B&G MEMORIAL of SUMMER
BOYS and GIRLS in Long Vacation
七月。夏の香りとともに梅雨の足音も徐々に遠のきつつある季節に、県立陽ヶ崎高等学校生徒会に新しい人員が加わることになった。快く受け入れて
くれたのは生徒会長である今村冴霞と、副会長の蓮見龍也の二名。残る会計、書記、庶務の三役六名はやや敬遠しながらも、ぎこちない笑みと共に『彼』を
迎え入れてくれた。
「では先程も述べたように、新崎くんの役職は生徒会長事務補佐とします。実務を憶えるほどの期間はありませんから、私の側についてもらうという意味で
言えば、まあ私の秘書のようなものだと思って下さい。名前は少々大袈裟に聞こえますが実質は副会長の下に位置するものです。なので皆さん、私の任期が
終わるまでの短い間ですが仲良くしてくださいね。新崎くんからも、何か一言どうぞ?」
優しい笑顔で促され、冴霞の隣で立ちっぱなしだった『彼』――――新崎謙悟が一歩前に出ると、龍也以外の全員がビクッと身を強張らせる。彼らから
すれば、さながら飼い主に手綱を緩められた猛犬が眼光鋭く歩き出した、と言ったところか。
朝岡哲史教諭の事故以来、事情を知る者とクラスメイトの一部以外は謙悟に対して恐れを抱いていた。普段からして素行が良いとは言えないという風評も
さることながら、何より謙悟自身がそれを否定しないのだから当然と言えば当然。その理由は、他人にどう言われようと自分自身が直接関わらなければ、
それは被害にならないという達観した考え故の物だったのだが、これから先はそうは行かない。生徒会に入った以上、己の悪評は生徒会そのものへの悪評、
引いては冴霞への悪評に繋がりかねないのだ。
「えっと……新崎謙悟です。九月までの短い間ですが、どうかよろしくお願いします」
頭を下げる。丁寧語。その思い掛けない低姿勢っぷりに生徒会メンバーは一様に驚きを隠せず、ざわ……ざわ……とざわめき始める。そして龍也はくっと
眼鏡のブリッジを指で直すと、椅子を立って謙悟に握手を求めてきた。
「副会長の蓮見龍也です。よろしく、新崎くん」
「……ああ、こちらこそ」
柔らかな、それでいてどこか裏のありそうな笑顔。その表情に不審な物を感じながらも、謙悟は龍也と握手を交わす。
冴霞はその姿を見て満足げに頷きつつ、謙悟と同じ不安を感じていた。
Episode 0.5 Before Summer, and Past Memories
蓮見龍也。県立陽ヶ崎高等学校二年五組に在籍し、同校の生徒会副会長。成績は優秀で、学年でもトップ十位内に入る事は珍しくない。次期生徒会長との
周囲の呼び声も高く、現生徒会長である冴霞もよほどの事がなければ龍也を推薦するだろう。
身長は平均よりも低く、それに比して体重もやや軽い。運動の類はあまり得意ではないらしく、合同体育の際も目立たないポジションにいるか、あるいは
見学している事が少なくない。苦手な物も、好きな物も今のところ不明。
「……こんなもんか」
知っている範囲の事をつらつらとノートに書き殴って、謙悟はシャープペンを転がした。放課後の教室は謙悟以外既に誰もおらず、グラウンドや体育館の
方からは部活動に励む生徒たちの声が聞こえており、それを応援するようにブラスバンドの音色も響いている。
他人の事をわざわざ調べる、という真似をするのは正直初めてのことだった。といっても素人レベルの調査で、自分の記憶の及ぶ範囲での物でしかない。
本格的に調べるとなれば龍也のクラスに出向いて聞き込みをするか、あるいは教師に訪ねてみるのが正しいやり方だろう。
だが謙悟の立場は冴霞の助力があるとはいえ、変わらず危うい所にある。他のクラスでも下火になっているものの、噂の中心になった人間であるという
