SSW−TinTin 尾翼の製作


水平尾翼の組み立てです。
キットから製作する場合、特に変更点はありません。 今回製作した機体も
サイズ、デザインともにノーマルと同じです。
この機体はスクラッチですので、尾翼は2ミリバルサで組みましたが、キットからの
製作の場合は、組み上がった後サンディングボードで2ミリ程度まで肉厚を落として
下さい。  ランチ時などの抵抗が減ります。

後縁の黒い線は自作0.5ミリ(位)のカーボンロッドを補強として埋め込んでいます。
これは、カーボンクロスからほつれた糸に樹脂を染みこませて作った廃物利用品
ですが、この様に補強として使用するなど色々な用途があります。

垂直尾翼も同様に組み立てます。 こちらもノーマルな形状です。


組み上がった水平尾翼です。
動翼は2oバルサで、後縁を1ミリ以下になるまでテーパーに研ぎ出します。
更に両端に目の違うバルサを接着し、捻れ防止としています。


こちらは垂直尾翼です。
ラダーはお遊びで1oバルサのリブを入れてみました。
普段は2oバルサの単板で作ってフイルム貼りで捻れてしまったりで悩むのですが、
この尾翼、そのあたり強くて安心してフイルムが貼れました。 ちょっとした収穫です。

右の一回り小さなラダーは旧型の尾翼です。 低抵抗化を狙って組んでみたのですが、
採用は新型の方にしました。

今回、動翼のサイズは設計図通りですが、よりクイックな初期反応がお好みとか
私の機体より更に軽量(翼面荷重7.5g/dm2以下)な場合は、1割ほど面積
を増やした方が良いかも知れません。

今回は透明なミラクルフイルム貼りで色気がないので、生地に直接缶スプレーで蛍光
イエローに着色してみました。 フイルムはその上から貼っています。

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