ちょっと大きめグライダー用フック

2メートルクラスの機体を作ってみて、このサイズの機体に使うフックに
適当な物が無かったので、自分で作ってみることにしました。 市販の
フックは、F3B機が上げられるほど「ごつい」物がほとんどですし、さすがに
「ピアノ線を曲げてガムテープでぺた」もなんだか.....。        
手元にあった材料で、本格的なフックを作ってみます。


「以前真剣にRC−Carを走らせていた」とか、風が強い日用にRC−Carを用意
しているという方(両方とも木村です...)、こんな物がパーツ箱とかに転がって
いませんか?  サスペンションやタイロッドなどに使うボールリンクです。
このシャフト部分は両端にM3のネジが切ってあり、真ん中はストレートです。


これを画像の様に直角に曲げます。 (ネジ山を潰さないようにして下さいね)


不要部分をカットすればフックのできあがりです。

取り付けはつば付きナットを使うと楽で確実です。
ホームセンターではM4の物しかありませんでしたが、模型店にはM3の物が
置いてありました。 つば付きナットはエポキシ接着剤でかっちり接着します。



mini Bird of Timeに使用した例です。
フック本体に使用したシャフトは比較的柔らかい素材で出来ているらしく、強い
力が掛かると曲がって力を逃がしてくれます。 もう少し堅い物をお望みなら
ガスレンジなどで曲げ及びカット加工後のシャフトを焼き入れしてあげれば
良いと思います。

 [戻る]