平成17年度 F3J日本選手権
2005.11.26,27 岡山県の笠岡地区農道離発着場で行われた
F3J日本選手権に出場してきました。 二日通して、穏やかな天気
ではありましたが、サーマルらしいサーマルをほとんど感じない渋い
コンディションでした。 そんな中、MAXを出し、定点を決める業物
達の熱い戦いが繰り広げられました。
群馬からの出発は25日の深夜2時頃でした。 ハイエースの荷室 に20機からのF3J機と機材、4人の人間を乗せて、10時間彼方の 笠岡に向けて旅立ちました。 笠岡到着は午後1時頃でした。 新 幹線組、自力走行組と合流して、空域の確認と機材のチェック、軽く ショックコードでのテストフライトを行いました。 何故かHLGを飛ばしちゃったり、テストに熱が入って宿へ向かう頃 には真っ暗になっていました。 |
一日開けて26日、大会当日の朝です。 機体を車から出してチェックをしました。 一人あたり、2〜3機の機 体を持ち込んでいるので、選手10名を率いる「上里」チームでは足 の踏み場も無いほどになりました。 チーム「上里赤城 上里榛名」の面々です。 道山さんと小太刀さん はレーン抽選の為にいません。 なかなか忙しくて全員が揃わな いんです。... |
開会式の模様です。 長谷川さんからの挨拶があります。 |
競技スタートです。 初めのうちは北から2〜3の風があり、良いテ ンションが掛かります。 上里の大会の時とは違い、定点が発航ポイントの前にあります。 発航ポイントの直ぐ後ろは側溝....そして2メートル程のススキ が生えています。 ススキに掛からないギリギリを攻めてこないと 定点が難しくなります。 唯一サーマルらしいサーマルが出ました。 黒い点々はトンビ。 一機サーマルを狙って近づいてきました。 午後からは風向きが変わり、発航場所が逆になりました。 こちら の定点も難しく、道路脇の植え込みを超えてこないといけません。 ショートするとアスファルトの道路やトウモロコシ畑です。 おまけに 場外着陸扱いとなります。 右手に見える低い山までは足が伸びるF3J機ではありますが、「ス ロープ発生源」と言うことで、途中から飛行禁止になりました...。 |
ジャッジをしてくれた桜井さんと馬越さん。 私の助手をしていただい た道山さんです。 この競技は助手とランナー、パイロットがチーム一丸になって戦う競 技です。 適切なアドバイスを投げてくれる助手の存在は大変心強 く、ありがたいものでした。 今回は馬越さんの他にももう一方岡田さんとおっしゃる女性の ジャッジがいらっしゃいました。 変なおぢさんばかりの集まりに 花が咲いた様でした。 |
今回目を引いた機体達 垰森さんが持ち込んだ TOPAZ と言うリブ組機です。 AVAより 小振りでオーソドックスなテール回りにフラップ、エルロンが装備さ れていました。 右の機体、坂井さんが持ち込んだAVAの胴体+Graphiteの主翼 を改造した物を組み合わせた通称「アバファイト」。 なんだかとっ ても見慣れた形です。 StarLight3000ですが、カラーリングが変わってます。 木村のGrphite2です。 この機体が一番多かったようです。 |
夜は宿泊した「笠岡グランドホテル」近くの焼き肉やで夕飯です。 話術で切り崩し作戦にやってきた「チームクラフト」のリーダー。 (ケータイ画像です) |
二日目のスタートは朝7時から...と言うわけで、6時頃、真っ暗な なか、車のヘッドライトを頼りに機体を組みました。 ネジでも落とそ う物なら明るくなるまで見つからないでしょう。 朝一番の試合に向けてフィールドへ入っていく選手達。 発航10秒前.... この回は渋いながらも10分飛びきる機体が何機も出ました。 自然 と戦うのは難しいですね...。 6ラウンドを消化して、成績の一番悪い1ラウンドを捨てた後の順位 です。 初参加ながら木村も22位あたりに食い込んでいます。 詳しくは日本模型航空連盟−JRGAのサイトをご覧下さい。 |
二日間の戦いを制したのは坂井さん。 シャンパンシャワーと....(帰りの車が心配...) 胴上げでチームから祝福されていました。 優勝 坂井さん(中央) 2位 垰森さん(左) 3位 我が上里赤城チームの 栗田さん(右) おめでとうございます。 |
大会運営を支えてくれたスタッフの皆さん。 ありがとうございました。 みょうに人なつこいマスコット? の野良にゃ〜さん。 機体を出した 後の段ボール箱にちょこっと入って「にゃ〜〜」って鳴いてました。 終わった後は何故かHLG大会に.... |
ハイエース組は瀬戸大橋を渡って四国入り.... MSFAさんのグランドで川上さんに遊んでいただきました。 |