ハンドランチグライダー部屋 6


 
Stobel V3.5
2014.09.22ロールアウト

Stobelの進化版? です。 基本的な所はV3と変わりはありませんが、主翼の構造がシャーレからロハセルコアの直貼りに
なっています。 また、最大の特徴である垂直尾翼の形状変更があります。



V3とV3.5と並べても主翼の色と垂直尾翼の形状以外差はほとんど見られません。 実際は胴体の軽量化などでV3の265g
に対してV3.5では251gと14g程軽く仕上がっていて、その差は浮きとして体感できる物があります。

また、元々スルスルと良く上がるV3ですが、垂直尾翼の効果かV3の上昇に振り抜きの軽さがプラスされた機体となっています。



胴体自体はV3と全く同じもので、メカスペースはミニマムです。 V3ではHiTECのHS−5035HDを使用して比較的空いた
メカスペースでしたが、今回HS−5045HDを使用した関係でキャノピーとサーボホーンのクリアランスが大変なことになって
います。

前寄りいっぱいにサーボベッドを動かした関係で、受信機はケースを取り去ってシュリンクチューブ掛けとしています。
アンテナ線はV3と同様にキャノピー裏にポリイミドチューブを使って配置しました。 JRユーザーさんは外だしをお勧めします。



エルロンサーボは自分で組み込む方式になっています。 サーボはSnipeでも使用したKSTのDS245Hを使い、サイズを
合わせて加工したサーボホールにはめ込んで、接着は抜け止め程度に留めています。

直貼り翼は弱いと言う情報があったので、主翼下面に主翼にカーボンスパーの補強を入れてあります。 ランチャーの力具合
にもよりますが、一般的なら補強は無くても大丈夫な感じです。
ちなみに、主翼単体で120gの個体でした。



エルロンの切り欠きが大きめだったので、ギャップシールを貼ってあげました。 OPPテープを使用してキラキラのギャップシール
を作りました。



最大の特徴であるギザギザのゴジラ尾翼です。 重さは5.6gと比較的軽く仕上がっています。


Stobel V3.5
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
1.84dm2 21.2dm2 75cm 148cm 0.0440
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
2.1dm2 21.2dm2 65cm 14.32cm 0.4495

飛行重量 251g
重心位置 前縁より75ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP12ミリ  DN8ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート50%、滞空50%、スピード50%  ランディング100%
               
ランチモード
エルロン   左右共0〜3ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜5ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  8ミリDN  


スペック
全長 1110o 
全幅 1480o
主翼面積 21.20dm2
全備重量 251g(ノーズバラスト10.5g)
翼型 LE7219 Mod
エレベーター、ラダー、HiTEC HS−5045HD
エルロン KST DS245H×2
受信機 Futaba R6106HFC ケース外しシュリンク掛け
受信機電源 
LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装


 
Snipe
2014.07.21ロールアウト 

Vladimir's modelのSnipeです。 色々とバージョンが存在しますが、これはスタンダードの後期モデルです。
ナロー主翼にキャンバーのある翼型、主翼はロハセルコアの直貼りと言う構成のこの機体、ランチ高度の高さと進入性の良さ
が売りです。



工作精度は良く、切ったり削ったりする部分は最小限で済みます。 ラダー、エレベーターリンケージはキット指示ではトーション
バーを使った片プルですが、きむらクラフトではカーボンロッドを使ってのプッシュプルとしています。

アウターになるポリイミドチューブはテールパイプ内に全面貼り付けになってガタは未無です。



Blaster3から踏襲しているノーズコーン式のメカスペースに収まるサーボは、エレベーターとラダーにHiTEC HS−5045HD
を、エルロンサーボにはKSTのDS245Hを使用しました。

エルロンサーボはネジ止め、エレベーター、ラダーサーボはスーパーXで接着してあります。



電源にはお馴染み、ダイオードドロッパーで降圧されたLipo2セルを使用しています。



今回の目玉はエルロンリンケージサポート。 通常はピンセットやラジオペンチ使用してエルロンホーンにリンケージを接続
しなければならないのを、今までの機体同様、差し込むだけの簡単組み立てを実現しています。

