桜が舞っていた。
桃色の花弁を振りまきながら、絶え間なく振り続ける雪のように。
幾重もの枝を揺らしながら、風と戯れる妖精のように。
そして―――もはや「ヒト」ではなくなったボクの記憶を、その鮮やかな色で塗り潰していくかのように。
ふと目を覚ましたボクの視界の先で、桜はただ舞っていた。
もうどれほどの時が流れたのかすら分からない。
彼らがどうなったのかすら知り得ない。
自分がまだ存在しているのかどうかすら判別できない。
果てしない悠久の中で、ボクの視界に入るのは・・・咲き誇る、無数の桜だけ。
だけど、これで良かったんだとさえ思える。
ボクは、確かに幸せだったのだから。
叶わない夢を見続け、現実となった夢を過ごし、そして暴走する夢に終止符を打つ。
それは、最初からわかっていたことだった。
それでも、覚めようとしていた夢を無理やりに見続け、島の住民を危険に晒してまでボクが望んだ独り善がりの幸せは、確かにそこに在ったのだから。
さあ、また眠ろうか。次の目覚めは、いつになるのか分からないけれど。
もしかしたら、二度と覚めない眠りになるのかもしれないけれど。
ボクはずっとここで、キミたちの幸せを願っているから。
かつては願いを叶える木として知られたこの場所で、ずっとずっと願い続けているから。
だから―――。
「おやすみなさい・・・」
ボクは何の躊躇いもなく、そっと意識を閉ざした。
D.C.U〜ダ・カーポU〜 SS
「家族愛」
Written by 雅輝
桜が舞っていた。
春という季節に相応しい満開の桜木から、絶え間なく桜の花弁が降り注ぐ。
「弟くん・・・そろそろ、帰ろうか」
「・・・ああ」
堂々と咲き誇る、島で一番の大樹の下で、若い男女が二人。
桜内義之と朝倉音姫は、時々こうしてここに足を運んでは、ただボンヤリと桜を眺める時間を過ごしていた。
その理由は、母のような存在がその場所にいるからに他ならない。
「・・・また来るよ、母さん」
最後にそう桜の木に向かって告げ、義之はその幹に背を向け歩き出す。
何かに必死に堪えるようなその背中に、音姫もまた悲しげに表情を揺らし、しかし何も言わず静かに付いていった。
晩御飯の材料を調達するために、二人は家へと帰る前に商店街に寄っていた。
いつまでも悲しみに引きずられているわけにはいかない。もうあれから、既に何か月も経っているのだから。
ただ、どうしても落ち着かない時は・・・二人して、あの桜木の下で過ごすのが定例となっている。
「今日は何にするの?」
「う〜ん、卵があったはずだから、オムライスでもしよっか。弟くんは、中身のライスはチキンとバター、どっちがいい?」
「そうだなぁ。バターも捨て難いけど、やっぱりチキンライスかな?」
「ふふ、了解。それじゃあ、スーパーにでも行こっか」
自然に手を絡ませ合う二人は、誰が見ても仲睦まじいカップルだ。
実際そうなのだが、ある犠牲の上に成り立っている恋だと考えてしまうと、素直に喜べないのもまた本心であった。
もっとも、それは互いに思っており、しかし相手には勘付かれないように二人とも注意を払っているので、傍目はラブラブカップルという見識で間違いではない。それに、二人とも幸せだと思う気持ちはそれ以上にあるのだ。
「あら?あれって・・・」
「ん?・・・ななかじゃないか」
もう少しでスーパーだというところで、こちらに向かって歩いてくる二つの人影。その内の一つは、義之の同級生にして友達の白河ななかであった。
「あっ、義之くんに音姫先輩。こんにちは〜」
対してななかも気づいたのか、こちらへと駆け寄っていつもの笑顔を見せる。その後ろからは、ななかの連れであろう、老婆と呼ぶには若々しい貴婦人がゆっくりと近づいてきた。
「ななかちゃんの知り合い?」
「うん!あっ、紹介するね。友達の桜内義之くんと、朝倉音姫先輩」
