尾翼の製作


水平尾翼の製作です。
バルサは2ミリ、ミディアムぽい所を使って作りました。 ごく普通の尾翼ですが、
バルサの継ぎ目部分には切れ込みを入れてほぞ組をしてあります。 労力は部材
付き合わせで作るのと大して変わりませんが、強度は格段にUPしているように
感じます。
サイズは水平尾翼容積0.55として算出しました。



垂直尾翼も同様です。
こちらは水平尾翼の大きさから適当に作りましたが、どうも大きすぎた感じが
あります。風見鶏効果が強めに出ます。固定翼部分の面積10%減で
良かったかも知れません。


こちらも主翼と同様に黄色いオラライト貼りになっています。
ホーンは0.5ミリFRP板から切り出して瞬間接着剤で接着してあります。
また、リンケージの簡素化の意味から、リターンスプリングを使用した片プルリンケ
ージを垂直、水平尾翼共に採用しています。
ヒンジは毎度お馴染みOHPシートです。 サイズはどんどん小さくなって、この機体
では幅5ミリです。


0.3ミリピアノ線を「コの字」に曲げた物の片側を180度ひねり、動翼と固定翼
に差し込んであります。 何もしていない時は、バネの力でホーンと反対側に振れて
いて、リンケージワイヤーで引っ張られた方に動き、戻る時はバネの力で戻ります。


組み上がるとこんな感じです。
バネの力はそんなに強くはありません。 ですがハンドランチグライダー、しかもSAL
機に採用した実績があります。 あのランチ時のスピードから来る風圧を考えれば、
この機体がいくらダイブを掛けて速度を上げた所で「へ」でも無いんです。

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