BRAINS−M400の小部屋
きむらクラフト初の400クラスの小型スポーツ機です。
以前から小型スポーツ機用の動力に目を付けていた
ムサシノ400モーターとQRPギヤユニットを組み合わせた
動力ユニットを搭載して、速度に乗った気持ちよいフライト
の出来る機体です。 キャノピーはアストロ10です。
スペック
全長 710o (スピンナー除く)
全幅 920o
全備重量 565g(8セル搭載時)
516g(Lipo3セル搭載時)
翼面積 17.5dm2
翼型 NACA2411MOD
受信機 シュルツ alpha840w
サーボ GWS NARO+BB×3
モーター ムサシノ400REV
ギヤユニット QRP ギヤ比2:1
プロペラ APC8×4E
アンプ YETI JES−180
BATT 8セル1100mAh NiMh
3セル1300mAh Lipo
スタイルは中翼(本当は肩翼)で主翼軸と水平尾翼軸は同一スラスト となっています。 この機体のデザインの元となっているリノエアレース のF1クラスの機体から頂いたデザインです。 スパッツを含めて雰囲気が出ています。 |
主翼は短形ですが、翼厚を翼端に行くほど薄くなるプログレッシブ翼を 採用しています。 エルロンは丁度良い材料が無かったためにリブ組 にしました。 |
サーボは主翼の後ろにハッチを設けて取り付けられています。 操舵システムはきむらクラフトで実績のあるプーリーを用いたワイヤー リンケージです。 ワイヤーには毎度お馴染みPEラインを用いています。 フルに舵角を取ってもワイヤーがたるむことがありません。 |
これが今回使ったパワーユニットです。 8セルのニッケル水素で8*4 のペラが初期値9100rpm 12Aで回ります。 10セルも搭載が可能です。 サーマルに乗せる事は出来てもスタントは出来ないきむらが飛ばすので 実力はほとんど発揮していませんが、実際に飛ばしてみて感じなかなか の感触がありました。 |
2005.07.10追記 Lipoパワー導入 ムサシノ模型飛行機研究所で取り扱っているLipoバッテリーを導入しまし た。 3セルの1300mAhの物で連続15C放電が可能なタイプです。 また、過充電防止回路が内蔵されていて、間違ってNicdモードで充電し てしまっても、電池が壊れないようになっているんだそうです。 サイズが20*30*102と縦横は7セルと同等で、厚みだけが3ミリほど 大きいですが、難無く抱える事が出来ました。 このバッテリーでAPCの 8*4Eが初期値、10500rpm 14.6Aで回ります。 8セル積んだ時で50g、10セルでは85gの軽量化は飛行にもの凄い変 化をもたらしました。 離陸は軽くなった分更にあっけなくなりましたし、垂 直上昇はどこまでも真っ直ぐに上がっていこうとします。 視界一杯のの ループを体験してしまいました。 パイロットの腕は更に余裕が無くなっていますが、バッテリー、モーター 共にもう少し余裕があります。 ペラを1サイズ上げる事も可能です。 |
実はきむらクラフトは今回がLipoの初導入でした。 導入に当たって、 充電器もLipo対応の小型の物(Swallow Charger ADVANCE)を 購入しました。 また、充電時の発火事故と言う話も聞きますので、耐熱 のフタ付きガラス瓶に入れた状態で充電、保管をするようにしています。 この充電器は小型で持ち運びが楽なので、飛行場、特に大型グライダー を飛ばすシーンでの運用に期待しています。 |