Catia−DLG セッティングほか



初飛行は2005.11.13上里の紙飛行機大会会場でのデモン
ストレーションででした。
かなり滑空速度が速く沈下が大きかったのと、ランチでの左巻き
込み癖をを感じました。


滑空速度の調整はフラップの下げ角で調整してみましたが、気持
ち良い滑空速度にするには6ミリ以上のダウンが必要だったため
主翼取り付け角の変更を試みました。 
主翼と胴体の間にボール紙のシムを挟んで調整をし、最終的に
は水平尾翼の後部取りつけネジにワッシャーを一枚挟む事で落
ち着きました。

巻き込み癖の方は同型機をプリセット無しで投げている方もい
らっしゃいますが、私はどうも曲がってしまいます。
結局、ラダーのランチプリセットで解決しました。

セッティングデータ
飛行重量 265g
重心位置 前縁より73ミリ(私が後ろ重心を好む傾向があるため、
3ミリほど前でも可)

エルロン       UP12ミリ  DN4ミリ
エレベーター    UP8ミリ   DN10ミリ
ラダー        左右20ミリ

エルロン→ラダーMIX 65% 動作量左右12ミリ

ランチモード
エルロン   左右共3ミリUP
ラダー     右4ミリ
エレベータ  1ミリDN

滞空モード
エルロン   左右3ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右14ミリDN
エレベータ  3ミリDN  

きむらクラフト的 改良案


ランチの時の振れの収まりが悪いように感じます。 原因としては
垂直尾翼のボリューム不足や投げ方の癖等が考えられますが、
主翼中央あたりに乗っているサーボの重量も見過ごせません。

胴体に搭載してしまうのも一案ですが、せっかくARFとして大変作
り易いのにてを煩わせるのも....。
また、製作メーカーの見解では、ホーンを付け根に持ってくると、
フラッターが起きる可能性があるので勧めないとの事でした。

ならば、せめて上の画像の様に、サーボの取りつけ位置を少しで
も主翼中央に近づけるのはいかがでしょう。 コードも短くて済み、
翼も厚くなっているので、サーボの選択肢も広がります。
(画像はCGで加工したものです)



ランチの巻き込み癖の解消案として、垂直尾翼の面積拡大が一番
手っ取り早いですが、取りつけ位置を下げて垂直尾翼の上と下の
バランスを整えてあげるのも一手かと思います。 

投げ出されて横滑り最中での姿勢変化が抑えられるのでは無いか
と考えます。 
ブームを延ばすと言う手もありますが、HLG一本のフライヤーでは
無いと違和感を覚える方もいらっしゃいます。


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