一人でも張れるタープ


夏場の日よけは元より、雨よけなどにも大変重宝なタープ。
ですが、値段がそこそこだったり、設営に手間が掛かったり
と私自身手が出なかったのですが、一人で張る方法を見つけて
以来、手放せないグッズとなりました。 
そんなタープの張り方を紹介します。



きむらクラフトで使っているタープです。
普段はこんなにコンパクトになっています。 車に積みっぱなしにして置いても
邪魔にならないサイズですね。 それでも設営すればトビラのサイズになります。
お値段はホームセンターで3980円。 三流品もいい所ですね。


パッキングを解くと、本体、三節根の様に畳まれたポール、ペグにロープにゴム
ハンマー。 必要な物は全部入っています。

早速設営してみましょう。 一人で立てる時のミソがいきなり出てきます。 
タープ本体の重さを利用して「ポールを一本自律させる」です。 


タープをくぐしたポールをロープによって突っ張らせて立てます。 ロープの角度
が120度位になるように幅約2メートル間隔にペグを打ちます。 この時、風向き
に注意して下さい。 風上から設営し始めるようにしないと、直ぐにポールは倒れ
てしまいます。 タープの上にプロポケース程度の重しを乗せておくのも良いかも
しれません。

一本ポールが立てばこっちの物。 タープがピンと張るように反対側のポールを立
てます。 私のタープはポールの底はただのゴムキャップですので、ロープや
ポールの位置をずらしながらピンと張るように調整していきます。

裾のロープをペグに固定します。 この片側の状態ではロープはピンと張らずに
屋根の角度に気を配る程度にしておきます。


もう方屋根のロープをペグに固定したら、タープの回りを一周してロープの増し締め
をしていき、タープの形を整えていきます。 ロープのテンションが均一になれば
タープの完成です。  本日、設営に要した時間は6分でした。

応用として、別売りのポールとロープを2本追加した変形バージョンです。 追加し
た自在伸縮のアルミポールは一本980円でしたが、天井が高くなって居住性が
UPしました。  この比較的小型のタープでも、2メータークラスの機体と大柄な
人間が日陰にすっぽり収まります。


片付けは最初に全部のポールを倒してしまえば後は畳むだけ。 
所要時間は3分です。


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