「あっ、どうも」
「こんにちは」
「こっちは、私のお祖母ちゃんのことりお祖母ちゃんだよ」
「ことりです。いつも孫がお世話になっております」
「いえいえ、こちらこそ」
そんなお約束の社交辞令を終えると、ふと気が付いたかのようにことりという名の老婦人は音姫に訊ねた。
「朝倉、音姫ちゃんだったかしら?」
「? はい」
「もしかして、純一君のお孫さん?」
「えっ、お爺ちゃんのことを知ってるんですか!?」
少々の驚きと共に聞き返す音姫に、ことりは穏やかに微笑んだ。
「ええ、もう50年以上前の話だけれどね。純一君とは・・・そうね、ななかちゃんと義之君のような関係だったのよ」
ことりはふと、空を見上げた。まるで去りし遠き日を、回想するかのように。
「へぇ、私も初耳だったなぁ。ねえ、義之君?」
ななかが同意を求めるかのように、義之へと顔を向ける。
しかし彼は真剣に何かを考え込んでいる様子で、数秒後、俯かせていた顔を上げるとことりに向かって口を開いた。
「あの、ことりさん」
「なんでしょう?」
「こんなことをいきなり聞くのもおかしいかもしれませんが・・・純一さんを知っているということは、母さ――芳乃さくらさんのことも知ってるんじゃありませんか?」
その言葉に、音姫もハッと気づいたようにことりを見る。
それでも、ことりの笑みは崩れることはなく、その頬のしわはまた一つ深い笑みによって刻まれていく。
「ええ、もちろん。さくらさんとは、クラスメイトでもあったのよ?」
「そう、ですか・・・。あの」
「その頃の話が聞きたい?」
まるで心を読まれたかのように先を促された義之は、そのままコクリと頷くしかなかった。
「それじゃあ、私たちの家でも行きましょうか。お茶くらい、御馳走するわ」
白河家のリビングに備え付けられていたテーブルには、湯気を燻らせる3つの紅茶が置かれていた。
ことりは静かにそれに口を付けると、少し気遅れしている様子の義之と音姫に無言で笑みを向け、紅茶を促す。
二人は顔を見合わせると同時にチョコンと頭を下げ、おずおずとカップに口を付けた。
「あっ・・・」
「美味しい・・・」
「気に入って頂けたかしら?最近は紅茶に凝っていてね。色々と研究も重ねているのよ」
オホホ、と上品に笑うことりに、二人はようやく緊張も解けて本題を切りだす。
「あの・・・本当にすみません。いきなりお邪魔する形になってしまって・・・」
「しかも、ななか・・・さんにまで気を遣わせてしまったみたいで」
ななかは家に着くなり、「私はお邪魔虫さんみたいだから、自分の部屋にいるね♪」と、返事も待たずに二階へと上がってしまった。
それが彼女なりの気遣いだと分かっている彼らに対して、多少嬉しい気持ちでことりも答える。
「気にしなくていいのよ。あの娘もそういうところはちゃんと分かってる娘だから。・・・大事な話なんでしょ?」
「・・・はい。とはいっても、ことりさんにとってはただの昔話になるかもしれませんが」
音姫はそう言って、微かに苦笑した。
さくらの失踪に関して、島ではあまり大きな騒ぎになっていない。
元々放浪癖のある人だった。なので新しく別の人物が学園の園長に選抜された以外は、基本的に変わったことはない。
なのでことりはさくらがいなくなったことさえ知らないだろうし、ましてやその裏にある「魔法」が関わった事件は、知る由も無いだろう。
そう音姫は思っていたのだが、次のことりの発言で早々にその考えは砕け散った。
「・・・そうでもないわ。なぜなら私も、”ある程度は知っている側の人間”なのですから」
「・・・え?」
「それって・・・」
そんなことりのセリフに、驚きを隠せない義之と音姫。
島で起こっていた数々の不審な原因不明の事件。その背景にあったのは、一本の桜の大樹であった。