事は変わらず、また一部の教師はやはり謙悟の事を疎んじている。ましてやそんな人間が、他クラスの人間の事を調べ回っていると知れば、今度は一体全体
どんな噂が立つやら。
「俺の勘違い……なのかな」
ぎしっ、と椅子を軋ませながら足を組む。確かに裏があるようには見えたが、それが悪意のあるものかと言われればそうではないようだった。少なくとも
自分を脅すような人間ではなさそうだし、脅す理由もない。強いて挙げれば冴霞との関係くらいなものだが――――まさか、知られているとは思えないし、
また脅す要素と言うには弱い気がする。
「ん〜…………」
「――――えいっ」
途端、柔らかなもので視界を塞がれる。ほど良く冷たく、またしっとりした感触。突然の事に少々動揺したが、掛け声のおかげで犯人は割れている。
「イタズラ禁止……っ、冴霞」
「あ、また溜めがありましたね。いい加減慣れて下さい、謙悟くん」
ぱっと視界を塞いでいたもの――――冴霞の手が離れる。後ろを振り向けば、長い黒髪をなびかせた美少女が一人。だが言葉とは裏腹にその頬には微かに
朱色が差しており、彼女もまた照れているのが見て取れる。
「生徒会室に来ないから、どうしたのかと思って来ちゃいました。勉強でもしてるんですか?」
ひょいっと謙悟のノートを覗き込む。だが乱雑に書かれた内容はぱっと見ただけでは理解出来ず、冴霞はそのノートを謙悟越しに持ち上げ、まじまじと
読みだした。そしてその姿勢は謙悟に後ろから抱きついているようにも見え――――されている側の謙悟としては、すぐ後ろに冴霞の体温と制服の感触が
迫っており、何とも言えずドキドキしてしまっている。
「あ、あの……近いんです、けど」
「え? …………あっ、ご、ごめんなさいっ!!」
慌てて距離を取ろうとするも、その拍子に持っていたノートが『がつっ!!』と謙悟の額を打つ。丁度ノートの綴目の部分が直撃したため、思い掛けない
痛打にさすがの謙悟も「いてっ」と声を上げ、さらに慌てた冴霞が後ろの席にノートを置き、前屈みになって謙悟の顔を覗き込む。
「ごめんなさい……おでこ、ぶつけちゃったんですよね? 見せて下さい」
「あ、いや、そんなに大した怪我じゃないから。ていうか、怪我の内にも入らないし」
「でも、赤くなってるじゃないですか……待ってて下さい」
スカートのポケットから生徒手帳を取り出し、その中からさらに絆創膏を取り出す。手際良く外紙をはがして、冴霞の細く長い指がしゅっと謙悟の前髪を
掻き上げ、絆創膏を丁寧に貼りつけた。
「ん。これで良しと……」
「……ありがとう」
額に感じる違和感と、同じく残る冴霞の指の感触。そして冴霞の手に残るのは、謙悟の髪と肌の感触。
まだ付き合い始めて日も浅い二人は、そんなささやかな触れ合いにさえ緊張している初々しさが溢れる恋人同士だった。
「蓮見くん……ですか」
どこか苦手な物を口にするかのような声で呟く冴霞。場所を謙悟の教室でも生徒会室でもなく食堂に移した理由は、ここならば誰かに見られたとしても
妙な噂が立つ事はなく、またノートを挟んでいる以上冴霞が謙悟に勉強を教えているように見えるから、というのが冴霞の理由だ。二人はちゃんと恋人同士
だが、それまでがそれまでだけに公に関係を明かすことは避けている。謙悟も冴霞に同意し、手元にはカムフラージュ用の数学の参考書。とりあえずの偽装
としては悪くないだろう。
「そう、蓮見。……冴霞は蓮見の事、苦手みたいだけど……」
「ん……苦手と言えばそうですね。彼の手法は確かに正しいんですけど、常に逃げ道を用意していますから。そういう所を知っているから狡猾に思えて
ますし、正直苦手意識があります。でも、仕事をする上ではそんな好き嫌いは言っていられません」
くるくるとアイスティーにミルクを入れてかき混ぜながら、左手にペンを持ってノートに字を書いていく。本来右利きの冴霞だが、左手で書いた文字も
