辛口映画レビュー
  監督 東 陽一
  主演 菅原文太
      石原さとみ
      浅野忠信 
  [2002年/日本/カラー/113分]
  配給:東映
評価 ★★☆☆☆
あらすじ 今日はおじいちゃんが刑務所から13年ぶりに帰ってくる日。南米に行っていると聞かされていたのに、刑務所にいたなんて…! 一緒に住んでるグランマは会いたくないと言って家を出て行った。でも、帰ってきたおじいちゃんは、私を不良から助けてくれたり、町の人からはまるで長い旅から帰ってきたかのように慕われている。私もだんだん打ち解けておじいちゃんを“グランパ”って呼べるようにもなった。そんな時、家の前にヤクザが現れた。13年前の事件と関係があるらしい。刑務所に入る前、グランパはいったい何をしたの…?
レビュー 菅原文太演じる今時珍しいおじいちゃんのお話。
このおじいちゃん、友人の敵討ちで殺人を犯して刑務所に入ったけど人情味あふれ正義感の強い人間性でご近所のカリスマじいさんという設定です。
その孫役で出てくるのが石原ひとみ。ホリプロ・スカウトキャラバンでグランプリを獲った子です。まぁまぁみずみずしい演技をしていたかもしれません。
さてこのじいさん久しぶりに帰ってきたらいきなりヤンキーのがきんちょとかに絡まれたりしますがなんのなんの。ぶち回しちゃいます!おぉ〜とそこは見ていて結構スカッとします。いまどきこんな人いないだろうなぁ〜。
孫との心の交流が深まっていく描写もまぁ普通。
クライマックス。以前トラブったヤクザに娘をさらわれてしまいます。ところがそのヤクザの親分のキャラクター設定がてんでおそまつ。いきなりコメディーぽくなっちゃいます。挙句の果てにじいさんは機関銃を撃ちまわす始末・・・・
やっぱり東映の映画だね・・・
おそまつ!!
観賞データ 2003年12月8日
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