ハンドランチグライダー部屋 8
U100ホリディ(仮) 2024.04.07ロールアウト バルサキットDLGの名機ホリディのU100バージョン、その試作機です。 サイズは小さいですが、飛びはホリディシリーズと同様、安定、浮きの良い感じです。 重量が軽いので、ランチはとても 軽いです。 サイズの小型化をしていますが、主要部分はホリディαの部品を流用しています。 製作もホリディシリーズと何ら変わらず、 ホリディシリーズの製作経験があれば、華奢なイメージのあるU100機を意識せずに製作できます。 胴体も側板はホリディシリーズのベニヤ製の物を流用していますが、全長を切り詰めるに止まります。 リンケージはPEライン+トーションバーによる片プル方式です。 受信機とサーボは3g台の物を使用していて、バッテリーは2セル物をバラして製作した1セル300mAhのリポバッテリー です。 垂直尾翼をテールブームの片側にオフセットして取り付けるホリディシリーズの取り付け方法の為、リンケージは エレベーター、ラダー共に同じ所から取り出します。 テールブーム後端に溝を付けたカーボンパイプを接着して、PEラインはその溝を滑らせています。 エレベーターのリンケージはアップ側をサーボの力で、ダウン側をトーションバーで動作させる為に後ろから引っ張る形 を取っています。 久しぶりの棒ペグです。 補強のベニヤ板は翼端に埋め込み、段差が出来ない様にしました。 歴代のホリディシリーズの主翼を並べてみました。 一番下がホリディα、ホリディ、U100の順番です。 U100が ホリディαの流用なのが良く判ります。 試作キットの内容です。 歴代のホリディシリーズと変わりはありません。 カーボンロッドはリンケージ用では無く、 主翼の補強用です。 飛行重量 88g 重心位置 前縁より63.5ミリ 設定コンディション スタート ノーマル スピード エレベーター UP8ミリ DN8ミリ ラダー 左右14ミリ スタートモード エレベーター4コマ トリムダウン スピードモード エレベーター4コマ トリムダウン スペック 全長 730o 全幅 965o 主翼面積 10.7dm2 全備重量 88g 翼型 AG12 エレベーター、ラダー、Blue Arrow D03018MG 受信機 RadioMaster-R84 受信機電源 LiPo1セル 300mAh ラダー、エレベーターリンケージ エレベーター 0.35ミリトーションバー併用PEラインによる片プルリンケージ ラダー 0.35ミリトーションバー併用PEラインによる片プルリンケージ |
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風人mini 2024.01.11ロールアウト グライダー競技の表彰台総なめの櫻井尚人君設計のU100グライダーです。 二段上反角の綺麗なデザインの主翼と ポッド+ブーム構成の胴体を持った機体です。 配布キットの形態で供給されるもので、製作にはそれなりの経験を要しますが、出来上がった機体はU100とは思えない 安定したフライトを見せてくれます。 翼面荷重は6.5g/dm2ととても軽いのですが、6%の翼厚と相まって進入性が良く、 スルスルと前に出る飛びを見せてくれます。 U100グライダーとしてOK模型のムーチョミントを製作しましたが、あちらはサーマル機として飛ばすよりはスロープシーン の似合う機体ですが、こちらはフィールドが似合う機体です。 翼端と中央翼後縁にはレーザーにより「風人mini」の刻印がされています。 エレベーターリンケージはPEラインによるリターン式プルプルリンケージ。 折り返しのカーボンパーツはPEラインを滑ら せているだけで回転はしません。 ラダーリンケージは0.35ミリのピアノ線によるトーションバーが仕込まれ、片プルリンケージとなっています。 PEラインによるリターンリンケージもトーションバーリンケージもとても久しぶりに施工しました。 ランチ用のペグと曳航用のフックを装備しています。 ペグはもう少し下にした方が良かったです。 フイルムはOK模型のEライトフイルムです。 キットの内容です。 パーツはレーサーカットされていて、他にベニヤ製のショートパーツが付属します。 胴体はサーボホーンサイズギリギリで、受信機、バッテリーは知恵の輪状態で胴体内に納めています。 飛行重量 88g 重心位置 前縁より63ミリ 設定コンディション スタート ノーマル スピード エレベーター UP6ミリ DN8ミリ ラダー 左右15ミリ スタートモード エレベーター8コマ トリムアップ、ラダー5コマ 左 スピードモード エレベーター4コマ トリムダウン スペック 全長 775o 全幅 965o 主翼面積 13.1dm2 全備重量 88g 翼型 設計者カスタム エレベーター、ラダー、JR DS318 受信機 Frsky TRF4B 4ch ケース外し 受信機電源 LiPo1セル 300mAh ラダー、エレベーターリンケージ エレベーター PEラインによるリターン式プルプル ラダー 0.35ミリトーションバー併用PEラインによる片プルリンケージ |