右手のそれとほとんど変わりがないほどに、美しく整った字をしている。
「えと……両利き?」
「ええ、字を書くだけなら。蓮見くんについて私が知っている事は、せいぜいこれに関する事くらいですね」
そう言ってコンコンとノートをシャープペンで叩く。そこには一文が加えられていた。
推薦枠合格者ならびに奨学生。意外なその一文に謙悟も驚きながらも、しかし龍也の学力をもってすれば納得出来なくもない事実だった。
「推薦、受かってたのか。元々はどこの学校だったんだろうな? 少なくとも俺の中学じゃ見たことなかったし」
「私も聞いた話でしかないんですけど……蓮見くんは元々、県外の中学出身だそうです。それとこれが私が知っている一番の情報」
溶け出した氷の水滴がグラスの表面にじっとりと汗を浮かせ、カランと小気味良い音を立てる。県外の学生だったという情報にも驚いたが、さらに驚愕
せざるを得ない冴霞の言葉。
「……蓮見くん、今はご実家を離れて暮らしているんです」
「ただいま」
いつになっても抜けない習慣からか、龍也はだれもいない自宅に帰宅を告げた。築二十年は下らない二階建て木造アパートの一室であり、住人は龍也を
含めても三人しかいない。いや、住み込みの管理人を加えれば四人か。常日頃から世話を焼いてくれる管理人には感謝しているが、だからといって勝手に
部屋に上がり込んで夕食の準備を済ませていくという通い妻のような真似は、正直勘弁してほしいものだ。
だが、龍也はここ数日は管理人の事よりも、二人の男女の事を考えていた。
押し入れの中から埃を被った大判のアルバムと古ぼけた手紙を取り出したのは、今年の春になってからだった。
幼い日に出会い、同級の女の子たちに苛められていた彼女はきっと、自分の事など覚えてはいないだろう。もともと年中組と年少組では接点などなく、幼少
時代の淡い恋心とすら呼べない感情は、今となっては自分自身で意識しなければ思い出すことはないし、もう忘れてもいい恥ずかしい思い出だ。
同じ幼稚園に通っていたということも、年少時のアルバムに冴霞の名前がなければ正確に思い出す事もなかった。なにせ四歳当時の記憶など鮮明に覚えて
いる人間などそうはいない。そしてその後に起きた大事件のおかげで、更に記憶から薄れていったというのも影響している。
小学二年生の頃、両親が離婚した。浮気性の父親は帰りが遅くなることや数日帰らない事などザラで、母との間で何度も諍いを起こし、最後には母に手を
上げて黙らせるというのが日常化していた。龍也の視力が落ちたのはこの頃であり、その原因はもちろん父親にある。
母を庇い、灰皿で殴られたのだ。目を。
まだ完成しきっていない骨に打撃を加えられ、またその衝撃で龍也の眼は酷く傷つき、それがきっかけとなって家庭内暴力は公の事件となった。父親は
裁判で離婚を強いられ、多額の慰謝料を支払うとともにいずこかへ引っ越し。以後の消息は杳として知れないが、最早どうでもいい事だった。
『龍也、もうお父さんはいないから……お母さんと鳳華(おうか)、三人で暮らそう? 一緒に……引っ越そう?』
幼い妹を抱いた母は、ひどく痩せていた。ここで自分が頷けば、きっと母も喜んでくれる。自分もまた学校で殴られた痕をからかわれる事もなく、静かに
三人で暮らしていければ良い。幼いながらそう感じた龍也は小学二年生の終了式を迎えた後、県外に引っ越すこととなった。
だが、その折。
一人の同級生が、手紙をくれた。
『瀬川くんへ』
離婚は決まったが、しかし学校では変わらず父の名字で呼ばれていた頃の、龍也の『旧姓』。その呼び名に苦い物を感じながら、手紙の封を切る。
手紙の内容は長くはない物だった。
『瀬川くんがひっこすと聞いて、とてもおどろきました。目に付けたがんたいがとても痛そうで、みんながからかうのが僕はゆるせませんでした。
でも僕がしかえしにみんなをたたいても、瀬川くんがこまるだけだから、僕にはなにも出来ません。瀬川くん、ごめんなさい。
