C−CLICの小部屋

巷で流行の小型無尾翼機「CLIC」のクローンです。
主翼のコアを「Dokのちゅうどくしょうじょう」のDokさんからいただき
製作いたしました。 小型、軽量機ではありますが、木村の製作した
クローン機は安定も良く、大変良く飛んで、作った本人ビックリの機体です。




スペック

全長 290mm
全幅 580mm
全備重量 110g (機体74g バッテリー36g)
翼面積 8.1dm2
翼型 クラークY
受信機 Futaba R114F
サーボ GWS Piko−STD×2
モーター GWSモーター(50XCの前のモーター) 
プロペラ GWS3020
アンプ シュルツ slim10be
BATT 2セル 500mAhリチウム(携帯電池)

他の方の機体は50XCやブラシレスモーターなどを積んでハイパワー化していますが、
きむらクラフトではそれらより1ランクパワーの低いモーターを積んでフワフワと飛ぶ
機体としています。 それでもハーフスロットルでの水平飛行は楽勝です。 オリジナル
のフライトムービーなどを見ると、グリグリとトリッキーな飛ばし方をしててますが、
とっても普通の飛び方....をしています。




発泡スチロールで出来た主翼にモーターマウントを兼ねた中央リブ、2oバルサの
エレボン、1oバルサの垂直安定板がこの機体の全てです。
作り方は様々ですが、きむらクラフトでは中央リブは2oバルサ縦目で作り、モーター
マウント周りのみ1ミリベニヤでサンドイッチしています。


主翼の被覆は、梱包テープなどのウエットフイルムを使うのがオリジナルですが、
きむらクラフトでは発泡スチロールに軽くスプレー糊(住友M77)を軽く吹き付けて、
完全に乾かしてからミラクルフイルムをアイロンで貼っています。 スプレー糊を
吹き付ける事によって、フイルムの食いつきが格段に良くなります。
組み立て前、コアの状態の時にスプレー糊を吹き付け、完全に乾燥してから組み立て
に入りました。

緑色のカラーーリングはフイルムの上からプラカラー(ミニ四スプレー)で塗装しています。
結構しっかり食いつくものですが、このカラーリングは失敗でした。 芝の緑色に見事に
とけ込んで、低空で旋回させると機体が消えます......

メカ類は全て主翼にリューターで穴を掘り差し込んで、テープで止めてあるだけです。
オリジナルでは、エレボンのヒンジラインと直角になるようにリンケージを配置するの
ですが、中心線と平行になるように変更しました。
コントロールホーンは0.5ミリFRP板です。


このリンケージ、一見動きが悪そうに見えますが、ホーンが0.5ミリと薄いために、
上手にホーンが首を振り、問題なく動いてくれます。 斜めのホーンはどうにも許せない
のがグライダー屋さん...と言った所でしょうか。

バッテリーは携帯電話のバッテリーパックから取り出したリチウムイオン電池を2セル
パックにした物をマジックテープにて主翼下面に取り付けます。

アンテナ線も主翼にモールドしています。 1ミリ幅でフイルムと発泡スチロールを切り
取り、アンテナ線を埋め込んでクリアテープ塞いであります。


エレボンはテープヒンジ、垂直安定板は両面テープで固定してあります。

ピンぼけですいません。
モーターマウント部分のUPです。 黒く写っているのは1ミリピアノ線で、差し込んで
瞬間接着剤で固定してモーターのストッパーの役目をしています。 モーターは
タイラップ1本で固定しています。 

この機体、まだまだ遊べる余地か゛残っています。 EPPフォームを使ってみたり
ディメンションを変えてみたり、モーターを変えてみたりと尽きません。

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