主翼の製作 3


主翼にフイルムを貼る前に、胴体とのフィッティングをしておきます。
私のキットの場合、胴体のカンザシ受け周りがふくらんでいたため
削って修正しました。 ゲルコートを削り切るほど歪んでいました。


フイルムはオラカバドライを使用、定番の表白、裏赤です。 画像は
翼端部分の貼り込みです。 アイロンを高温に設定して、「これでも
かっ!」ってほど引っ張ります。 きれいに翼端のカーブに沿ってま
すね


白だけでちょっと寂しかったので、ロゴを入れてあげることにしました。
パソコンでプリントアウトしたロゴを切り抜いて型を作りました。 陰の
部分と字の部分を別に作ります。 陰の部分を切り抜くのには時間が
掛かりました。 スプレー糊で固定して塗装します。


こんな感じになりました。 使用した塗料は田宮のミニ四スプレーです。

エルロンにエルロンホーンを接着します。 エルロンホーンは1ミリの
FRP板から切り出しています。 エルロンに溝を掘って差し込んで瞬
間接着剤で接着していますが、ホーンの足は底(上面プランクの内
側)に接着しています。

見えにくいですが、クラフトるうむのウエットフイルムから切り出した
テープヒンジです。 クリアテープより薄くて強く、テープヒンジに最適
な素材です。 とてもスムーズに動きます。


エルロンをつなげました。 隙間はミニマムですが、軽く動きます。

今回使用したメカ類一式です。 エルロンサーボ用のOKのS1809
エレベーター、ラダー用のモデルクラフトML−100MGBBです。
電池はNiMHの1000mAhの物をハンダ付けで組んだ物です。


エルロン用のロッドは1.2ミリのピアノ線を真ちゅう製のアジャスター
にハンダ付けして作りました。 アジャスターの穴が1ミリだったので、
苦労して穴を1.2ミリに広げています。

S1809は横向きの耳が付いているので、サーボベッドも簡単に済む
ので助かります。 2ミリベニヤと3ミリバルサを重ねたベッドです。


サーボはM2.6のタッピングねじで取り付けました。 サーボホーン
は1ノッチ分、前に倒してスポイロン動作時のストロークを稼ぎます。

エルロンホーンカバーはサーマル工房製の物です。 最初、このまま
使う予定で購入したのですが、FRPで複製を作って使用することにし
ました。


できあがったカバーで片側で2グラムです。 このサイズの機体には
全然問題にならない数字ですが、ちょっとした拘りです。


このようになります。 使用するときはプラカラーで塗装して両面テープ
で取り付けます。 いきなり赤を塗ると透けてしまうので、白を先に吹い
てから赤を吹きます。 透け防止と発色を良くする効果があります。


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