けがが治って、また陽乃海にくることがあったら、いつでも会いに来て下さい。教えてくれたら、いつか僕からも会いに行きます。
いつまでも元気でいて下さい。さようなら。
二年二組 新崎 けんご』
名前順で一番近かった男の子、新崎謙悟。話した回数もそれほど多くはなかったクラスメイトが、最後に送ってくれた手紙。
傷に痛む目からは止め処なく感謝の涙が溢れ、いつかまた会いたいという願いが龍也の中に芽生えたのは、この時だった。
「約束……は、もう覚えていないかな。新崎くん」
だが、それも仕方のない事かも知れない。謙悟が約束をしたのは『瀬川少年』であり、『蓮見龍也』ではない。今更のように約束を笠に着てノコノコと
出ていった所で、あの頃に楽しい思い出話があるわけでもない。ならばむしろ『蓮見龍也』として新しい友情を育んでいく方が建設的だろう、というのが
龍也が出した結論だった。
陽乃海市に戻る為に母を説得し、推薦入試に合格してさらに一人暮らし。父から受けた傷は大きな後遺症――視力の大幅な低下――を残したが、おかげで
手に入れたものもある。それは『暴力』ではなく『言葉』によって相手を制するという方法。人の英知が築き上げた『法』という力。行く行くはこの道に
進んで行こうと既に決意しており、推薦枠で入学したのもそのためだ。
苦学の甲斐あって、今は奨学金と週二回の家庭教師、あとはインターネットを通じた株取引で生活費を稼いでいる。株の方が少々乗り過ぎてしまった月は
母への毎月の仕送りが思いの外高額になってしまい、妹の鳳華から「お母さんをショックで殺す気!?」と叱られた事もある。
しかしこれから先、謙悟との仲がどうなっていくかは流石の龍也も予想できない。ましてや冴霞が謙悟を生徒会に引き込んでくるなど、当の本人である
謙悟にさえ予想し得なかった事だ。だが一つだけ予想できる事があるとすれば。
「会長と新崎くんは……いや、無粋な推測だな。もしそうだとしても、僕に何か出来る事があるわけでもない」
淡い初恋の相手と、手紙をくれたかつてのクラスメイト。どちらもが特別な存在ゆえに、心から応援する事は難しいと思いながらも。
せめてその背中を見守っている事くらいは許して欲しいというのが、今の龍也の偽らざる気持ちだった。ただ、日頃の態度を変えないままにというのが
少々問題で、そのせいで今もあらぬ誤解を受けている事など龍也が知る由もない。
「龍也さん、お帰りですか? そろそろ夕御飯の支度をしようと思うんですけれど……」
「わざわざ来なくていいと、いつも言っているでしょう。他の方たちのお世話もして下さい、管理人さん」
かちゃ、とノックもせず、また許可も得ずに来室してきたのは、二十代前半と思しき女性だった。ショートボブの黒髪に、薄手のシャツとロングスカート。
そしてその上には黄色のエプロンをしており、両手には明らかに一人分には多過ぎる量の食材。
「もう、また管理人さんだなんて……ちゃんと名前で呼んで下さいよぉ」
「まったく……甘えないで下さい、瞳さん。あなたはここの管理人なんですから。示しがつかないでしょう?」
「…………はぁ〜い」
拗ねたような口調と、微妙に頬を膨らませる管理人こと宮本瞳。祖父から預けられたこの木造アパート「斜陽荘」を管理する二十三歳である。
「斜陽荘」とは西日が落ちる景観の美しさゆえに付けられた名前だが、近年の経営難を象徴するかのようなネーミングでもあり、割と冗談で済まされない
問題でもあるのだが、龍也の助力もありなんとか資金面でのやりくりは出来ている。とはいえ高校生に依存する社会人というのはどうかと思うが。
「さあ、今日は薬味たっぷりのお素麺にしますよ。龍也さんも手伝って下さいね♪」
「はいはい、ご馳走になります」
