2005年4月
(樹:2歳4〜5ヶ月)
「な・な・な!@^▽^@」 2005,4,7
樹の言葉は、まだ両親にしか理解出来ない。発語できる数がまだ少なく限られているので、まったく同じ言葉でも意味が違ってたりするのだ。
例えば「な・な・な」これは「バナナ」か、あるいは「お花」のこと。
「ばっうっ」=バスと、「ぱっう〜」=象さん、も聞き取りづらい。
最近パパは「パパ」と、「ぱっぱっぱっ」を聞き違えることが多い。ちなみに「ぱっぱっぱっ」=馬のことで、「パッパカ、パッパカ、、」と言ってるつもりらしい。

今日、お散歩の時に、散り落ちた桜の花をひとつ拾って樹に差し出した。
「な・な・な!@^▽^@」
すぐにポイッと放してしまうかと思ったら、お散歩中ず〜っと持っていた。帰りの車中でもずっと持って、しげしげと眺めては「な・な・な!@^▽^@」と嬉しそうにママに話しかけてきた。
黄色い花粉が指につくのも興味深かったのか、持つ手を替えては、指の花粉をじ〜〜っと観察したり。
結局最後は、持ち手を替えたりするうちに花びらがひとつふたつとちぎれ、残った部分もしおれて小さくなってしまった。
ずいぶん桜が気に入ったんだねえ。お花、好きだもんね。
桜も明日あたり満開。また明日も桜を見に行こうね♪

お花見in遊園地 2005,4,8
東京は快晴!桜は満開!絶好のお花見日和。
ママはまだ咳こんでたけど、マスクをしてポケットティッシュをごってり持って、帽子をかぶって、完全装備で比較的近場の遊園地へ、いざ!
樹をこの遊園地に連れてきたのは2回目。1回目はパパと樹のふたりで、今回は3人で。
スーパーにある子供ひろばやゲーセンの乗り物にも怖がって近づかないが、今日はあえてチャレンジ。
まず最初は園内をゆっくり廻る汽車に乗ってみた。樹、初めての遊園地体験。
思った通り、ママのお膝の上で固まっててニコリともしない。ま、泣かないだけよしとしよう。(途中、泣きそうになったが…)
次は動物園をお散歩。最近、興味のある「お馬さん」の実物を間近で見せた。…が、やはり固まってる。
園内をさんざん歩き回り、いいかげんくたびれた頃、観覧車に乗った。ところが、その時にはもう樹はおネムになりはじめてて、テンション低っ!窓の外の景色を見せるが、ぼ〜〜〜〜っと見るだけで、ノーコメント。かなり眠いらしい。ま、しょうがないね。
帰り道は桜を眺めつつ、写真もいっぱい撮りつつ帰った。眠そうだった樹も、帰り道はひとりでテクテク歩きまわっていた。

花見&遊園地、樹は楽しかったかな?

初対面? 2005,4,11
産婦人科の検診に、3人で行った。パパと樹、エコー画面で赤ちゃんと初対面。
「ほら、赤ちゃんがお兄ちゃ〜んって呼んでるよ」と、樹に言った時、なんと偶然にも赤ちゃんが片手を上げる格好に!樹も手を振ってるし!
エコーのモノクロ画面の赤ちゃんが、樹に理解出来たとは思えないが、でもなんとなく 二人で手を振り合った感じになったのが可笑しかった。すごい偶然。

アレルギー 2005,4,19
2ケ月も苦しめられた咳から、やっと解放された〜!
ママのアレルギー検査の結果、アレルゲンは やっぱり「スギ」だった。
それ以外にも出るかと思ったけど、スギだけらしい。それなら、スギ花粉のシーズンだけが問題なので、パパよりはマシかも。(パパのアレルゲンはハウスダスト)

