Radina−2M 主翼の製作


この手の完成グライダーは製作と言っても、メインはメカ積み&リンケージに
なりまが、加工部分は結構多いのも事実です。
まずはサーボホール加工です。 この機体はサーボホールの穴開けまでは
済んでいませんので自分で加工する必要があります。 5ミリずつの余裕を
残してスキンに穴を開けますが、事前にマスキングテープでカットラインを作っ
て置くと工作し易く、また、回りを傷から守ってくれます。


四隅にリューターで穴を開けてからPカッターで切り取りました。 切り口は
サンディングして仕上げます。 主翼が口を開けた所で主翼の内側を点検して
スパーや補強材の浮き等がないか、良く点検しておきます。

エルロン及びフラップのホーンとなるブラスホーンです。 使うロッドエンドによ
り、首の部分の加工をしてあげる必要があります。 左が加工前、右が加工後
です。  


取り付けはマイクロバルーンを混ぜた5分エポキシで、首を接着すると
共に、足も固定してあげます。

主翼にサーボが4個も乗り、それを胴体との間で接続をしないといけません。
その為に、ワイヤーハーネスを作成しました。 プロポメーカー発売の延長コー
ドだけでも良いのですが、長い延長コードはそれなりに良いお値段です。
ケチって会社の産廃置き場や電子部品屋さんを回ってハーネスを自作しました。


+と−は共用として、4Pコネクタにまとめられるようにしました。 4Pコネクタが
少し高かったですが、その他のピンベースは一機分で30円ほど、コード類はジャ
ンクを漁ってGETした物でタダです。



フラップサーボ(上)とエルロンサーボ(下)です。
どちらもバルサで作ったベースにネジ止めで取り付けられています。 サーボは
ミニマムサイズです。 特にフラップはこのサーボではギリギリのキャパシティー
しかありませんので、皆さんはメタルギヤのサーボを搭載して下さいね。 トルク
と言うよりハードウェア的強度が足りてません。

アジャスターはブラス製のアジャスターに1.2ミリのピアノ線をハンダ付けした
物を使っています。


付属のFRP製サーボカバーです。
耳の部分がもう少し大きければ一周テープで止めれば済むのですが、縁の少ない
為に、セメダインスーパーXを点付けして固定しています。

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