実際の工程は動画をご覧下さい。




Snipe
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
1.83dm2 19.7dm2 72cm 149cm 0.0449
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
2.07dm2 19.7dm2 61cm 13.22cm 0.4848



飛行重量 241g→240g
重心位置 前縁より65ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP10ミリ  DN8ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート80%、滞空80%、スピード50%  ランディング100%
               
ランチモード
エルロン   左右共0〜1ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜3ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  5ミリDN  


スペック
全長 1086o 
全幅 1490o
主翼面積 19.65dm2
全備重量 241g(ノーズバラスト6g)
翼型 originally from Joe Wurtz
エレベーター、ラダー、HiTEC HS−5045HD
エルロン KST DS245H×2 → KST X08 Ver3
受信機 Frsky TRF4B
受信機電源 
LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装


ホリディ−G
2014.06.21ロールアウト

ムサシノ模型飛行機研究所製のMini−SAL機、ホリディを小改造した「ホリディ−G」です。
以前製作したβ版から、主翼や胴体をレーザーカットとし、テールパイプも引き抜き材から焼いた物に変わっています。

その他、ディメンションはβ版を踏襲しています。

機体サイズの割に風にも足が止まらず、飛ばしやすい機体です。 製品版になって採用された国産カーボンパイプの剛性
UPで、かなり強めに投げても大丈夫になっています。



きむらクラフトでは、垂直尾翼を話題の「ゴジラ尾翼」にして、「ホリディ−G」としました。 

ランチ直後の収束に好影響があると言われているゴジラ尾翼はハッキリとした効果は不明な物の、振り抜きの軽さ、
ランチミキシングでのラダープリセット不要などの改善が見られています。



水平尾翼、垂直尾翼共に一枚の2ミリバルサより作り直し、マイクログラスを直貼りしてあります。  ヒンジはスキンヒンジで
ヒンジ部分のみ樹脂を厚塗りして対応させています。

ゴジラ尾翼はフルサイズ機の「Stobel V3.5」の平面形コピーです。 R/C−Groupsに掲載された画像からアウトライン
をいただきました。



メカはTahmazo TS1002を横積みとして、キット指示のメカプレートを省略しています。 メカハッチは後部にマグネット
キャッチを取り付けています。



キットではカーボンパイプ製のペグですが、Tペグを自作し、翼端にペグを取り付けています。


セッッティングデータ
飛行重量 124g
重心位置 前縁より75ミリ

設定コンディション 
スタート
ラダー   フタバ8FGで2コマ エレベーターダウン ラダーはニュートラル

ノーマル
ラダー   左右共15ミリ
エレベータ  上下共8ミリ  


スペック
全長 822o 
全幅 1058o
主翼面積 13.4dm2
全備重量 124g(ノーズバラスト6g)
翼型    AG12Mod
サーボ Tahmazo TS1002×2 エレベーター、ラダー
受信機 Frsky TRF4B 4ch
受信機電源 Lipo1セル100mAh 


HOLIDAY-G
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
0.835dm2 13.4dm2 53cm 105.6cm 0.0313
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
1.36dm2 13.4dm2 46cm 12.68cm 0.3679



 
BRKO
2014.01.25 ロールアウト

チェコはCermakの機体です。 F3BやF3J機のようにカッチリとしたモールドで作られているのが良く判るような、仕上がりが
とても綺麗な機体です。
主翼表面の滑らかさもさることながら、「削って調整」が一切必要の無い完成度の高い機体です。



薄翼ではありますが、主尾翼とも面積がたっぷりとしていて、まったりとした飛び方をします。 ロール方向が敏感なBlaster3
と言った感じがあります。

ランチの上がり方は重さの割には振り抜きが軽く、スルスルとした上がり方をしますが、ビックリするほど高い訳ではありません。
ただ、その後の飛びがとても落ち着いているので安心して飛ばせる感じがあります。