・・・さて、ママの体調が良くなったら、やることがいっぱい山積みだ〜。がんばろっ。

2歳5ヶ月 2005,4,21
今日で2歳5ヶ月。早いもんだ‥(しみじみ)
最近の樹のブームは「お歌」。いっつも、なにかしら 口ずさんでいる。
歌詞は「ふんふふーん♪」と ハミングだったり、「わんわわーん」や「にゃんにゃんやーん」だったりだけど、何を歌っているのかは、聞いて判る。レパートリーもいつの間にか増えてるし。

お散歩中もずっと歌ってるので、パパと いつも一緒に歌いながら歩いているらしい。
そのせいでパパは 一人で歩いてても思わず歌っちゃうんだって。

ただ困るのが、曲の好き嫌いがハッキリしてて、嫌いな曲がかかると怒って激しくブーイング!しかも、好きな曲に変えるまでブーイングし続ける。。けっこう頑固。
音楽の聴き方も、見てるとこだわりがあって面白い。
楽しい曲は飛び跳ね、ギャグ系の曲はちゃんと(なぜか?)ウケてるし、バラードは静かに鑑賞する。
とにかく、音楽が大好きなことは間違いないようだ。(やっぱり血筋?)

オモチャ屋嫌いの幼児 2005,4,22
食事用の椅子を 樹に破壊されたので、新しい椅子を買いにトイザラスに出かけた。
いつもエレベーターに乗った時点から気づいて、トイザラスのある階で降りるのをすごく嫌がるんだけど、今日は大丈夫かなぁ‥。

パパとはあとで合流することにして、先に樹と二人でトイザラスへ。
一瞬、座り込んで降りるのを拒むが、なんとかエレベーターから引きずり降ろす。
入口でも尻込みするが無理矢理に手を引っ張って店内へ。少し歩くと観念したのか、普通に歩き出す。
「お。大丈夫そうだ。よし。いざ椅子の売り場へ。」 
と、椅子売り場の手前、ベビーカー売り場に若い母子連れ二組の大きな甲高い話し声。それぞれの赤ん坊がちょっとぐずってる。。
「‥やばい(汗)」早足で通り過ぎようとした時、その赤ん坊二人が泣き出した。
樹の顔を覗くと、涙ボロボロ。
「ま‥まずい!とりあえず泣き声から離れなくちゃ。」
慌てて入り口まで戻るが、間に合わなかった。顔や口の中を掻きむしり、唇の上から出血!慌てて樹の両手を強く握り、制止するが、樹はもうパニック状態。

そうこうしてるうちにパパが来たので、今日は買い物を諦めて店から出た。
樹は、そっくり返って泣いてる状態のままで、パパが抱えて歩いた。
こんなこともあるから、買い物もパパと3人で行くんだよなぁ‥。あの状態の樹を抱えて歩くのは ママじゃ無理だもの‥。

オモチャ屋に子供はつきものだし、子供は騒いで当たり前だし、仕方ないんだけどね。でも樹にそんなこと言っても、まだ判らないしなぁ。‥困ったもんだ。

通園 2005,4,25
今日は、通っている療育施設の「母子通園」の様子を見学させていただいた。
樹が途中から他の子の泣き声に反応して泣き出したので、私は樹を連れて先にその場を離れ、主にパパが説明を聞いた。
樹と同じような聴覚過敏の子も何人かいるそうだが、担当の方とのお話の中で、パパは「少し、温度差を感じた。」と言っていた。詳しい話の内容はここでは書かないけど、パパは少し不安を感じたようだった。
でも 実際に通うことになるのはパパじゃなく、ママなんだよね‥。大丈夫かぃな‥。

明日の通院は心理科だから、先生にも ちょっと相談してみるかな。

立っち出来た! 2005,4,26
何かにつかまって立ち上がるしか出来なかった樹が、今日はじめて なにもつかまらずに、ひとり自力で立ち上がることが出来た!!
「すごーーい!」と褒めると、何度もやってみせてくれたので、ビデオも撮れた。

