、そのまま釣りを続けた人も居たという。
もし、津波が現実のものになったとき、沢山の人に迷惑がかかる。釣り人は、そんなマナ−も忘れてはいけない。
地震の予知について・・・
残念ながら、この科学が発達した21世紀になっても、地震の正確な予知は可能となっていない。
雑誌なんかで、おもしろおかしく「当誌は予測していた・・・」とか「当誌は何年も前から・・・」などと書いているが、
実際何月何日に起こる!!と断言したものはほとんど見たことがないし、あっても当たったためしがない。
全部後での検証報告をあたかも予測していたかのように書いているだけだ。
実際、気象庁が唯一予知を行う「東海地震」についても、仮に予知できても、せいぜい「2〜3日以内」といった程度!
情報を出してすぐに地震が発生するかもしれないし、逆に発生しないかもしれないのだ。
東海地震のように、プレートの境界で起こる地震は、比較的前兆現象がとらえやすいと言われている。
逆に、新潟県中越地震や兵庫県南部地震のように、活断層に起因する地震は予知が難しい。
いずれにしろ、これから50年以内に新潟のどこかの断層がマグニチュ−ド7クラスの地震を起こすことは確実である。
また、2〜3年内には大地震が必ず起きる・・・、くらいの予知なら、学者でなくともふぐ田でもできる。
だから、この程度の予測は予知とは言えない!?
本当に予知できるなら、「2〜3日内にどこどこを震源とし大地震が起こる」と、気象庁並の予知をしてほしいものだ。
余震について・・・
余震の性質には、つぎのようなことがあげられる。
・余震の数は、規模が大きい余震ほど数は少なく、規模の小さい余震の数は多くなる。
・余震の数は、本震直後に多く、時間とともに少なくなる。
・最大余震のマグニチュ−ドは、平均すると本震の1程度小さい。
・最大余震が発生する時期は、本震から7日〜10日以内が多い。
このように、大きな地震を感じたら、余震の確率が高いことを認識してください。
津波について・・・
さて、釣り人にとって一番気になるのが「地震」の後の「津波」である。
この「ツナミ」は国際用語なので、外国に行っても「津波」は「tsunami」である。
では、どうしたらいいのだろう。
答えは簡単・・・。
すぐ逃げるである。
とは言っても、釣り道具を置いて逃げることはなかなかできるものではない。
もし、津波が来なかったら取りに行けばよい。まずは、高いところに逃げることです。
本当に「津波」が来たら、釣り道具くらい安いものだ。釣り道具は、いとう釣具店で買えても、命は買えないのだ。
さて、ラジオ等の情報で地震の発生を知った場合(釣り場があまり揺れないとき)はどうしたらよいか?
やはり、すぐ逃げるにこしたことは無いが、強い揺れの時よりは何が何でも・・・と、言うことはない。
ラジオにて情報が入った場合は、参考にすればよい。
なお、震源がすぐにわかった場合は、
「震源が内陸の場合、津波の発生は無い」「海の場合は津波に注意」と覚えておいて下さい。
津波の特徴として・・・、
・津波は繰り返し襲ってくる。津波警報・注意報解除までは海岸に近づかない。
津波の怖さの知らない人は、興味本意で津波を見に行こうとします。しかし、これまでにも
そのような人が津波の犠牲となることが多々ありました。
・湾や入り江などては、収束などの効果も加わり、局所的に津波が高くなります。
また、津波は必ずしも「引き潮」から始まる津波ばかりではありません。引き潮が無いから「津波が無い」と
判断するのは非常に危険です。インド洋スマトラ島西方沖で起こった大地震でも、突然海が盛り上がる
映像が全世界に流されました。
・津波は想像以上のすさまじい破壊力をもっています。
・海岸付近では突然高くなる。
・津波は台風や冬のうねりと違い、波長が長いです。
津波の早さについて・・・
津波は、深い海では早く伝わり、浅い海では速度が遅くなる性質があります。
水深による津波の早さは、次の通りです。
水深5000メートル 時速800km ジェット機並の早さ
500メートル 時速250km 新幹線並の早さ
100メートル 時速110km 在来線の特急電車並の早さ
10メートル 時速 36km(秒速10m) 自転車の速くこいだくらいの速度
と、なります。
どんなに足の速い人でも、津波が見えてからでは逃げ切れません。
津波とうねりのパワ−の違い・・・
津波のパワーは、すさまじいものがあります。
台風などのうねりでさえ、家屋を壊し漁船をひっくり返す力がありますが、その何十倍ものパワーがあります。
津波注意報が50センチの津波を予想したときに発令されますが、25センチの津波でも家を壊し、
人間を海に引きずり込む力を持っています。
津波は、うねりの何十倍から何千倍の波長があり、同時に質量もあるので、その力ははかりしれません。
イメージとしては、うねりは「ざぶ〜ん」とかかって終わりですが、津波は川が増水しながら押し寄せる感じです。
津波の情報について・・・
その昔は、津波の予報を何々区としていましたが、「わかりづらい」などの理由から、各地名が平成11年から
使用されるようになりました。
ちなみに、直江津海岸は「新潟県上中下越」となります。昔は「6区」でした。6区と言われてもピンとこないですよね。
津波予報の種類は、以下の3種類です。
津波警報(大津波) 3m以上の津波を予想した場合に発表される。
津波警報(津波) 1m・2mの津波を予想した場合に発表される。
津波注意報(津波注意) 0.5mの津波を予想した場合に発表される。
いずれにしても、即逃げるか゜大切です。
地震・津波についてもっと解りやすく・詳しく知りたい方は、下記のページへ!!
国土交通省・河川局 津波防災のために・・・
http://www.mlit.go.jp/river/kaigandukuri/tsunamibousai/index.html
地震調査研究推進本部 地球キッズ探検隊 地震の謎にせまる・・・
http://www.jishin.go.jp/kids/index2.html