そしてそれを知っている人物は、魔法使いである自分たちやその関係者だけと思っていた。しかし、そうではなかった。
「とりあえず、昔話から始めましょうか?」
予想以上の収穫になりそうな話に、義之と音姫はそっと目配せをして同時に頷く。
そんな二人の様子に、ことりはソーサーにカップを静かに置くと、訥々と語り始めた。
「さくらさんは、ある日突然私のクラスに転入してきた帰国子女だった」
「身長は同年代の女の子に比べてもかなり小さな方で、その上碧眼金髪。本当にお人形さんみたいな女の子で、すぐにみんなの人気者になったわ」
「でもね、私はそんな彼女になかなか近づくことができなかった。その全てを見通すような碧い眼が、私の能力まで暴いてしまいそうで怖かったの」
「ことりさんの・・・能力?」
「・・・そう、私があの「魔法の桜」に願って得た能力。相手の心を読む能力よ」
「――っ!」
「その時はまだ、その能力が桜に依るものだってことを知らなくてね。桜が枯れて初めて気づいたの」
「・・・桜が枯れた理由は、ご存じなんですか?」
「さくらさん、でしょう?彼女が枯らしたって・・・わざわざ伝えに来てくれたの」
「彼女は能力が消えて困惑しきっていた私に、こう言ったわ」
”ごめんね。白河さんの能力は、桜の力の副産物だったんだ。それをボクが枯らしたから・・・消えてしまった”
「・・・彼女は、何度も何度も謝って来た。全部ボクのせいだからって。そして明かしてくれたわ。桜を枯らさなければいけなかった理由を」
「枯らさなければいけなかった・・・理由・・・?」
「・・・どうやら、これは知らなかったみたいね。音姫さん。貴女の、お祖母さまに当たる人よ」
「音姉のお祖母さんってことは・・・」
「音夢お祖母ちゃん・・・」
「そう、純一君の妹だった音夢さん。結婚してからは、妻だけどね」
「彼女は、ある病に蝕まれていたの。それは彼女の想いが引き起こした、二律背反の感情を桜が受け止めきれなかった結果だった」
「ずっと症状は治まっていたみたいなんだけど、ある時期から急に体調を崩しちゃってね。でも周りは、もともと微熱持ちだった彼女が学校を休むようになっても、心配はしても特に疑問は持たなかった」
「でもそれは、彼女の純一君への想いが強くなってしまった結果。そしてもうその頃には、彼女の症状は命に関わるほど進んでいたの・・・」
「そんな・・・」
「・・・さくらさんは、最後まで悩んでいたわ。それは彼女自身が桜を大事に思っているからでもあっただろうし、私みたいに桜の魔法に支えられている人も、少なからずいたから」
「けど彼女は、音夢さんが手遅れになる前に決断した。それは幼馴染で親友でもある音夢さんのためでもあったし、彼女がお兄ちゃんと慕っていた純一君のためでもあった」
「お祖父ちゃんのため・・・」
「そう、その頃にはもう純一君と音夢さんは愛し合っていたから。事情を知らなかった純一君も、日に日にやつれていったわ。・・・きっと、さくらさんにはそれが耐えられなかったんでしょうね」
「さくらさんは、純一君のことが好きだったから。それは、私もなんですけどね」
「え?」
「さくらさんが?ことりさんも・・・」
「ええ、でも彼が音夢さんを好きだってことは分かってたから。・・・そういう意味では、私とさくらさんは似た者同士だったのかもしれないわね」
「「・・・」」
「結局そうして桜は枯れて、”初音島の桜”は無くなった。でもそれから50年が過ぎて、また桜が咲き誇った・・・この辺りは、貴方達の方が詳しいのではないかしら?」
「それと、これはあくまでも予想・・・推測なんだけど、今回魔法の桜を枯らしたのは・・・音姫さんね?」
「――っ、何でそれを・・・」
「言ったでしょ。推測だって。魔法使いとしての資質が遺伝によるものなら、貴女も魔法使いなのかしら、と思っただけよ」