薄翼故に苦労するエルロンサーボです。 主翼内にしっかり納めるには、サーボの厚みは8ミリ以下でないと実現できません。
サーボカバーを工夫すればサーボの厚みは10ミリ辺りまでは納められそうですが、ロッドの取り回しに苦労しそうです。

今回はValidolに続いて、HiTEC HS−5035HDをサーボプログラマーで舵角を増やし、サーボホーンを極力短くすることで
トルク、補舵力、ガタを解消しています。
キットの指示では斜めに配置するリンケージはヒンジラインに対して直角になるように改めました。



ポッド内部は結構広々としています。 ポッド補強を兼ねて、メカベッドをノーズ側に延長しているにも関わらず、必要な臓物は
綺麗に収まっています。

キット指示ではトーションバー+極細ワイヤーがデフォルトですが、例によってカーボンロッドを胴体に内装して、プッシュプルと
しています。



エレベーターリンケージはブームに半没しています。 ロッドエンドは新開発の極細タイプです。



立派なカバーが付属します。


Brko
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
1.98dm2 22.8dm2 72cm 149cm 0.0420
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
2.55dm2 22.8dm2 61cm 15.30 0.4458

飛行重量 274g
重心位置 前縁より80ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP12ミリ  DN10ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート80%、滞空80%、スピード50%  ランディング100%
               
ランチモード
エルロン   左右共0〜3ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜4ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  5ミリDN  


スペック
全長 1110o 
全幅 1499o
主翼面積 22.8dm2
全備重量 274g(ノーズバラスト19g)
翼型 JCT−R−52
エレベーター、ラダー、エルロンHiTEC HS−5035HD
受信機 Futaba R6106HFC
受信機電源 
LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装


Chili
2013.09.01ロールアウト

STRATAIRの機体で、比較的低価格で供給されます。 アラミド、カーボンDボックス、フルカーボンとバージョンがあり、
それぞれ主翼にサーボが内装された状態で出荷されます。 内装されるサーボはMKSのDS65K、DS6100から選べ
ます。

驚くほど軽いわけではありませんが、ランチの振り抜き、フライト共に軽い感じのある機体です。 主翼に「とうがらし」が
あしらわれています。



最近では珍しいノーズコーン方式で、サーボベッド部分はロハセルにて補強がされています。 オプションでバラストチューブが
用意されていますが、この機体ではVortexに付属していた物を使いました。



ラダー、エレベーターリンケージはパイプ内内装で、エレベーターホーンは水平尾翼パイロンに半没しています。



エルロンサーボとリンケージロッドの取り付けが済んでいます。 ロッド取り出し部分の加工とエルロンホーンの取り付け
が残されています。 ホーンの取り付け位置を良く検討しないと、ブレーキの舵角が取れなくなります。


Chili
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
2.02dm2 21.88dm2 72.5cm 149cm 0.0449
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
2.18dm2 21.88dm2 62.5cm 14.68cm 0.4241


飛行重量 257g
重心位置 前縁より80ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP12ミリ  DN8ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート80%、滞空80%、スピード50%  ランディング90%
               
ランチモード
エルロン   左右共0〜3ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜4ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  5ミリDN  


スペック
全長 1088o 
全幅 1493o
主翼面積 21.88dm2
全備重量 257g(ノーズバラスト12g)
翼型 不明
エレベーター、ラダーHiTEC HS−5035HD
エルロンMKS DS6100(組み付け)
受信機 FrSKY TRF4−B
受信機電源 CR2×2 →
LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装


