この機体ではシャーレ翼の主翼に、Catia等と同様のカーボンリブ組
の水平、垂直尾翼の組み合わせとなります。
計測をしたところ、この水平尾翼は面積が2.7dm2もあり、また、
フラットボトムな翼型を採用していて、速度域の変化による舵の効き
やランチ時などの超高速時のフイルムの振動と言う心配材料があり
ました。
この機体の水平尾翼容積は、重心位置を前縁より80ミリ程度とした
ときにノーマルで約0.46と大きめに設定してありました。 大きすぎる
ボリュームでもありませんが、少し小さくしたいと思いました。
また、好みとして水平尾翼と垂直尾翼は近づけて置きたいです。
そこで、水平尾翼はバルサ直貼りで自作する事とし、位置を後ろへ
移動することにしました。 自作した水平尾翼面積は約2.5dm2
で、変更後の水平尾翼容積は約0.44となりました。
水平尾翼のデザインはSG2の平面形が流行ですが、同じドレラ
博士設計のF3J機 Supraの物を使用しました。
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パイプの付け根から水平尾翼のマウントまでは、キット指示より30ミリ
後方の575ミリとしています。
また、垂直尾翼は5°ほど前に傾けています。 これは、垂直尾翼の
上下の大きさのバランスを取る為の策です。
本当なら、取りつけ位置を下へ15ミリほどずらしたい所ですが、構造
上許されません。
垂直尾翼はオリジナルの物を使いました。 コレも自作の物に替えれば
問題は解決なのですが、芸術作品の様な工作品を一つは残して置き
たかったからです。 |
メカは薄型のサーボを2コずつ2列に配し、前側にラダーとエレベータ、
後ろ側にエルロンのサーボを置きます。
ラダーはPEラインによるプルプル、フライングテールのエレベーターは
キット付属のカーボンロッドによるプッシュプルとしました。
サーボの位置は、電池と受信機が出し入れ出来るギリギリの所まで
前進させました。 使う受信機や電池やサーボを使って現物でシミュ
レーションを行って決定しました。
Quickの受信機を使う限り、これよりも前にサーボを出すことは出来
ませんでした。
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