高度を知ろう
飛んでいる機体の高度が簡単に測れる機械が出回っています。
LoLo(Lomacovak’s Logger)と言う物で、気圧を利用して
高度を測定し、本体に記録します。
本体のサイズは40×22×17ミリで重量はたったの10グラム。 上の画像は TinTinのノーズに搭載しようとしている所で、この細いノーズにも難なく収まります。 本体には電源が必要ですが、受信機の空きチャンネルもしくは別電源から供給 します。 別電源の場合は電源を接続してから0メートルを認識して測定を開始す るまで120秒を要しますが、受信機の空きチャンネルから電源を取った場合、送 信機からのコントロールですぐに測定を開始出来ます。(停止は出来ません) 別電源(4.4V〜9.6V)から電源供給 受信機の空きチャンネルから電源供給 |
測定が終わったら、パソコンのシリアルポートに繋がれた専用ケーブルに接続して、 添付のソフト(マイクロソフトEXCELのマクロ)からパソコンにデータを転送します。 |
すると、この様なグラフを自動的に作成してくれます。 使い道は色々と考えられます。 ランチの高度を知る.... 投げ方や風などでのランチでの獲得高度を知る事が出来ます。 作成されるグラフは、LoLoへの電源が入れ直されるごとに別のグラフになりますので、 投げ方を変えるごとに電源を入れ直せば投げ方ごとのグラフを自動作成する事が できます。 フライトをモニターする.... ウインチやショックコードなどでのフライトを発航−滑空−ランディングとモニターする事が 出来ます。 ランチ高度がどれくらい....サーマルに乗った回数、シンクで吸われた.. 滞空時間などが一目でわかります。 この機械でHLGではランチ高度が一目でわかり、機体のセッティングやランチフォームに 寄る獲得高度の変化などが良く解ります。 ランチの練習にはうってつけのツールです。 |