2005年7月、約20年ぶりに善光寺白馬電鉄の廃線跡を訪れてみました。20年の歳月は大きく、土砂の崩落などが進んでおり場所によっては大変危険な場所もありました。
国道117号線みすず橋にて。橋の下を通過していたが長野側は新幹線開業に伴いふさがれてしまった。なおこの橋の歴史も古く、完成したのは昭和初期だそうだ。
上の写真の反対側。こちらはシャッターでふさがれているがトンネル跡はよくわかる。
かつて写真中央付近に橋台があり築堤が続いていた。長野商業高校甲子園出場により野球部グランドも立派なものになり、軌道敷跡はわからなくなってしまった。
グランドの西側に残る橋脚。
グランドを西側から望む。この付近も工事がおこなわれているが中央の道路が軌道敷跡である。
茂菅駅跡。小屋が建ってしまいここではよくわからないが・・・
ホームの跡はしっかり残っている。かつてあった待合室は撤去された。
茂菅駅から長野方面。中央が軌道敷跡。
茂菅駅を西側から望む。
近くの地蔵平団地付近にあるレリーフ。
レリーフの設置はお役所だった。
この先が1号トンネル善光寺温泉側付近。建設会社があり近づけなかった。
上の写真を振り返る。
善光寺温泉側へさらに進む。
途中にある橋台の跡。この付近はマムシがたくさんいる。要注意!
2号トンネル長野側。立入禁止となっている。
管理は、やはり善光寺白馬電鉄だった。
トンネルから反対方向を望む。この付近は崩落が激しい。
第3トンネル善光寺温泉側。この付近は対岸から見るのがやっとで、探索は無理のようだ。
善光寺温泉駅付近。かつての善光寺温泉も平成7年の豪雨災害による土砂崩落でなくなってしまった。
土砂崩落の跡。
木の奥は裾花口駅の跡。
ここも進入は遠慮したほうがよさそうだ。
この付近は広い敷地となっている。今もホームは残っているかは不明。写真左に移っている木箱は、蜂の養蜂をしているようで、蜂がたくさん飛んでいた。