今日、心理の先生と通園についてのお話をした。結局は「時期」の問題になるわけだが、いつから始めるのが良いかは、やはり一番身近な親が決めるしかない。
パニックを起こすことについても、そろそろ耐える経験を積んで 少しづつ慣れさせないと、いつまでも逃げてられないし‥。(下の子も産まれるしね。)
2歳くらいまでは、逃げるのも手、という考え方でもまだ良かったらしいが、2歳以降からは、社会性を学ぶことも 成長に欠かせない重要な要素になってくるしね。
それでも、無理矢理にというのは かえって逆効果らしいので、耐えられるギリギリという場面をいっぱい経験させて、精神的にいっぱいいっぱいになったら 少しお休み期間を設けたりして、まあ 波はあるだろうけど、徐々に限界までの枠を広げていく方法で練習していくしかないらしい。ものすごく時間がかかりそうだけど、頑張るしかない。
樹にとっても、私たちにとっても、これから、つらく厳しい時期になりそうだなぁ‥。

ママの勘は大当たり?! 2005,4,27
14週で胎動らしきものがあって、ずいぶん早いな〜と思っていたら、これまた今日16週4日目にして、なんと性別が判明!ビックリ!こんなに早く判っちゃうなんて。
どうやら女の子のようだ。私もエコー画面で確認したけど…うん。確かにそんな感じ。
「次も男の子な気がする」と言ってたパパに、「やっぱりママが当たり!女の子だってよ。」と言うと、「まだ100%決まったわけじゃないんだろ〜?」と言いつつ、「女の子の名前考えなくちゃ。」とか言ってるし。
ま、どっちだって良いんだよね。無事に産まれてくれれば。

女の子を育てるイメージはまだ湧かないけど、出産の時のイメ−ジは完璧に出来た。
なぜかというと、100%、帝王切開だって。
樹の時みたいな緊急事態の場合以外は、「予定帝王切開出産」になるワケだ。
…帝王切開ならすでに経験してるし…、実はちょっと安心してたりする。
ただ、また母乳で苦労しそうだな…。どうしても人工乳スタートになっちゃうからね…。
おっぱい、ちゃんと飲んでくれるといいけどな。

そんな感じで、今日はずっといろんなイメージを膨らませてニヤついていた…。

2005年5月
(樹:2歳5〜6ヶ月)
戌の日 2005,5,2
今日は戌の日。5ヶ月に入ったので、水天宮へお参りしてきた。
お祓い&安産祈祷、それと安産のお守りセット。樹の時とまったく同じコース♪明日から早速、お守りつきの腹巻着用だ〜!
どうか何事もなく、元気な赤ちゃんを授かれますように。

連休ですな・・ 2005,5,6
今年は大型連休だったそうですな‥。
うちは自営でまったく関係ないので、いつもと変わらぬ日々を過ごしていました。

‥しかし、今朝は参った。樹、朝4時起床。早いよ・・早すぎるよ・・。
ミルク飲んですぐにまた寝るかと思ったのに、ぜーんぜん寝ないし。
なんとか寝かしつけようと、パパと交代で奮闘することおよそ3時間。諦めて放っておいて先に寝たら、それから少しして樹も寝たようだった。
そんな日に限って通院日だし。おかげでパパもママも今日は あくびしっぱなしだよ。
今日は頼むからいっぱい寝てね〜。

湿疹、薬の副作用 2005,5,7
首の後ろに小さなポツポツが出来て、湿疹用の薬を塗ったんだけど、変化なし。悪くもならないけど、治りもしない。
そこで今度はパパが使ってる薬を塗ってみた。効能:かゆみ、あせも、湿疹‥と書いてある。
‥で、翌日の夜、お風呂の時に背中を見てビックリ! 昨夜、その薬を塗った部分が全体的に赤く腫れている! きゃー!!大変!
どう見ても薬が合わなかったようにしか見えないので、元の薬にとりあえずチェンジして、翌朝 パパが皮膚科に連れて行ってくれた。
やっぱり薬が合わなかったらしい。別の塗り薬で2〜3日もすれば治るとのこと。ほっ。
合わなかった薬の商品名と成分、メモっておくか。