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Vortex4 2023.08.27ロールアウト スロベニアDS−COMPSITESのVortex4です。 きむらクラフトではVortex1、2.5と製作、所有してきましたが、今回 の機体は6サーボ機になります。 また、Vortexシリーズでは初のノーズコーン方式です。 2個余計にサーボが乗っていたり、分割システムなどがあるせいで、最近の機体としては少し重めな飛行重量 244グラムですが、ランチの振り抜きは今までの機体で1、2を争う程です。 機速は速めですが、サーマルへの反応は良好です。 翼端にしかないエルロンですが、効きは申し分無く、ロールレート は通常のハンドランチとほぼ同じです。 エルロン→フラップミキシングは入れていますが、フラップの舵角は上下5ミリ程で、大きくエルロンを切っても主翼付け根 部分の翼型が大きくは崩れません。 その為か沈下の少ない、綺麗な旋回が出来ているように感じます。 メーカーの指定で、フラップ、エルロン共1.5ミリダウンした位置がニュートラルとなります。 BAMFと同じような セッティングですね。 スピードモード、ランチモードはフラップの切り欠き部分とツライチの「0」です。 ブレーキはF3J等と同じバタフライとして設定しました。 エルロンを下げるか上げるかは悩み所ですが、主翼強度も 充分にあるので、ねじり下げ程度のアップとしています。 ブレーキ時の舵面面積は通常機より少ないですが、ブレーキ自体は強力です。 今後主流となるであろう分割翼です。 左翼にカンザシがモールドされていて、エルロンサーボの連結コネクタのピンが 覗いています。 フラップホーンはアルミの削り出しです。 このシステムはVortex3から採用されている物です。 エルロンサーボは翼厚が薄い為に7ミリ厚サーボでもギリギリです。 サーボホーンはスプラインの入る外側の「肉」部分 に穴を開けて疑似LDSのようなホーンになっています。 サーボコードのみモールドされていて、サーボはコネクタを切り落としてハンダ付けで接続しています。 フラップリンケージは金属クレビスを削って薄く加工したものが付属していて、フラップホーンを差し込むことでリンケージ が接続されます。 胴枠にガイドがモールドされていて、少しルーズですがリンケージの位置決めになっています。 主翼からのハーネスは機体付属のコネクタに挿し、受信機へと接続されます。 電源はエルロンコードの空き線を 給電用として利用しています。 主翼は若干の後退角を持っています。 フラップ、エルロンのヒンジラインが一直線になります。
飛行重量 244g 重心位置 前縁より69ミリ 設定コンディション スタート(ランチモード) ノーマル 滞空 スピード ランディング エルロン UP11ミリ DN8ミリ エレベーター UP8ミリ DN8ミリ ラダー 左右16ミリ エルロン→ラダーMIX スタート30%、滞空30%、スピード30% ランディング90% ノーマルモード エルロン 左右供1.5ミリDN フラップ 左右供1.5ミリDN ランチモード エルロン 左右共0ミリ フラップ 左右供0ミリ エレベーター→キャンバーミキシング UP 10% 滞空モード エルロン 左右共0〜7ミリDN フラップ 左右共0〜7ミリDN エレベーター→キャンバーミキシング DN 10% エルロン→フラップミキシング UP40% DN30% スピードモード エルロン 左右共0ミリ フラップ 左右供0ミリ ブレーキ エルロン 左右共4ミリUP フラップ 左右供40ミリDN エレベータ 5ミリDN スペック 全長 1015o 全幅 1495o 主翼面積 19.2dm2 全備重量 244g(ノーズバラスト3g) 翼型 設計者カスタム エレベーター、ラダー、エルロン,フラップ KST X06 受信機 FUTABA R6106HFC 6CH 受信機電源 LiPo2セル 300mAH +ダイオード1個(逆接防止と保険) ラダー、エレベーターリンケージ ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装 |