「B&G」及び「合同作品」の登場人物紹介&設定色々



<人物(B&G)>



新崎 謙悟
身長:183cm 体重:71kg 誕生日:4月7日 血液型:B型
県立陽ケ崎高等学校 二年三組
主人公。髪型はやや短く、わりとイケメン。周囲からは『不良』と評されており、親しい友人などはほとんどいない。
しかし実際は誰に対しても温和で怒りをあらわにする事もなく、物の本質を見極める優れた観察力を持っている。
冴霞の孤独を見抜いたのもこういった点から来ている。
前述した温和な性格は、やはり空手、剣道、その他に柔道や合気道といった武を修めているために精神修行を重ねた賜物でもある。
剣道と空手は段位持ちであり、柔道と合気道は中学の時にやむなしで相手をした柔道経験者を入院させたことから封印。しかしそれぞれが初段持ちであることから、
修練は怠っていないことがうかがえる。剣道のみが二段。
過去のある事情から、優れた実力を持ちながらも部活動に所属しておらず、『不良』と呼ばれるのはそれが原因となっている。
だが周囲に理解してくれる人間がいないわけではなく、国語教諭の西野淳司、保険医の水島智子などはよき理解者である。
剣道部顧問の朝岡哲史との事故から今村冴霞と知り合い、のちに相思相愛の恋人同士となる。
また、良くも悪くも朝岡との事件をきっかけに後の親友・高平継や柊木要、秋月愛などと親しくなることができ、
そして生涯の伴侶となる冴霞との短くも充実した高校生活を送っていく。
実は小学四年生の時に冴霞と一度出会っており、彼女の心の病を完治させるきっかけを与えた。
その時の事はおぼろげながらも覚えており、初恋と言うほどではないにしても気にかけていたのは間違いない。
その年の秋に、妹・新崎麻那が誕生している。



今村 冴霞 
身長:171cm 体重:53kg 誕生日:1月1日 血液型:O型 B/W/H:91(E)/61/87
県立陽ケ崎高等学校 三年一組(特別進学クラス)
本作品のヒロイン。二期連続の生徒会長であり、成績は学年・県内トップ。女性としてはかなりの長身で、それに見合った容姿と流れるような
長い黒髪を持っており文字通りの容姿端麗。またそれを鼻にかけることもなく明るく社交的。ちなみに料理の腕前は人より上手、という程度。
スポーツ全般も得意としているが、中学時代は短〜中距離走の全国区ランナーだったこともあり今もかなり速く、即戦力としても十分に選手として通用するレベルである。
(自己ベストは100m11秒94、400m58秒72、800m2分9秒44、1500m4分27秒57。
いずれも高校1年生の際のタイムであり、記録だけならば現在はかなり劣化しているものと思われる)
学業に専念するために中学まで続けてきた陸上を辞め、県内の超難関私立大学の特待推薦入試を受験する予定。
元来異性に興味はなかったのだが中学までの親友に諭され、なんとか重い腰を上げたものの、
委員会活動や生徒会活動に従事するのを優先したためになかなか機会が得られず、
またそれらの功績から他の生徒からある種のカリスマ的存在として見られるようになり、進んで恋人に立候補するような男子生徒はいなかった。
かといって自分から声をかけることも出来ずにいたのだが、謙悟との出会いや築いていった関係により、初恋とともに相思相愛の恋人となる。
残り短い高校生活だが、謙悟や彼の家族、そして新しい友人とともに日々を過ごしている。
過去の事情から同年代に対して非常に強い警戒心を抱いていたが、小学五年生の春に偶然出会った謙悟の言葉と態度により完治するきっかけをもらい、
小学校卒業時には完治する。
名前も知らなかった男の子のことを長年追いかけてきたが、中学校を最後に感謝とともに思い出を振り切り、より強い自分になる為に「卒業」を果たしている。