 
SAL−4
2013.07.26ロールアウト

模型工房YOUKIのシャーレ翼機です。 国内で唯一シャーレ翼の機体を供給しています。
機速は速めですが、コントロールのしやすい機体です。

重量がけっこうありますので、ランチが軽いわけではありませんが、慣性的な所であって、空力的な重さでは無いと感じます。



サーボは全て胴体内に収まり、ハッチは下面です。 左からエルロンサーボ、ラダー、エレベーターサーボで、サーボベッドは
1ミリFRP板から切り出しています。



エルロンのコントロールロッドを取り出すホールが胴体にモールドされています。



エレベーターはフライングテールで、高めのVマウントにマウントされます。

ラダー、エレベーターのコントロールはいつものカーボンロッド+ポリイミドチューブで、パイプ内に内装、ポリイミドチューブ
は30分エポキシで接着しました。
取り出し部はパイプを縦にカットしています。 パイプの割れ防止にPEラインを巻いておきました。


SAL-4
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
1.67dm2 21dm2 72cm 148cm 0.0387
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
2.4dm2 21dm2 61.5cm 14.18cm 0.4953


飛行重量 312g
重心位置 前縁より77ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP10ミリ  DN8ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート80%、滞空80%、スピード50%  ランディング90%
               
ランチモード
エルロン   左右共0〜3ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜5ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  5ミリDN  


スペック
全長 1100o 
全幅 1490o
主翼面積 21.0dm2
全備重量 312g(ノーズバラスト15g)
翼型 不明
サーボ エレベーター、ラダーHiTEC HS−5035HD
     エルロンHiTEC HS−5045HD
受信機 Futaba R6106HFC
受信機電源 CR2×2 LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装


 
Rindy−T
2013.05.25ロールアウト

HANGER−3さんの所の胴体と、2002に製作したスカイウォークのプログレッシブ翼を組み合わせた機体です。
T尾翼のクラシカルなデザインの胴体です。 サギッタなどを彷彿とさせるデザインです。

スカイウォークの浮きの良い所を残しつつ、進入性を併せ持たせた主翼で、T尾のスタイルを空にぽっかり浮かべる
フライトスタイルです。



この様な生地完成状態できむらクラフトにやってきました。 主翼のフィッティング、整形、フイルム貼り、メカ積みをして
完成を見ることになります。 垂直尾翼内にはリンケージ用のワイヤーを通すパイプがモールドされています。



水平尾翼はフライングテールとなります。 フライングテールのシーソーは木製の物が付属していましたが、きむらクラフト
らしく、カーボンで作り直しました。

コントロール用のPEラインはループしていて、ニュートラルを出した後、シーソーに瞬間接着剤で固定します。



サーボはHiTEC HS−5035HDです。 長いコントロールホーンを持ってしても、スカスカな胴体内です。
前部メカ室には受信機とバッテリーが乗りますが、コチラもスカスカです。


飛行重量 225g
重心位置 前縁より65ミリ

設定コンディション スタート ノーマル

エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右20ミリ

ランチモード
エレベーター   1ミリDN

スペック
全長 800o 
全幅 1480o
主翼面積 23.1dm2
全備重量 225g
翼型 S4083MOD
サーボ HiTEC HS−5035HD×2
受信機 FrSKY TRF4−B
受信機電源 単四ニッケル水素×4 


Rindy-T
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
1.62dm2 23.1dm2 42cm 148cm 0.0199
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
3.1dm2 23.1dm2 42cm 15.60cm 0.3611



 
Validol 
2013.04.29ロールアウト

ロシア製の機体です。 主翼外皮はカーボンスプレッドトゥの直貼りとなります。 金属型の中で直貼りされているので、
翼型の再現性、剛性共に優れた主翼です。

かなり強度はありますが、主翼単体では126gと軽量です。 ただ、軽量化の為か樹脂が極限に少なく、エルロンのカット
面などからカーボンが剥がれてきます。

大きな垂直尾翼でランチはがっしりとペグに力が掛かりますが、投げ上げるとスルスルと抵抗なく上がって行きます。
Stobelよりも5m高い..がうたい文句な機体です。

