簡単スキッドの紹介


HLGなどの胴体着陸が常のグライダーにはスキッドが必需品ですね。
確実にハンドキャッチ出来たり、芝や草の上に降ろせれば良いのですが、
土の上や運悪くアスファルトの駐車場などに降りた日には、胴体下面の
無事は諦めなくてはなりません。 
そんなときに、このスキッドは威力を発揮します。


材料は弾性のある両面テープ、ポリカーボネート板です。
ポリカーボネート板は模型店などで手に入ります。 ポリカーボネート板以外でも
ポリプロピレン板(ビデオテープのケースなど)などでも良いと思います。
画像の物は模型店で購入した0.5o厚のポリカ板です。 青い色は保護のビニールで、
剥がすと透明な板が出てきます。

ペットボトルを切り開いて利用すると言う手もあります。 ペットボトル素材は対摩耗性に
とても優れていて、それでいて柔軟でしかも安価(ほとんどタダ)です。
じんごろうの工作さんより情報をいただきました。m(__)m)

両面テープは弾性のある物なら何でも良いと思います。
私はプチルゴム系の黒い両面テープを使いました。 スポンジ素材の白い物でも可です。


作り方はいたって簡単。
ポリカ板に弾性両面テープを貼り、3〜5o幅(機体のサイズに合わせて)にカットするだけ。
後は機体に貼り付けるだけです。


使用例です。
John−SW1000に使って見ました。
きむらクラフトでは他にFRP胴体のモーターグライダーなどにも使っています。


この様な断面ですので衝撃吸収能力はありますし、ポリカ板はRCカーのボディにも使われる
程対摩擦性に優れます。 アスファルトで擦っても大丈夫です。

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