高平 継
身長:175cm 体重:60kg 誕生日:8月15日 血液型:O型
県立陽ケ崎高等学校 二年五組
やや緩い天然パーマ気味の濃い茶髪。作中屈指の美形キャラだが、アホな言動が目立つ為に二枚目半のキャラとして認識されることが多い。
線が細い割に力が強く、身体を動かすことは得意。運動神経も非常に良いが、団体競技の足並みを乱すワンマンプレーヤーであることを自覚しているため、
部活動には所属していない。
成績もそれなりに良く、中の上程度。とっつきやすく明るい性格から友人は男女問わず多く、人望も厚い。
また、一度友達になればその友情をとても厚く守り、なにかと協力してくれる。
中型自動二輪免許を所持しており、愛車はホンダのCB400。なので、今の趣味は要を乗せてのツーリング。
幼くして母親を亡くしており、克服してはいるものの愛情に飢えている根源は変わっておらず、またそれ故に女性が傷つく事・女性を傷つけることを極端に嫌っている。
しかし無自覚のうちに長年幼馴染の要を傷つけていたと思った時は酷く後悔し、彼女に泣きながら謝っている。
幼少期の頃から要とは相思相愛の間柄であったが、恥ずかしさと素直になれない気持ちでなかなか言い出せなかったが、
前述の後悔とともに己の気持ちと向き合う事が出来た為、告白。交際に至っている。
謙悟の事は最初は性格的な違いから嫌悪にも似た感情を抱いていたが、謙悟の紳士的な態度・振る舞いに自分の矮小さを思い知らされ、
少しずつ謙悟との距離を縮めて行き、やがては名実ともに親友となる……のだが、あくまで本人は認めていない。男ツンデレ。



柊木 要
身長:162cm 体重:50kg 誕生日:12月11日 血液型:B型 B/W/H:89(F)/58/86
県立陽ケ崎高等学校 二年五組
普段は結んでいない肩までの、黒のセミロング。性格は温厚で、可愛らしい顔立ちをしているがそれと相反するように大きなバストと体重が悩み。
運動はかなり得意ではなく、二百メートル走れば必ず一度は転びそうになる。だが成績は継よりも良く、学年上位に食い込むこともままある。
やや引っ込み思案で自信が無く、得意分野以外では相手を思いやるばっかりに損な役回りになる事もあるが、それでも何とかしようという努力家。
物心ついた時から、家族で営業している欧風喫茶レストラン『ひいらぎ』の手伝いをしており、プロのパティシエールである母から指導を受けているために、
単純なお菓子作りの技量だけ
ならばプロを目指せるレベル。家庭料理も上手で、学生の中では作品中一、二を争える実力を持つ
幼少の頃から継の事を慕い、恋心を抱いていたが、継の母が亡くなった際に彼の苦しみを一身に背負い、
永遠に自分だけの秘密にしようと誓うも、継自身がその記憶を思い出したために全てを告白。
そのおかげでようやく継から愛の告白を受け、当然のように受諾し、交際を開始する。
また、そんな経験から冴霞以上に他人の心の機微に敏感になれる事があり、それを打ち明けるだけの意思力もある。
心の強さだけならば謙悟さえ凌駕する。
冴霞とは良き友であり、また冴霞の親友である彩乃や巴とも関係は良好。しかし基本的に弄られキャラであるため、
ただでさえ大きい胸をスキンシップで揉まれる事もしばしば。ちなみに作品中では文句なしのナンバーワン。



秋月 愛
身長:167cm 体重:49kg 誕生日:9月16日 血液型:B型 B/W/H:87(D)/58/85
県立陽ケ崎高等学校 二年三組
髪の長さは要と同じくらいだが茶髪。結ぶ時はショートポニー。身長に対して体重がやや軽く、やせっぽちの割には冴霞に匹敵するだけのバストを持っている。
運動は要よりマシ、というレベルであり不得意。成績は継以下で、謙悟よりはやや上と言ったところ。
天然でアホの子として広く認識されており、クラスではある意味アイドルなマスコットキャラクター的立ち位置を与えられている。
スタイルがいいのは料理人である父の栄養管理が完璧だった事と、子どもの頃から大豆や牛乳といった食べ物を好き嫌いなく食べていたため。
しかし血は受け継がれなかったのか、自身の料理の腕は破滅的で殺人的。おかゆ一杯まともに作れない。電子レンジでゆで卵を作ろうとしたことも。
物心ついたときから総志に好意を抱いており、思春期と同時に恋愛感情へと発展。
何人かの同級生、年上に告白されたこともあるが、総志一筋だったために全て断っている。
総志とは中学三年生から付き合っており、目も当てられないほどのバカップルぶりを披露しているが、
本当は総志に告白してもらうまでは不安で不安で仕方が無かったという、普通の女の子らしい一面もちゃんと持っている。
要とは中学からの友達で、何度か『ひいらぎ』の手伝いもしたことがあり、また謙悟が冴霞と交際する以前から屈託なく接していた数少ない女の子。
可愛いものが大好きで、謙悟の妹・麻那の事はある意味、冴霞以上に溺愛している。



