BRAINS−M400 主翼の製作


リブの製作です。
この翼の翼型はNACA2411ですが、テンプレートは片側は12%
もう一方は10%です。 リブは1.5ミリバルサでこのテンプレートを
使って一機分全部のリブをいっぺんに切り出します。
ちなみにテンプレートは0.5ミリアルミ版です。

切り出したら順番を狂わせ無いように2枚ずつ組みにして、サンディン
グボードで仕上げます。  仕上がったリブは2つに分けて右用、左用
となります。

組み立てはいつものように図面の上にラップを敷いて、その上で行い
ます。 捻れには細心の注意を払って下さい。 捻れを懸念して、後縁
は上下面をプランクまでしてから定盤から取り外しています。


強度の決め手のウエブ材ですが、後ろ側はフルに、前側はリブとスパー
接する部分だけにしてあります。


エルロンサーボのサーボベッドはこの時点で作り付けておきます。ベッド
自体は2ミリベニヤですが、台になる部分は3ミリバルサです。

エルロンは当初、出来合のエルロン材を使おうと思っていたのですが、
重量との折り合いが付かず、リブ組で作る事になりました。 ヒンジが入る
前縁部分は4ミリバルサ、リブとなる部分は1.5ミリバルサ、後は1ミリ
バルサです。

翼端材もくり抜いています。

主翼の接合は5分エポキシで芋付けです。 例によってカンザシは使って
いません。 接合後にマイクログラスを接合部に巻きますので、強度的な
問題はありません。

構成上、取り付けネジがかなり後ろに行ってしまいましたので、補強材が
こんな形になってしまいました。

以上に長いダウエルです。 これもは、スパーまで貫通していて、スパーと
前縁の2点でダウエルを支える構造の為です。 

サーボは左側にオフセットして取り付けます。 胴体の幅自体が狭いので、
ギリギリ中心へ寄って取り付けます。 予めサーボベッドが作り付けて
ありますので、それに合わせて穴を開けます。 中央寄りの小さな切り欠き
はサーボコードの逃げです。


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