母の日 2005,5,8
今日は母の日。一応、私も「母」‥というわけで、今日の夕食は3人で外食することに。
混んでなさそうなファミレス(・・失礼^^;)へGO!。家族で外食は久々だぁ。
お子様ランチ風なものが見当たらないので、樹には「カニ雑炊」を選んでみた。ママはカニが苦手なのでパパが味見。薄味で上品な味だそうで。それならOK!
いつものように、樹はゆっくりマイペースでの食事。でもラッキーなことに、周りの席に子供がいなかったので落ち着いて食事が出来た。

帰宅後、夕食分の内服薬を摂るため、夕方作って冷やしておいたプリン半分とヨーグルトを食べさせた。デザートだね。(薬が混ざってるけどね)

樹もグズることなく帰ってこれたし、よかった よかった♪

小児外科の通院日 2005,5,10
今日は 樹が手術を受けた小児外科の、3ヶ月に1度の定期健診日。
毎回、エコーで腹部を診るのだけど、今回は問診と触診のみで エコーなし。それだけ順調ということなのかな?
これで内服薬が減るかと期待していたが、相変わらず便秘なことがやはりネックということで、逆にもう1種類増えてしまった‥。
これで内服薬4種類×日に3回&日に2回の浣腸。。お薬と縁が切れるのはまだまだ先かぁ。残念・・。
まあ、便秘することで起きるかもしれない重篤な症状を考えると仕方ないっていうのは解るから「お薬、嫌です」とはもちろん言わないけどね‥。

しかし‥樹があの苦〜い山盛りの粉薬を嫌がらずに毎食後3回飲んでくれることはホントに救いだ。毎回嫌がって無理に飲ませないといけないんだと、親子共にストレスになっただろうし‥。
生後間もない頃からずっと飲んでるから、それが樹にとっては普通で当たり前なことなんだろうけど‥。
苦い粉薬を、樹が大好きなヨーグルトに混ぜる時、ママはいつもちょっと心が痛いよ・・。

S・T(食事指導) 2005,5,11
今日はS・T(食事指導)の日。
樹はもうすぐ2歳半だが、いまだに後期離乳食。摂食障害とでも言うのかな?モノを噛んで飲み込むということが、樹にはちょっと難しいらしい。
口腔過敏のせいかも、ということで、食事指導を受けている。先生の話では、見たところ、離乳食中期メニューくらいのほうが樹にはちょうど良いらしい。がーーん。。

確かに、後期メニューばかりにすると全部は食べられないので、中期〜後期くらいのメニューをいくつか作って、それを交互に食べさせている。噛むのが困難なので、むちゃくちゃ食事時間が長くなる。
なるべく(と言っても、出来る範囲でだけど)、ステップアップ(中期→後期へ)したほうが良いのだとばっかり思ってたんだけど‥そうじゃなかったのかぁ。

食事するのに、毎回平均1時間半〜2時間かかることが悩みだったのだが、無理に後期メニューを食べさせようとせず、食べやすい中期くらいのメニューにしてあげれば、時間を短縮出来るのではないか、とのことだった。‥なるほど。そうなんだぁ。
食事時間を短縮出来たら助かるよ〜。だって日に3回の食事時間、トータルすると1日5〜6時間も食事してるんだから!それに更に調理時間も足すと‥‥。ママの時間はまったくない。一日中、樹の食事に追われてる感じ。
先生曰く、1回の食事時間、40分くらいを目標にしてみましょう、とのこと。
よっしゃ〜〜〜。がんばるぞ〜〜!