森川 総志
身長:178cm 体重:63kg 誕生日:4月21日 血液型:O型
国立常陽大学 工学部・情報システム開発学科 二年生
やや長めの黒髪と、度の弱い眼鏡をかけている。眼鏡の理由は視力の補正以外に瞳を保護する意味合いで掛けており、実際の数値はそれほど低くない。
極めて落ち着いた性格でどことなく言い方もドライなものに感じられるが、ちゃんと相手の事を考えている。
男性にしては料理が上手い方。学業も優秀で、スポーツもそつなくこなせるという万能ぶりを見せ、
高校の時はバスケットボール部でレギュラーを務め、シューティングガードのポジションにいた。
しかし自分では全国レベルはおろか県内レベルも満足に戦えないことを悟り、後輩に後を託して二年の秋に引退している。
幼馴染で恋人の愛とは長年一緒にいたが、年齢が少々離れているために気持ちを自覚するのに時間がかかったが、
異性を意識する際に比較対象として愛の存在がまず一番に上がってくることから、彼女の事を好いている事をようやく自覚し、高校三年に告白。
交際期間は全カップル中最長。
その年に、後の生徒会長となる今村冴霞と学年委員会で初めて顔を合わせ知り合いとなり、卒業後のアルバイト先で新崎謙悟と知り合う。
愛を通じて『ひいらぎ』の柊木要、そして高平継と知り合うなどしており、作中メインの全員と唯一最初から接点がある。



来栖 彩乃
身長:149cm 体重:40kg B/72 W/53 H/76 :5月11日生まれ AB型
冴霞、巴の親友であり、身長からは想像もつかないがれっきとした高校三年生。
長身と言える二人に対しては隠してはいるもののコンプレックスが少なからず存在し、せめてあと1cm欲しかったと思っている。
男っぽい口調とは裏腹に料理上手で面倒見もよく、巴とは違った意味で頼れる姉御的な性格。並の男などものともしない強さを誇っており、空手初段という腕前。
冴霞に対しては幼い頃から親友以上の感情を抱いており、その恋人である謙悟に対しては最初は彼の風評もあって毛嫌いどころか排除しようとさえしていたが、
謙悟の決意と態度を身を以って知り、一応二人の交際を認めている。
しかしそういった事情から謙悟とは犬猿の中に近く、互いに歩み寄る余地は十分あるものの何かにつけて反発しあう関係。しかし冴霞に関わるような出来事に
ついては協力を惜しまないなど、ある種のツンデレである。ちなみに黒髪ながら短めのツインテール。
余談だが無礼な男は許せない性質なので、基本的に謙悟よりも継のようなタイプの方が嫌い。



間宮 巴
身長:164cm 体重:51kg B/W/H:86(C)/62/85  7月4日生まれ A型
冴霞、彩乃の親友であり、類稀なるリーダーシップを誇る少女。その手腕と眼力は冴霞をして「敵わない」と言わしめるほど。
性格は明朗快活、豪放だが嫌みのないという、魅力溢れるもの。子どもの頃は冴霞の特異性(瞳の色)を妬ましく思っていたが、
彩乃を通して互いを認め合う親友となり、また冴霞の心の病の療養・完治にも一役買っている(本人に自覚はない)。
部活動はソフトボール部に所属、キャプテンを務めていたが、三年の夏に引退。ポジションはセカンド、打順は三番。
その性格と人間性により周囲から尊敬されており、運動部会執行部の名誉顧問に任じられ、同窓会幹事も務める事になる。
冴霞の恋人・謙悟の事も認めており、また実際に話をして「良い男」と評している。ちなみに他校の彼氏がいたが、最近別れた。
近頃になって冴霞・彩乃との付き合いが復活したのもそれが影響しているとかいないとか。
名前の由来は「巴御前」から。家族構成は父、母、弟。弟の名前は「勇希」。しかし名前負けして周囲からは「女の子みたい」と
言われている為、姉として不安に思っている。ややブラコン気味?



