Radina−2M 胴体の製作 2


メカプレートの接着です。
重量のあるサーボは出来るだけ前に乗せたかったので、この位置となりました。
サーボトレイは1.5ミリのFRP板から、実際にサーボを乗せてシミュレーション
した上で位置決めをして切り出しました。 このFRP板は、会社の産廃置き場か
ら見つけてきたプリント基盤です。 


高粘度の瞬間接着剤で仮止めをした後に、マイクロバルーンエポキシを盛って補
強としています。 マスキングテープを貼って仕上げると綺麗に出来ます。

このメカ位置は受信機をサーボの後ろに置くレイアウトです。 受信機をノーズに
積むのであれば、もう少しサーボの搭載位置を後ろに下げる必要があります。
 

ラダーとエレベーターリンケージ用のピアノ線の先にアジャスターをハンダ付けし
ます。 きっちりとハンダが回らないと強度不足で取れてしまうことがあるため、
アジャスターに小穴を開けてハンダの逃げにします。


ラダーのリンケージピアノ線は抜き取る事が出来るので抜いて作業をすれば良
いのですが、エレベーター用のピアノ線は抜けませんので、胴体に取り付けた
ままハンダ付け作業をしないといけません。 画像の様に、放熱クリップを付けて
フレキシブルパイプが変形しないようにします。
ペーストを少量付けて、逃げ用の穴からハンダが沸いてくるようになれば接合は
OKです。

サーボは右からエレベーター用のWaypoint W−150MG、ラダー用の同
W−84です。 ラダーは通常のアジャスターを使っていますが、エレベーターは
ボールジョイントを使いました。 サーボの高さの違いから、エレベーターサーボの
ボールジョイントはサーボホーンの下側に取り付けてあります。

バッテリーは単四サイズのNiMh800mAhの物を5セルパックにしてノーズに納
めています。 電源スイッチはメカプレートに固定しています。 このスイッチは電気
のパーツ屋さんで1個80円で買いました。 充電用のコネクターも出しています。


キャノピーの固定は2ミリのカーボンロッドです。

ラダーのリンケージは先端を90度に曲げて差し込んでいるだけです。 


アンテナ線は、2倍に延長してテール部分から200ミリほど垂らしています。

この機体に使った受信機はシュルツの840−Wと言う機種で、電波障害などの
時はPCM受信機の様に動作してくれます。 ですが、旧型の為に5〜7CHが変
わった出し方をしています。 その為に、特殊なハーネスを作る必要がありました。

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