O・T(作業療法) 2005,5,13
今日は 樹の苦手なO・T(作業療法)の日。
O・Tは、主に指先や手の動きなどの訓練だけど、樹は自分の体に触れられるのをすごく嫌がる。特に手足。だから、樹にとっては苦手な訓練なのだ。

周りの子の声が気になったり、触られるのを嫌がったりで、訓練のほうも遅々としてなかなか進まなかったのだけど、今日はちょっと違ってた。
前回まで出来なかったことが いつのまにか出来るようになってる!すごーい!
先生も喜んでくれて、樹も自慢げ。

実は、あまりにも樹の(訓練への)反応が悪いから、O・Tで使うおもちゃと同じようなものを家でも用意して、ずっとそれで遊んでたんだよね。
効果はあったみたいだね。良かった。良かった。

帰りはいつもの広場に行って、また走り回って遊んだ。走るのも、だんだんうまくなってきたね。まだ たまに右足を少し引きずるけど、なんとか転ばずに走ってる。

歩くこと。走ること。産まれた頃は、望めないかもしれなかったこと‥。

樹が嬉しそうに満面の笑顔で走るのを見てると、いつも産まれた頃のあの想いが蘇って、胸が熱くなる。
子供の可能性って すごい。

実家へ帰省 2005,5,16
梅雨真っ最中の実家へ帰省。ところが、さすが「晴れ男」ふたりが一緒なだけに、素晴らしく晴天!
父の1周忌は9月。出産予定日は10月。飛行機に乗れるのは予定日の28日前まで。ギリギリ行けるか行けないか‥。
でも、前回が早産だったこと、樹を連れての帰省はけっこうハードな事など、いろいろ考えると やっぱり臨月間近での帰省は厳しい‥ということで、安定期で、さらに梅雨時でチケットも安い今が一番良いと、日にちを前にずらしての帰省となった。
(本来、こういった日にちは、後日にずらすものだけど、後にずらすと、新生児を抱えての帰省は無理なので更に先延ばしとなり、3年忌に近くなってしまうので、前倒しすることにした。まぁ、孫の都合じゃ、父も納得してくれるだろう‥。)

レンタカーを借り、実家で母を乗せて 父の墓参り。広い墓地の中を樹は走り回る。
その帰り道、滞在中に必要なものを買出しに大型スーパーなどをはしご。樹はずっとドライブなので終始ゴキゲン♪
夕方、ビーチサイドのドライブインの駐車場脇で、母が用意したお弁当を囲む。海風が強すぎて、紙皿は吹っ飛ぶし、髪はぼっさぼっさ〜。。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
仕事帰りの弟がそこで合流。母を乗せて帰っていったので、私たちも滞在するホテルへ向かった。
夕食を終えてお風呂に入り(見慣れないお風呂場に、樹、怖がって大泣き‥)、寝るころにはもう0時になっていた。
今朝は朝5時起きだったから‥長い一日だった。樹も眠いし疲れて、大ぐずりしつつ寝た。
明日も早起きの予定だけど‥起きられるかな?

帰省2日目 2005,5,17
今回もパックツアーを利用したのだが、ツアーの特典の中に「水族館の無料券」があったので、ちょっと遠出になるが、母も一緒に4人で行くことにした。お天気は今日も晴天。まるで夏のような日差しだ。
小さな水族館には行ったことあるけど、本格的な大きい水族館に樹を連れて行くのは初めて。
巨大水槽の中を泳ぐ、大小様々なお魚たちに樹は目が釘付け!まわりに数人の子供がいたけど、それもほとんど気にならないくらいに夢中になって見ている。
でも、そんな時間も長くは続かない。。向こうから、ひときわ大きな声を発しながら小さい女の子が樹の前に走ってきた。ちょうど樹の前に大きなお魚がいたので、その女の子は大興奮!館内に響きわたるくらいの大声ではしゃぎまくり。
慌ててその場から離れたが、樹はすでにパニック寸前。そっくり返って泣きながら口の中や顔を引っかきはじめた。
しょうがないこととは言え‥。はぁ〜。溜息。

しばらくして落ち着いてきたので、小さい子から逃げつつ(←1回パニックを起こしかけると、その後しばらくは過剰反応するので‥)また館内を一回りしてから出た。
ちょっと泣いちゃったけど、でも充分楽しんだね♪

