Brayman2 胴体の製作



胴体は前半のボックスセクションと後半のトラスセクションに分けて
製作します。 前半のボックスセクションは1.5oバルサの側板を
3oバルサのムサシノ流胴枠で組み上げます。 一番前(画像の
右側)の胴枠だけ、モーターをマウントするために2ミリベニヤになっ
ています。

この機体はCD−ROMブラシレスモーターをラジアルに搭載します
が、細い結線をつなぎ変えるのが大変なために、モーターとスピコン
を組んだまま取り付けたいと考えました。
幸い120°のラジアルマウントですので、スピコンの通る穴を加工
する余裕が充分にありました。

主翼が乗るフレームは5*3ミリバルサで、カーボンロービングで補強
を入れてあります。 このフレームだけで機体の全重量を受けますの
で、ちょっと奢ってあげています。


上面には若干Rを付けてあります。 こうして見ると本当に箱ですね。
この段階でサーボレールは取り付けてあります。

後半のトラスセクションはこの様に側板のトラス組を組み立ててから
通常の機体のように組み立てます。 水平尾翼を余計に作ると思
えば、大して苦ではありません。

出来上がった部材です。
前半セクションはこの状態でクリアラッカーに茶色を少し混ぜて着色
して仕上げにします。 塗装後に後半セクションを瞬間接着剤で接着
します。 フイルム貼りはその後になります。
この機体では、白のオラライトを貼りましたが、今出ている「スモーク」
調のクリアフイルムを貼るといい雰囲気が出るかも知れませんね。

滑走離陸が目標ですので、もちろん脚も付けます。
脚自体は1.2oのピアノ線で、画像のように2ピース構成になってい
ます。 取り付け方法はQRP方式で、スバル09号もこの方式を採用
しています。 車輪はGWSの軽量ホイールを使用しました。


押さえ板は0.5oのFRP板です。


尾ソリは胴体後部に接着したバルサブロックに斜めに0.8oの穴を
開けて、0.8oのピアノ線で作った尾ソリを差し込み、瞬間接着剤で
固定します。
この方法では、接着力が弱くても回ってしまう事がありません。 
あまり力の掛からない小型機にいかがですか。

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