机の上にアルバムを載せ、その一ページ目に手紙を挟む。大切な思い出たちが西日を受け、きらきらと橙色の輝きを放っていた。
Epilogue
「……で、蓮見の話は……もういいのか?」
「まあ、あれこれ詮索するのも失礼でしょう。謙悟くんだってそう思ったから切り上げたんじゃないんですか?」
校門を抜け、帰路に着く謙悟と冴霞。結局食堂での話し合いは長くは続かず、また彼らの言うように他人の詮索という無粋かつ不埒な行為は早々にお開き
となり、近くのコンビニでアイスを買ってだらだらと歩いていた。
「生徒会長が買い食いなんてして……模範にならないな」
「生徒会長がみんなの模範だなんて、誰が決めたんです? それに暑い夏にアイスを食べるというのは、とても正しいスタイルじゃないですか」
はむ、とクレープアイスを一口食べる。柔らかなクレープ生地とアイスクリームの食感を堪能している幸せそうな表情は、さっきまで真剣な顔で話して
いた冴霞と同一人物とは思えないほど可愛らしく、謙悟も思わずドキッとしてしまうほどだ。
「それにしても……まだ私の事、名前で呼ぶのには慣れてくれないんですね。いっその事、あだ名でもつけましょうか? 謙悟くんも考えてみて下さい」
「ん……そうだな、じゃあ……」
んー、とお互いに暫く考えながらもくもくとアイスを食べる謙悟と冴霞。そして最後の一口を食べ終えると同時に冴霞はにっこりとほほ笑み、謙悟も
冴霞の顔を見て。
「けんくん、けんちゃん、けーちゃん、シンケン……」
「サエ、サエちゃん、さっちゃん、エーカー……」
最後の一つはどちらもかなり気に入らなかったのか、笑顔のまま微妙な雰囲気で向き合っている。どちらもネーミングセンスはあまり良くないらしい。
「……やっぱり、謙悟くんは謙悟くんが一番しっくり来ますね」
「……俺も、冴霞は冴霞が一番だよな。ていうか、今更変える方が難しいし…………なんとか頑張るよ、冴霞」
意識してのものだが、今度は謙悟も淀みなく名前を呼ぶ事が出来た。冴霞もそれを感じたのか嬉しそうに笑うと――――さりげなく差しのべられている
謙悟の手に気がつき、心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしながら、そっと人差し指を絡め合う。
「「…………」」
わずかに見つめ合い、また照れたように俯いてしまう二人。しかしそれでも、つないだ指は離さずに。
夕暮れの光に伸びた長い影さえも離れる事はなく、夏の風は徐々に潮の香りを運び始めていた――――。
あとがき:
少し時間を逆行してのエピソード。まだ生徒会に入ったばかりの謙悟と、そして付き合い始めたばかりの冴霞。さらには副会長の龍也との
奇妙な関係を描きました。もともと蓮見龍也というキャラはあまり掘り下げるつもりはなかったのですが、せっかく第一話に名前を出している上に
謙悟とも親しくしていたので、もうちょっと物語を作ってあげるのも良いかと思っての書き下ろしです。
幼い頃の縁、小さな約束。名前や関係が変わっても、約束だけは消えない。そして龍也の事を思ってくれる女性もいるようで、誤解されながらも
不幸になる事はないでしょう。辛い経験をした彼にも、いつか必ず幸せが訪れるはずです。
管理人の感想
というわけで、鷹さんよりBGMの番外編、第2段をお送りして頂きました〜^^
今回の話は、本編である「B&G」の後日談といったところでしょうか。謙悟が生徒会に入る頃のお話。
そして今回スポットが当たったのは・・・何と、副生徒会長の蓮見くん。
印象は、クールで合理主義な「出来る男」だった彼の、苦い昔の話と、苦いばかりじゃなかった昔の話。二人と会っていたのは意外でしたね。
でも、そんな彼にもお世話をしてくれる――もとい、お世話をしている女性がいる様子。龍也も満更じゃなさそうですしね。
まだこの頃は初々しかったバカップルにも、注目ですね(笑)
それでは!!