帰りは、樹に海を見せたかったので、ビーチに寄り道。砂の感触に驚きながらも、海に向かって歩いていく。波打ち際まで行くが、波の「ザザーン」という音がちょっと怖いようで、後ずさり。 また波に近づいては後ずさりを繰り返す。
波が打ち上げた珊瑚の上に樹を腰掛けさせると、いろんな形の珊瑚を拾ってジーッと見てはポィッ!また拾ってはポィッ!楽しそう。
時間があまりなかったので長く遊べなかったけど、一応 海には行けたね。良かった。

夜は妹夫婦&弟と合流。みんなで楽しく夕食‥のはずだったが、人見知りで緊張してた上に、お客の笑い声などが聞こえて、樹がまたまたパニック!
その場にいられない状態になり、仕方なくパパは樹を連れて店外へ。
私はささっと食べて、パパと交代。まだパニックが治まらないので、店内での食事を諦め、車内で持参していたレトルト食を食べさせることにした。。
車内は静かなので、ママが歌を歌って、しばらくすると落ち着いてきた。せっかく美味しい夕食だったのに、樹だけレトルト食になっちゃったね。。残念だね。

ホテルに戻り、お風呂‥と思ったけど、お風呂場を覗いただけで怖がって尋常じゃないほど泣くので、今日はお風呂中止。体をガーゼで拭いて、早めに寝かせることにした。
寝た後も、ちょっとした物音や声に過剰反応し、ぐずり起きるを繰り返し、床に就いて1時間くらいしてようやく寝た。。
樹が起きないよう、そーっとそーっと物音を立てないようにしつつ、明日帰る荷造りをして、ママが寝る頃にはもう夜中の4時を回っていた。
あ〜。今日は楽しかったけど、さすがに疲れた。。

帰省3日目〜帰宅 2005,5,18
今日で2泊3日の帰省も終わり。
時間もないし、実家の近くでお土産などを買って、あとは家でのんびり。
空港まで 母と弟が見送りに来た。樹もすっかり母に慣れて、母とずっと手をつないで歩いていた。
次は下の子の出産の時にまた会おうね〜。(≧∇≦)ノ~~~

しかし‥さすがに2泊3日はハードだったなぁ。子供がいると、子供の食事やトイレ、お昼寝等で、時間の調整が難しく、予定が立てづらい。
さらにもう一人増えるとなると、2泊はかなりキツイかも。近ければ良いけど、遠いからねぇ。自宅〜実家到着までの所要時間、5〜6時間だものね。。移動だけで1日分の体力の半分をすでに消耗してるヮ。

まぁ父の1年忌の墓参りも済ませたし、樹を海にも連れて行けたし、梅雨なのに滞在中ずっと晴天に恵まれたし、母と樹も仲良く遊んでたし‥(←これが実は一番心配だった)。短くても中身の濃い滞在には なったかな。
樹の記憶には、、残るかな?‥無理か。

2歳6ヶ月 2005,5,21
今日で樹、2歳半になりました〜。早いなぁ。
1歳になるまでは1ヶ月ごとにパパが小さなケーキを買ってきては、プチお祝い(笑)をしてたけど、最近はさすがにしなくなった。
ママがつわりでずっと食べられなかったからっていうのもあるけど‥今日は特に何もしなかった。
3歳のお誕生日にはちゃんとお祝いするからね♪

O・T&S・T(食事指導) 2005,5,26
今日はO・TとS・T(食事指導)の日。
食事指導の時に、栄養指導の先生がいらして、食事内容や時間など、いろいろなアドバイスを受けた。
親の都合で遅い時間帯にシフトしたまんまの生活リズムを、そろそろ見直さないといけないということを再確認させられた。
頭では判ってるんだけどね‥。起きられるかな。。っていうか、夜、早く寝ないと!

