主翼の製作


主翼の製作です。 外観はほぼキット通りですがそのまま作ると重量オーバーです。
そこで、400クラスモーターで飛ばすための軽量化のポイントなどを紹介していきます。
先ほど発売された「Eプレイリー」ではより軽量なバルサを選んで箱詰めされている
との事ですので、そのまま組んでも大丈夫の様です。 軽いに越したことはないですが。



プレイリーやスバル09のリブは、1枚のバルサシートに6枚のリブがダイカット
されています。
シートからリブを外し、並べてみると各リブの大きさに若干のばらつきがあります。
このままでは正確で強い主翼は出来ません。 ましてや軽量化して部材の強度
を下げる訳ですから、ここで手抜きは出来ません。
スパー溝をガイドに全てのリブを虫ピンやまち針で固定して、サンディングブロックで
左右の傾きに注意しながら一つのバルサブロックになる様に削ります。
スパー溝も綺麗に仕上げてください。 

周囲が綺麗になったら、肉抜き穴を開けます。画像ではスパー溝を中心に2個
開いていますが、この後に後部にもう一つ小さめの穴を開けました。
リブが堅めのバルサの場合、さらに1〜2個開けても大丈夫そうです。
ムサシノの主翼はリブキャップにより補強されますので、安心して穴が開けられます。
胴体側板同様リブも削り込みます。

成型が終わったリブは、教科書通りサランラップを敷いた図面の上で組み立てます。
低粘度の瞬間接着剤でさくさくと組み立てましょう。

上面プランクもきむらクラフトでは瞬間接着剤で接着しています。
まず、リブの接着面に低粘度瞬間接着剤を染みこませ、硬化後に高粘度瞬間接着剤
を塗ってプランクします。 こうすることにより、比較的ゆとりを持って作業をすることが
できます。

エルロンサーボ用のサーボベッドです。 図面ではプランク材の外側に取り付けるよう
になっていますが、マイクロサーボの大きさを考えて内側に取り付けました。


この様になります。

プランク後にプランク材もサンディングにて削り込みますが、プランク材が薄くなるため
エルロンホーン溝のある後縁材の厚みが合わなくなってきます。
上面を削って合わせてください。 右が未加工、左が加工済みの後縁材です。
エルロン材も同様に上面を削り込みます。


翼端材も肉抜きしました。 
この部品、とても軽いバルサが使用してあり、肉抜きの必要も無いほどだったのですが
勢いで抜きました。


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