「・・・」
「おそらく理由は、島内で起こっていた原因不明の事故や事件。桜が枯れてすぐにピタリと止んだから、もしかしてとは思ってたけど」
「・・・凄いですね、そこまで洞察できるなんて」
「ふふふ。もうこの歳になると暇な時間が多くなって、そんなことを考える時間が増えただけよ」
ことりは一息置くようにまたカップを持ち上げると、視線を音姫に向けてこう尋ねた。
「・・・さて、今度は私から質問を良いかしら?」
「え?あっ、はい」
「さっきも言った通り、私は今回のことについてほとんど知らないわ。全部予想や推測だけだもの」
「だから、教えて欲しいの。今回の事件が起こった経緯や、最近姿を見せなくなったさくらさんが、今どうしているのかを・・・」
音姫は一度、義之と目を合わせた。
どうやら、ことりはさくらがいなくなってしまったことに、薄々だが気づいていたらしい。しかし頼まれたからといって、そう易々と人に話せるものではないのも確かだ。
けれど。それではここまで話してくれた彼女に対して、あまりにも不実ではないだろうか。そして二人とも、彼女には知っておいて欲しいとも思っていた。
「分かりました。少し長くなりますが、良いですか?」
「・・・ええ、もちろん」
そうしてまた、音姫も訥々と語り始めた。
全ての始まり。アメリカ帰りのさくらが、この地に植えた一本の桜。そこから生まれた、桜内義之。
幸せだった日常。しかし、起こり始めた桜のバグによってそれは徐々に変化していく。
島内の原因不明の事故。その背景と原因、解決法。
その解決法の代償。正義の魔法使いとして、その使命を全うした朝倉音姫。
消えゆく義之の命。それを阻止するために、さくらが取った最後の決断。
時々義之も口を挟みながら。事の発端から現在に至るまでを簡潔に話した。
「これで、全てです」
「そう・・・だったの。ごめんなさい、嫌なことを思い出させてしまったみたいで」
「いえ、俺たちも貴女に伝えることができて、良かったと思っています」
義之は心からそう言って、ペコリと頭を下げた。
「こちらこそ、ありがとう。・・・ねえ、二人とも」
「「はい」」
「・・・いえ、貴方たちなら大丈夫そうね。野暮なことを言うのは止めましょう」
いつの間にか、三人のカップは空になっていた。お代わりを淹れようとすることりを制し、義之たちは席を立つ。
「ありがとうございました、ことりさん。ようやくこれで、ふっ切れそうです」
「また、公園の桜にもいらしてください。きっと、さくらさんも喜びますから」
「ええ、是非そうさせて頂くわ」
最後にもう一度だけ頭を下げて、義之と音姫は静かに白河邸を後にした。
「・・・本当に、いい子たちね」
リビングに一人残ったことりは、自分用に淹れた二杯目の紅茶を飲みながら呟く。
「純一君、音夢さん。そして、さくらさん。・・・あの子たちなら、きっと大丈夫ですよ」
窓から見える突き抜けるような青空を眺めつつ、彼女は友人たちに万感の思いを込めてそう告げた。
「・・・なあ、音姉」
「なに?」
その翌日。二人はまた桜の大樹へと足を運んでいた。しかし、昨日とはまた違う思いで。
義之はそっと手を幹に掛ける。両の掌を当てて、スッと瞳を閉じた。
「俺たちの想いも、こうすればさくらさんに届くかな?」
「・・・うん、きっと届くよ。私たちの想いが同じなら、きっと・・・」
そう言って、音姫も義之と同じように幹の両手を当てる。義之とは幹を挟んで反対側に回り込み、同じく瞳を閉じる。
「・・・俺たちは、さくらさんから奇跡みたいな幸せを受け取った」
「うん」
「だったら、今度は俺たちが奇跡を起こそう。俺たちは正義の魔法使い。人一人幸せに出来ないようじゃ、その名前は名乗れない」
「・・・そうだね。今度は、私たちの番だよね」