思いの外軽量に仕上がったので、とても浮きの良い機体に仕上がりましたが、キャンバーの効きが良く、ネガティブにすると
かなりの風でも前に出てきます。



ポッド内はエレベーターとラダーサーボだけなので、がらんとしています。



エルロンサーボは主翼内装、トップドライブとなります。 エルロンサーボホールの段差加工はしてありますが、彫り込み
その他の加工は必要です。

エルロンサーボはBlaster5号機同様、サーボの振り角を変更しています。 
サーボホーンの穴位置は中心から4ミリ、エルロンホーンの穴位置はヒンジ面から7ミリです。

短いサーボホーンのおかげでサーボカバーからエルロンホーンがはみ出さないようになりました。






エルロンサーボのコネクタは主翼にオス、胴体にメスを接着して、合わせるだけで接合が完了するようにしました。


飛行重量 245g→242g
重心位置 前縁より78ミリ→84ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP10ミリ  DN8ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート50%、滞空、スピード50%  ランディング90%
               
ランチモード
エルロン   左右共0〜1ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜4ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  5ミリDN  


スペック
全長 1125o 
全幅 1495o
主翼面積 21.8dm2
全備重量 245g(ノーズバラスト8g→5g)
翼型 AGシリーズとなっているが不明
サーボ HiTEC HS−5035HD×4
受信機 FrSKY TRF4−B
受信機電源 CR2×2 LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 内装

Validol
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
2.4dm2 21.8dm2 80cm 148cm 0.0595
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
2.3dm2 21.8dm2 70.5cm 14.72cm 0.5050


Blaster5号機(Blaster3 SC)
2013.03.30ロールアウト

Vladimirモデルのシャーレ翼SAL機 Blaster3 SC、きむらクラフトではついに5機目にもなるBlasterです。

主翼上面の真っ黒は黒塗装では無く、カーボンスプレッドの地の色です。 スプレッドは織りは無く、横方向に一直線に繊維
が延びています。

ノーマル翼の機体より、きむらクラフトでは15グラム重くなっていますが、ほぼ主翼の重量増です。 ですが、1号機に至っては
300gオーバーでしたので、飛び自体はいつものBlasterです。

主翼の強度増はランチに反映されていて、リリース時にしっかり機体に力が加わっている様に感じられます。 
また、このカラーリングはとても視認性が良く、特に遠くから戻してくるようなシチュエーションで機体の姿勢が良く判ります。



4号機ではバルサブロックに航空ベニヤを貼ったサーボマウントはカーボン製になりました。



メカレイアウト自体は4号機と変わりませんが、エルロンサーボのサーボホーンを短くしてサーボトルクを稼いでいます。
その事によるストローク不足をサーボプログラマーを使用して、振り角を増やすことで対応しています。

サーボホーンの穴位置は中心から4ミリ、エルロンホーンの穴位置はヒンジ面から8ミリです。






4号機と比べると、付属のペグが一回り大きくなっていて、とても良い感じです。 4号機のペグは指が痛くなりますから...



セッッティングデータ
飛行重量 275g
重心位置 前縁より80ミリ

設定コンディション スタート ノーマル 滞空 スピード ランディング

エルロン       UP12ミリ  DN7ミリ  (ブレーキモード時 UP20ミリ  DN0ミリ)
エレベーター    UP10ミリ   DN10ミリ
ラダー        左右15ミリ

エルロン→ラダーMIX スタート50%、滞空、スピード45%  ランディング90%
               
ランチモード
エルロン   左右共2ミリUP

滞空モード
エルロン   左右共〜7ミリDN

ブレーキ
エルロン   左右共35ミリDN
エレベータ  5ミリDN  


スペック
全長 1145o 
全幅 1495o
主翼面積 23.5dm2
全備重量 275g(ノーズバラスト16g)
翼型 AG45/46/47
サーボ HiTEC HS−5035HD×4
受信機 FrSKY TRF4−B
受信機電源 CR2×2 →
LiPo2セル 300mAH +ダイオードドロッパー

