Miss−Stickの小部屋


アメリカのHoby−Lobyプロデュース、ModelAir−Tech社のオールドタイマー
風の機体です。 大きな楕円の主翼と尾翼を持ち、胴体はキャビンタイプとオー
ルドタイマーの王道を行っています。 スタイルはオールドタイマーですが、設計
自体は新しく、21世紀の物で、アウターローターのブラシレスなどにも対応した
設計となっています。 キットの箱書きには「Quick build」と書かれていますが
箱の中にはレーザーカットされた胴枠とABS整形のカウル、それとカットされて
いない一つかみのバルサの棒が入っているだけ。 胴体も主翼も尾翼も全てそ
れで作らないといけません。 ですが、出来上がった機体は...どうです?
とっても良い感じでしょう。

スペック

全長 930o (スピンナー除く)
全幅 1400o
全備重量 545g(7セルNicd搭載時)
翼面積 25.8dm2
翼型 と呼べるかどうか...
受信機 Simprop Piko2000
サーボ Waypoint w−084×2
モーター GWS EPS350C−C
ギヤユニット 同上
プロペラ GWS9070

アンプ シュルツ Slim24be
BATT 7セル600mAh Nicd 2セル1300Lipo


箱の中身はこれだけ。 インチサイズ、2種類のバルサ棒が一つかみ入って
いるだけ。 後は原寸の図面が一枚です。 挑戦を受けた気がしました。


主翼も「リブ」という物ではありません。 キットに入っている棒材を切り出して
家の屋根の骨格を作るように組んでいきます。 フイルムを貼る事でなんとか
翼断面ぽくなりますが、実際に飛ばすまで飛ぶとは思えませんでした。

結構ポピュラーになったGWSのシステム。 ヒノキとバルサを束ねたマウント
に小ネジ一本で止まっています。 ギヤの音がちょっとうるさい感じもしますが、
値段を考えたら許容範囲です。 今回は”C”という5.33:1と言うギヤ比の物
を選んでみました。 これにキットではABS製のカウルが付きますが、このカウ
ルはアウターローターのブラシレスがマウント出来るほど丈夫で重い物でした
ので、カウルの裏面を使って作ったFRP製の物を使っています。


胴体内のスペースは結構広々としていますが、側板がフイルムだけですので、
結構気を使います。 苦労して張ったフイルムに穴を開けでもたらしばらくブルー
です。 上の画像はリポを搭載したイメージで、この状態ですと飛行重量は450
グラムにしかなりません。 


Nicdを積んだ状態です。 これで545グラム。 消費電流も少ないのでエコラン
させると14分飛んでます。



後ろ姿も飛んでる姿もさまになってます。 


胴体の形状が良く判ります。 こだわりの絞り込みも解りますね。 
リチウムイオン2セルのフライト画像です。 
(04.11.06尾島にて 撮影 脇坂さん )


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