らき☆すたSS〜かがみ編〜『伝わる想い』
投稿者 フォーゲル
<前編>
私はいつものようにお昼を皆で食べるために、こなた達の教室へ向っていた。
いろいろあった学園祭が終わって、浮き足立っていた空気も日常に戻りつつある。
だけど、私の心はまだ浮ついている。
それも、これも―――
(祐一君・・・教室にいるかしら?)
長瀬(ながせ)祐一君。学園祭の直前に転校して来た男子。そして―――私の恋人。
祐一君のことを思い出すだけで、幸せな気持ちになる。
これが、人を好きになるってこと?
「・・・ちゃん?お姉ちゃん!?」
ふっと、我に返る。
「お姉ちゃん、どうしたの〜?教室通り過ぎちゃってるよ」
教室のドアから顔を出したつかさが不思議そうな顔で、私を見ている。
私は目的地をいつの間にか、通り過ぎていた。
「ああ、ゴメン、ゴメン」
私は慌てて、つかさの側に寄った。
教室の中に入って、私は思わず祐一君の姿を探す。
だけど、その姿はどこにも無かった。
(居ないんだ・・・)
ちょっとだけ寂しくなる。
「むっふっふ〜祐一君がいなくて寂しい?かがみ〜」
こなたが私の心を読んだみたいに、ニヤニヤしながら話し掛ける。
「べ、別に・・・そんな訳無いでしょう!?」
否定する私。でもそれは無意味だろう。
私の顔は多分真っ赤だろうから。
「照れなくてもいいのに〜恋人なんだから心配するのは当然だろうしね」
「なっ?」
ズバリと指摘されて、私は言葉に詰まる。
「な、何で・・・」
「何でって・・・そりゃ後夜祭でのあの雰囲気を見てればね〜」
告白された後に、私と祐一君は後夜祭を2人で過ごした。
私としては、普通にしてたつもりだったんだけど・・・
「いや〜見てるこっちが恥ずかしくなるくらいの雰囲気だったよ」
「う、うっさい!いいじゃない、別に!」
「う〜ん、恋する乙女なかがみん萌え♪」
「こ〜な〜た〜!!」
完全にからかわれるのを自覚しながら、私は気になることを聞く。
「それで、祐一君は?」
「今日は、祐一さん、お休みですよ」
私達の会話が聞こえたのかみゆきが答える。
「えっ?」
「黒井先生がおっしゃってたんですが、熱が出たそうです」
「祐一君、お姉ちゃんの分まで頑張らなきゃって、劇の練習頑張ってたもんね〜」
「そ、そうなんだ」
何か、そう言うの聞くと・・・嬉しくなっちゃうじゃない・・・
「ときめいてるね〜かがみ」
「だ、誰が?」
こなたの言葉を否定しながら、私は祐一君に何かしてあげられないか考えていた。
そして―――
数時間後、私は祐一君の家の前に立っていた。
〜後編に続く〜
こんばんわ〜フォーゲルです。今回は『らき☆すた』のSSに挑戦してみました。
第1弾のヒロインは柊かがみ嬢です。
かがみを・・・というかツンデレキャラをヒロインとして書くのは初挑戦なのですが、どうでしょうか?
他にも、つかさやみゆきさんの出番が少なかったりするのが反省点かなと思ったり。
(つかさは3行、みゆきさんに至っては一言しか台詞が無かった・・・)(汗)
つーかそもそも主人公がまだ出てきてないという・・・
ま、まあ次回も楽しみにして頂けると嬉しいです。 それでは!!
管理人の感想
フォーゲルさんから「らき☆すた」のSSを頂きました〜^^
いやぁ、流行りましたよねぇ、らきすた。かく言う私も、なのですが(汗)
そして今回のSSは、PS2版らきすたの続き・・・オリ主人公とかがみが恋人になった後の話のようですね。
らきすたのSSは、他所でもあまり見ないので新鮮でした。
こなたとかがみの会話も、かなり本編に近いですし。
後編は、主人公とかがみのほのらぶ描写が・・・あったりするのかな?その辺も期待しつつ、次回をお楽しみに!