昨日、初めて知ったさくらの過去。彼女は魔法使いとしての使命をずっと果たし続け、その過程で願ったささやかな幸せの代償さえも、その小さな体に背負っていなくなってしまった。
そんな彼女に救いを与えられるのは、同じく魔法使いである自分たちだけなのではないか。
「「・・・」」
二人の心が重なり合ったかのように、互いに無言の時が過ぎる。
そんな静寂の中で、二人はただひたすら祈っていた。
『どうかさくらさんにも、幸せだと思える人生を・・・』
『どうか母さんにも、幸せだと思える時間を・・・』
『『どうか、有り余るくらいの幸福を・・・』』
その時、彼らが知らない場所で、桜の一部が淡く輝いていた。
二人はきっと、気づかないだろう。彼らの重なった想いが、一つの小さな奇跡を引き起こしていたことに。
「・・・あ、れ?」
二度と目覚めることはないと思っていたボクの視界には、どこかの街並みが映し出されていた。
桜の中ではない、現実の世界。まるでヨーロッパのような景観に、ボクは呆然としたまま立ちすくむ。
なぜ、こんな場所にいるのだろう。桜はいったい、どうなってしまったのだろう。
あの桜を開発したボクにも分からない現象。ただ分かっているのは、ボクの体内に常に感じていた――分かりやすく言うなら魔力のようなものが綺麗サッパリ無くなっていたことだ。
そしてボク自身は黒いローブを羽織って、まるで物語に出てくる魔法使いのような格好をしている。
「・・・とりあえず、帰ろうか」
現状の確認も覚束ないまま、最初に頭に浮かんだのは義之くんを含めた家族のことだった。
「おねえさん」
さて、行こう。そう思い歩き出そうとしたボクの後ろから、妙な既視感を覚える金髪の女の子が話しかけてきた。
「はい、コレ。あげる」
思わず受け取ったそれは、白い花。それに一瞬視線を向けている内に、いつの間にか女の子は目の前からいなくなっていて。
「これって・・・」
受け取った花の名前をようやく思い出し、その花言葉にボクの口元は思わず緩んでしまっていた。
まったく、偶然にしては出来過ぎじゃないだろうか。
ボクの手にしている花は、「セージ」。
花言葉は――――――家族愛。
後書き
ようやく書き上がりました。333333HIT記念、リクエスト作品です〜^^
今回のリクエストは、「音姫ルート後のさくらが消えてしまった後で、義之と音姫がD.C.のキャラに出会って昔のさくらの話を聞く」という、少し長く難しいリクだったのですが・・・個人的には、満足のいくように書けたかなぁと。
自分なりの補完も出来ましたし。トゥルーのあのエンディングを、自分なりに解釈した結果こんな形になりました。
ちなみに、さくらが抜けても魔法の桜は正常なままです。文中にも書いていますが、さくらは桜の中に自身の持つ全魔力を残して行っており、それを元に自動操縦に切り替わったということで。いや、実際に可能なのかは知りませんが^^;
D.C.のキャラは誰にしようかと思っていましたが、結局ことりとなりました。
まあ一番妥当なのではないかと。音夢は本島にいますし、純一も論外。残る美春や水越姉妹と比べれば、やはりことりかなぁと。なんだかんだで、クラスメイトでしたしね。
ただそれだけではちょっと説得力に欠けるので、オリジナルの話をチョビチョビと。でもありそうだなぁ、って感じの話を出してみました。
とまあこんなところですかね。一応言っておきますと、このSSは「義之×音姫」です。結構音姫が空気だったような・・・(汗)
それでは、リクエストしてくださったS・Tさん。そしてここまで読んでくださった全ての皆様に。
ありがとうございました!今後とも「Memories
Base」を宜しくお願い致します^^
さくら 「みんな、ありがとう♪感想はこちらにね」