Radina−2M 胴体の製作 1



フックの製作です。
ベースになるのは3ミリベニヤを2枚積層し、鬼目ナットを瞬間接着剤で接着
した物です。  フック本体は4ミリの長ネジを90度に曲げ、ガスコンロであ
ぶって焼きを入れた物を使用します。 「焼き」機体重量がありますので、ラン
ディングの時に曲がってしまう事への対策です。

当初、加納さんの様に波板Jボルトを使おうと思っていましたが、近所のホーム
センターには首下の長いものしか無く断念した次第です。


胴体底部に4ミリの穴を開けます。 パーテーションラインが入っているので
芯だしは楽ですね。 位置は前縁より80ミリの所です。


取り付けはまず、エポキシ接着剤をたっぷり着けたペースを指定位置に置い
て、胴体外部から4ミリボルトで軽く締めて硬化を待ちます。 硬化後、フック
にエポキシ接着剤を付けてねじ込み、内側からも接着剤を塗布して緩み止め
とします。 外す時は、少し力を入れて回せば回ります。 
折れてしまったら....諦めてドリルなどでもんで下さい。

ラダーホーンの取り付けです。
添付の1.2ミリのロッドに合わせて2ミリサイズのブラスホーンを使用し、
小さめの穴を開けた後にホーンをねじ込み、マイクロバルーンエポキシで回り
を充填して補強接着します。 ホーンがこの位置ですから、そのままでは右と
左の舵角に差が出来てしまいます。 サーボホーンの角度や送信機のATV
で調整する必要があります。


内側にもマイクロバルーンエポキシを充填しておきました。

水平尾翼の加工です。
この機体の水平尾翼は水平尾翼前縁部が連結される形状をしていますが、
製産側の考慮不足か、垂直尾翼に干渉して必要な舵角が確保出来なかった
ために、削って修正しています。


また、左側の水平尾翼のラインが垂直尾翼のラインと合っていなかったために
こちらも削って修正しています。  あまり削ると穴が開きそうでしたので、そ
こそこの所で止めておきました。

ノーズウエイトです。
ひと通りの内蔵物と首尾翼を取り付け、ノーズに鉛の粒(釣り用の重り)を乗せ
ながら大まかに釣り合いを取ります。 その時の重りから10グラムほどさっ
引いた物を溶かしてノーズウエイトとします。 重りを減らしたのは調整する幅
を持たせるためです。 この機体では150グラムのウエイトとなりました。

機首に外側からアルミホイルを3〜4重に巻き付け、きつく押しつけて機首の
型を取り、その中に溶かした鉛を流し込む事でノーズのの形をした重りを作る
事が出来ます。 製作時に取り出しを容易にするためにPEラインを瞬間接着
剤で貼り付けてあります。 最終的にはセメダインスーパーXにて胴体に固定
します。


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