新崎 麻那
身長:117cm 体重:19kg 誕生日:9月27日 血液型:B型
新崎謙悟の、10歳も歳が離れた実の妹。兄とは違い髪の色は茶色。小学一年生にしてデジタルツールの雄である
iPod touchを使いこなすなど、機械に関しての造詣は年齢以上に高い。
基本的に人見知りが激しく、自分が信用を置ける相手には自己紹介をすることでコミュニケーションを図るという癖が
ある。冴霞からはこれが『極めて軽度な対人恐怖症』ではないかと推測されているが、実際のところは不明。
両親からは溺愛されており、またなんだかんだで優しく面倒を見てくれる兄のことをとても信頼しており、家族に対しては
かなり重度の甘えんぼ。さらに謙悟の恋人である冴霞を『おねえちゃん』と呼び慕い、絶大なまでの愛情を向けている。
謙悟以上に動物に好かれるという特質を持ち、謙悟には微塵も懐かなかった冴霞の母・悠香の飼い猫であるフレデリカ
にさえ好かれるという才能を見せている。




<合作オリジナルキャラ>



中塚 征(せい)  :雅輝
私立天琳(てんりん)大学、理学部の一年生。身長:185cm、体重:69kg
中学、高校時代はバスケット部に所属していた経歴があり、高校三年時には公立ながらエースとしてチームを県のベスト4まで導く。
さらに県のベスト5に選ばれるも、大学はバスケの推薦を取ろうとはせずに、あくまで勉学で第一志望をもぎ取った。
中学1年時に両親を不慮の事故で亡くしており、その後は近所に住んでいた親戚の家に、妹と共に預けられる。
しかしその伯父夫婦が大変良くしてくれたので、自分は不幸な人間ではなく、むしろ幸福な人間だと思えるだけの強さも持っている。
その後、高校卒業を機に、地元のレストラン「ひいらぎ」で週5日のアルバイトをしつつ、大学近辺の安アパートで一人暮らしを始める。
それは伯父夫婦を慮ってのことだが、大学とバイトの両立は流石に難しく、学費は全面負担してもらっている状態。しかしその他の生活費は自分で生計を立てている。
性格は至って物静か。冷静。クール。しかし人付き合いは悪くなく、単純に話題を作るのは苦手なだけであり、それに伴い誤解も受けやすい。
だが頑固な一面もあり、曲ったことは許せないタイプ。そしてここ一番では思いも寄らない行動を起こす激情家。怒らせると怖いタイプ。
その性格通り奥手なため、未だに恋人が出来たことはない。
しかし、まだ彼が小学生の頃によく遊んだ、幼馴染ともいえる女の子のことはしっかりと覚えており、自分より二つ下の彼女に密かに恋心を抱いていた過去も自覚している。



中塚 舞(まい)  :雅輝
身長:143cm 体重:35kg
中学二年生。(勇希と同じ学校)。その苗字の通り、少し歳の離れた征の妹。
小学校低学年のときに両親を亡くしたため、以後は征と共に伯父夫婦の家に預けられる。
兄妹揃って、なかなかの美形。しかし本人たちには、あまり自覚がない。
家事の類が得意で、超が付くほどの世話焼きっ子。最近一人暮らしを始めた「お兄ちゃん」をとても心配しており、時折彼のアパートにバスを使って押しかけては、料理や洗濯をして帰る。つまり、兄妹仲はかなり良好。多少ブラコン気味?
学校では家庭科部に所属。料理が得意な彼女は、その明るい性格も相まって次期部長候補。
今日も今日とて兄の世話をしにいこうと思っていたある日、バス亭で小さな子犬のような可愛らしい女の子(?)と出会う。



