第4回 春だ! サーマル大会 2006.03.26


2006.03.26上里グライダー場において開催された第4回 春だ!
サーマル大会に参加してきました。 曇りがちな空模様ではありまし
たが、穏やかな風が春の香りを運んでくるような、サーマル一杯の
グライダー日和でした。 今回の会場でもある「上里グライダー場」が
NPO法人としてスタートした最初の大会でもあって、参加者も40名
と大盛況で、一日楽しくグライダーを飛ばしてきました。


開会式の模様です。
今回の幹事の森野さんからの挨拶、岩田会長からルールの
説明と飛行広域などの注意事項の伝達がありました。


今回のルールは、去年から採用しているチーム戦形式の滞空
競技です。 1チームは3〜4名で構成されていて、一人あたりの
持ち時間は最高13分、30分の作業時間内での合計フライトタイ
ムで勝敗を決めます。

1チームには少なくとも1機は2M機か無尾翼機を入れないといけ
ない決まりがあります。 滞空では劣勢感のある2M機や無尾翼
機をどの順番で飛ばすか等の作戦も必要です。

機体にはチーム名が書かれたテープを貼って、これをバトン代わ
りにリレーを行うわけです。


参加機は様々です。 F3B機にF3J機がほとんどですが、混戦
になるのがこのようなローカル大会の楽しさでもあります。


加納さんの自作2M機です。 キッチリ12分飛びきりました。

競技のスタートです。
このルールでは、ウインチは150メートルとF3Jと同じで、作業
時間の間一杯に飛ばないといけないのもF3Jと同じです。

ですから、競技開始直後の発航はF3Jの様にほぼ全機同時に
上がって行き、作業時間終了直前では残っている全機がほぼ
同時に降りてきます。


次の人のフライトには、バトン代わりのシールをリレーしなければ
なりません。 定点は決められていませんが、降りた機体からバト
ンを素早く回収するためにも出来るだけ近くに降ろす必要があり
ます。
宮川さん、回収したテープを持って走ってます。


今回木村がお世話になった「チームあかぎ」の天田さんと中村さん
です。 F3Jチームとして笠岡へ遠征した仲間でもあります。

素早いバトンリレーと緻密な作戦で好成績のチームしもつかれ」
の小太刀さんのランチです。


2M機として一番参加の多かったミニグラファイトです。


渋いときほど力を見せるF3J機のコラドです。


こちらも渋いコンディションに強いAVAですが、苦戦してます。


索が絡まって緊急着陸(墜落?)。
幸い機体は無傷で回収されました。


これは...索にシリコンオイルを自動塗布するための秘密兵器
です。

4ラウンドまでの得点で上位5チーム+1チーム(21世紀枠?)
がフライオフ進出となりました。
我らチーム赤城は6位でフライオフに進出が許されました。

午後4時を回って、更に渋くなったコンディションではありましたが
そこは強者達の事、しっかりと飛んでタイムを残していました。

4ラウンド+1ラウンドの結果、
優勝は「チームしもつかれ」


2位は「チームあかみ」


3位は「チームカモメ」

の皆さんでした。
おめでとうございます。

木村の所属する「チームあかぎ」は順位を上げて4位に食い込み
ました。 もうちょっとでしたね。

4位の賞品としていただいた「スター.フライト.ジャパン」提供の
ケブラーDボックスと参加賞のキールホルダー(ステンレスをレー
ザーカッターて切り抜いた非売品です。)


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