下が産まれたら、嫌でも睡眠不足な日々がやってくるので、今のうちに自分の時間(深夜)を謳歌しようと思ってたんだけどな。・・やっぱ、だめか。

予定日 2005,5,27
今日は久々の検診日。おぉ!大きくなってる〜。やっぱり女の子の可能性が高いようだ。もう女の子の名前、考えちゃおうかな。

おおよその出産予定日を訊ねてみたところ、予想通り、少し早めの37wあたりというお答え。
ん〜。10月8日が予定日だから‥37wあたりというと‥9月の半ば頃か。。
だいたい私が予想してた頃だ。37wなら、早産ではなくて正期産の範囲内だし。まぁ大丈夫。うん。
しかし、予定出産ってのは、ある意味、ラクかも。
この日の何時って、あらかじめ決めて臨めるんだもの。準備万端でいけるよね。

実際の予定日も聞けたので、あとはその日に向かって チビチビと準備!だ。

「2歳〜!」 2005,5,30
「何歳?」「2歳!(指でVサイン)、」というのを教えようと思ってたんだけどすっかり忘れてて、気づけばもう2歳になって半年が過ぎている。
まずい!このままだと3歳になった頃に「2歳!」を覚えることに なっちゃうかも‥。というわけで、今晩、急に思い立って練習を始めた。
「何歳?‥ほら、2歳ってこうやるんだよ。」とママがVサインをしてみせる。すると、一瞬 出来るのだけど、なぜかすぐに「キツネさん(人差し指&小指を立てる形)」になってしまう。
そのやりとりを途中から見ていたパパが、「お!出来てるじゃない。2歳!」と‥。
ん?そっか。言われてみれば 形は「キツネさん」でも、一応「2歳」には見えるか。

ママ:「じゃ、いいや。キツネさんでも。樹、何歳〜?」
樹:パッと「キツネさん」の形を作ってみせる。
パパ&ママ:「お〜!出来たぁ。」←親ばか。

そのあとも何度かそのやりとりをして、今日は就寝。
思ってた形とは違うものの、わりとすぐに出来たな。なんとか2歳の間に「2歳!」が出来るようになって、とりあえず良かったヮ。
でも‥明日までちゃんと覚えてるかなぁ?覚えるまでしばらくの間は「何歳?」と聞き続けようっと。

母子通園の体験見学 2005,5,31
通っている療育施設の中に「母子通園」というものがある。母(保護者)と子が一緒に通う、保育園のような感じ。
この施設は「重症心身障害児施設」。通園児童は主に肢体不自由児で、樹のように独歩が可能な子はほとんどいないそうだ。
そのため樹の入園に、即OKというわけにはいかないようだった。(前例がないと言われた)

まずソーシャルワーカーさんと相談。ここで現状を訴える。今どういう状況で、この先の(通園を含め)どうしたいのか、希望等を細かに話した。
そして今日、実際の保育の様子を体験見学。ソーシャルワーカーさんや、樹の現OT担当の先生などがその場には同席していた。
そして来週、先生方の会議にて、樹の入園の可否が決定されるらしい。
可否の結果は来週末頃には知らされるが、もし入園可だったとしても、実際の通園は7月からのスタートだそうだ。はぁ・・道のり長いな。

で、肝心の通園の体験見学のほうはどうだったかというと‥。(下肢を使う運動つまり飛んだり跳ねたり走ったり‥がない以外は)まぁ、よくある保育園の保育となんら変わらない‥と思う。(多分)
はじめから耳栓を装着して行ったので、少しビクつきながらも、なんとか最後まで体験見学出来た。
トランポリンに乗せたら恐がって泣いちゃったけど、お友達を見ても、目をそらしたり ママに抱きついたりするくらいで、いつものように逃げ出したりはしなかった。
はじめてたくさんの(と言っても総勢8人くらい)同年代のお友達と遊んだわけだけど、心配してたほど大きなパニックもなかったし、それどころか、比較的落ち着いていたので驚いた。
まぁ、もちろんこれは「耳栓の効果」なことは明らかなのだけど、聴覚過敏はいきなり良くなったり、慣れたりするものではないようなので、しばらくの間は耳栓を装着しての通園を考えている。
先生の声も大きかったから、耳栓がないと、恐らく10秒も持たないと思うし。

あとは会議の結果、通園の許可が出れば、7月から母子通園スタートだ。行けるといいなあ。