千葉 真琴(まこと)  :鷹
身長:157cm 体重:46kg   B/W/H:81(B)/58/84
私立天望桜女子高等学校二年生。”二”学期に他県から転校してきた女生徒だが、以前は陽乃海市に住んでいた。
その時に親しくしていた「男の子」がおり、彼との約束を果たせる機会を得た事を喜んでいたのだが、女子高のため
なかなか他校の男子と接する機会が得られなかった。昔と違う街並みに戸惑う中、偶然に出会った冴霞と知り合いになり、
案内されるままに入ったレストランで「彼」と運命的な再会を果たす。家族構成は父と母、そして中学一年生になる妹・真尋(まひろ)がいる。
しっかり者に見られるが、意外とロマンチストで夢見がちなところもある。成績は天望桜女子の中では中の上程度。
以前の学校ではテニス部に所属しており、レギュラーだった。しかし時期的に運動部に選手として所属することが難しいので、残念だが
帰宅部になる可能性が高い。しかしテニス部のキャプテンからは熱心な勧誘を受けており、真琴自身もまんざらではないのだが、現一年生や
二年の補欠メンバーからはその存在を疎んじられている。



千葉 真尋(まひろ)  :鷹
身長:147cm  体重:36kg
千葉真琴の妹、中学一年生。以前の姉と同様にテニス部に所属している。た だし中学ということで軟式テニス部。
性格は明るく天真爛漫という言葉を絵に描いたような女の子で、誰に対しても遠慮なく接することが出来る。姉と 一緒に遊んでいた
「兄妹」を、当時はまだ幼かった(5歳)にも関わらず覚えており、一歳上の「妹」にとてもよく懐いていた。また当時から真琴が 「兄」に
好意を抱いていたことを知っており、今でも思い続けていることをからかいながらも応援している。



間宮 勇希  :鷹
身長:141cm 体重:35kg 4月21日生まれ A型
巴の弟、中学一年生。男の子とは思えないほど可愛らしい顔立ちと、微妙な髪の長さから女の子に間違われることもある。
姉と違い引っ込み思案で、いつも巴の影に隠れていた。憧れの人は冴霞。
しかし謙悟の存在が明らかになると失恋のショックから三日ほど寝込むというヘタレっぷりが巴の怒りを買い、部屋から引きずり出されて
思いきりビンタを食らわされる。これで立ち直ればよかったものの、さらに家出を敢行するという間違った方向に行動力を発揮。
彷徨い歩き、行き着いたバス停。そこで一人の「少女」と出会う……。



白瀬 勝人(しらせ かつひと)  :フォーゲル
身長170cm 体重63kg 3月9日生まれ O型
県立陽ヶ崎高校二年四組。剣道部主将。 家族構成は、両親との三人暮らし。
性格は少しお調子者の処もあるが基本は真面目。
家が剣道の道場をやっていることもあり、実力はかなりのもの。反比例するかのように成績はあまり良くなかったりする。
最も中学時代はその性格が災いし、剣道に関して身が入らなかった時期がある。 敵なし状態だったせいで、天狗になっていたのだ。
しかし、中学二年の時に出た剣道の大会で、仕方なく出ていた謙悟にあっさり敗北して自分が『井の中の蛙』状態だったことを自覚してからは、
真剣に剣道に打ち込むようになってその時から謙悟の数少ない友人の一人になる 。
そして、自分が剣道を始めた理由『クラスメートで気になってた女の子を守るために 強くなる』という目的を思い出す。
当面の目標は謙悟から一本取ること。 その目標&弱小剣道部を強くするため謙悟を入部させようとしていたが結局うま く行かず。
その時の行動のせいか、周りからは『不良の謙悟に話しかける勇気ある男』とい う評判が立つ。
今は受け継いだばかりの剣道部主将としてどうやって後輩達を指導していくのか が悩みの種?