ラダー、エレベーターリンケージ
ポリイミドチューブ、カーボンロッドプッシュプル 自作ロッドエンド 外装

 
ムサシノ ホリディβ版
2012.09.08ロールアウト

さるメーカーのミニサイズのSAL機、そのテスト機です。 バルサキットになっており、小振りなサイズで作りやすくなっています。



ハードランチャーがフルランチするような仕様では無く、軽く投げてサイドアームランチを手作りで楽しむ為の機体です。
上反角の設定が絶妙で、ELFの様に粗い操作をしても巻き込んだりダッヂロールになったりしません。

すーっと伸びるランチと浮きの良さで作って楽しく、飛ばしても楽しい機体です。



メカルームはD47クラスのサーボがネジ止め出来るスペースがあります。 2.4GHzの4CH受信機と100mAhの1セル
Lipoが収まっています。

胴体側板はベニヤ製で、クラッシュにも強くなっています。



リンケージは0.8ミリカーボンロッドで、短く切ったポリイミドチューブをガイドにしてあります。



プレキットではカーボンロッドのペグが付属しますが、カーボンクロスで自作のT字材を作りELFの真似をしてみました。

セッッティングデータ
飛行重量 122g
重心位置 前縁より75ミリ

設定コンディション 
スタート
ラダー   フタバ8FGで6コマ 右トリム

ノーマル
ラダー   左右共15ミリ
エレベータ  上下共8ミリ  


スペック
全長 812o 
全幅 1058o
主翼面積 13.4dm2
全備重量 122g(ノーズバラスト4g)
翼型    AG12Mod
サーボ D47類似×2 エレベーター、ラダー
受信機 Frsky TRF4B 4ch
受信機電源 Lipo1セル100mAH 



MiniSAL
垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
0.86dm2 12.8dm2 52cm 105.6cm 0.0331
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント 平均翼弦 水平尾翼容積
1.36dm2 12.8dm2 45cm 12.12cm 0.3945


 
フリーフライト改
2012.06.02 ロールアウト


製作依頼された、フリーフライトの主翼をベースにした小型グライダーです。 胴体はバルサのムクからの削りだしで
グラス貼り塗装仕上げです。



平ゴムのショックコードで曳航します。 主翼がかなり柔いので、そっと上げてフワフワと飛ばす機体です。
フリーフライトの主翼と言うだけあって、進入性は今ひとつですので、無風もしくは弱風コンディションでの飛行が楽しい
機体です。



この状態で工房入りしました。 主翼はかなり年季の入った物でした。 スパーがヒノキ材で一本しかなく、しかも上面から下面へ
貫通していません。 

尾翼は翼面積とモーメントを計算して新造しました。



胴体にブームが既に取り付けられていたので、主翼の取り付け角を変更出来るように水平尾翼はフライングテールとしました。
Vマウントはバルサブロックの型を作ってカーボンクロスを積層しました。



セッッティングデータ
飛行重量 138g
重心位置 前縁より32ミリ

設定コンディション 
スタート
エレベーター   フタバ8FGで10コマ トリムアップ

ノーマル
ラダー   左右共15ミリ
エレベータ  上下共8ミリ  


スペック
全長 825o 
全幅 1240o
主翼面積 13.6dm2
全備重量 138g(ノーズバラスト14g)
翼型    不明(フリーフライト)
サーボ ノーブランド6g×2 エレベーター、ラダー
受信機 Corona RS410−2 4ch
受信機電源 Lipo1セル80mAH 


垂直尾翼面積 主翼面積 垂直尾翼モーメント スパン 垂直尾翼容積
0.7dm2 13.6dm2 60cm 124cm 0.0249
水平尾翼面積 主翼面積 水平尾翼モーメント(cm) 平均翼弦 水平尾翼容積
1.17dm2 13.6dm2 54cm 10.9cm 0.423



[戻る]