霧島 美咲(きりしま みさき)  :鷹
身長:160cm 体重:43kg B/W/H:80/54/82 AB型
陽乃平高校(謙悟たちとは違う学校)二年生。元来身体が丈夫な方ではなく、身長に対して痩せている。
病弱だった小学校の頃は学校も休みがちであり、教職員や親たちも気を使ってくれていたが、それが原因で同級生からは
イジメに遭うこともしばしばあった。しかし小学三年生の時に同じクラスになった男の子が守ってくれたことから、彼のことを
特別な存在だと感じるようになり、言い出せないながらもずっと慕っていた。
しかし、両親の離婚とともに他の市に引っ越すことになり、小学四年生の終業式後に引っ越す。それ以来、陽乃海市に来る
ことはほとんど無くなったのだが、通い始めた陽乃平高校が陽乃海市内ということもあり久し振りの帰郷を果たす……。



東野 紗雪 (とうの さゆき
身長165cm 体重52kg  B83・W・60・H82
県立陽ヶ崎高校2年5組。 料理研究会所属。
家族構成は父と弟の3人暮らし。
髪型は長い黒髪をポニーテールに纏めている。
可愛らしい名前とは裏腹に、性格は一言で言うと『じゃじゃ馬』。
自分の意見はハッキリと主張するタイプで、その言動は上級生や先生が相手でも変わることは無い。
母親を小学校6年の時に亡くしていて、今や東野家のある意味大黒柱である。
しかし、その影響からか人に弱い面を見せたがらない傾向がある。
家事はほぼ完壁にこなせる。中でも料理の腕には自信を持っており、特に『安い食材でどうおいしく作るか』にこだわりを持っている。
そのせいか、実家が名門料亭で料理研究会副部長の『少年』とは対立することが多い。
(料理に対する考え方の違いで)
趣味と実益を兼ねてクラスメートの要の家、欧風喫茶レストラン『ひいらぎ』に助っ人に来ることもある。
継と要を見て、『羨ましい』と思うこともあるが、自分には当分縁のないことだと思っている。



東野 陸(とうの りく) 11月18日 O型
市立陽ヶ崎小学校 1年2組
身長115cm 体重17kg
紗雪の弟。母親を赤ちゃんの頃に亡くしているせいか記憶はほとんどない。
そのせいか、紗雪に甘えることもある。
その一方では、家のことを一人で取り仕切っている紗雪を見て『僕もしっかりしないと』と思う心も持っている。
勝人を『勝人にーちゃん』と呼び慕っている。
その勝人の影響を受けて、弱い者を助けることは当然のことだと思っている。
麻那を助けたのもその辺の環境が要因か?






<学校>


県立陽ケ崎高等学校
男女共学。創立二十六年。県立高校であり、高い進学率を誇る進学校。国立大学や有名私立大学に
多くの生徒を輩出している。部活動の成績は昨今は不調だが、十年ほど前にサッカーで全国出場、剣道部で
インターハイベスト8など、優秀な成績を収めた時期もあった。
昨年度はバスケットボール部が躍進するも、惜しくも全国には届かず。
 
県立陽乃平高等学校
男女共学。創立三十三年。陽ケ崎高校と比較すると進学率は低く、成績は並。むしろ部活動が強い。
今年度はバレーボール男子、陸上女子を筆頭にいくつかの部活動が県大会を勝ち抜き、全国に名乗りを上げた。
  
市立天望桜女子高等学校
女子高。付属で女子中学校もある。創立六十八年を迎える古き良き名門。学力に関しては陽乃平以上、陽ケ崎以下。
この点が、冴霞が天望桜女子高を選ばなかった理由でもある。女性らしさをなによりも重んじ、着物の着付けなども
家庭科の授業で教えている。
部活動も非常に優秀で、また珍しいことに女子空手部などがある。新体操部、弓道部、華道部、演劇部など、女子が
主体になる事が出来る部活動は充実しており、ブラスバンド部やチアリーディング部は他の共学校の応援に行くことも。



<学校と人物の関係>


県立陽ケ崎高等学校
二年三組 : 新崎謙悟(鷹)、秋月愛(鷹)
二年四組 : 白瀬勝人(フ)
二年五組 : 高平継(鷹)、柊木要(鷹)、蓮見龍也(鷹)

三年一組 : 今村冴霞(鷹)、来栖彩乃(鷹)

県立陽乃平高等学校
二年 : 霧島美咲(鷹)、古谷美優(鷹)

私立天望桜女子高等学校
二年 : 千葉真琴(鷹)
三年 : 間宮巴(鷹)

市立陽乃平中学校
一年 : 間宮勇希(鷹)
二年 : 中塚舞(雅)

私立天琳大学
理学部一年 : 中塚征(雅)

国立常陽大学
工学部二年 : 森川総志(鷹)