監督 山崎 貴 
  主演 金城武
      鈴木杏
      岸谷五郎
      樹木希林     
  [2002年/日本/カラー/116分]
  配給:東宝
評価 ★★★☆☆
あらすじ 依頼者からの情報をもとに闇の取引現場に潜入し、金を奪還、そしてその金を依頼者に送り戻す仕事をしている凄腕の“リターナー”ミヤモト(金城武)。いつものように闇取引きの現場に潜入した彼は、そこで衝撃的な再会を果たす。それは少年時代、自分の親友を殺した溝口(岸谷五朗)が現場にいたのだ! 激しい怒りと憎しみを胸に溝口に襲い掛かったミヤモトだったが、後一息のところで彼を取り逃がしてしまう。しかし、現場に居合わせた不思議な少女・ミリ(鈴木杏)から「重大な仕事」を手伝って欲しいと頼まれるのだった…。
レビュー 和製SFは絶対に面白くないので映画館には行かずレンタルで見ました。
一言で言えば『レオン』『MI2』『マトリックス』『インデペンデンス・デイ』『ターミネーター』といった映画のモロパクリ映画です。これってパロディー映画じゃなくて真剣にいいもの作ろうとして撮ったんでしょう?僕が監督だったら恥ずかしくて世には出せんよ。ここまでパクって恥ずかしくないんかいな。もう少しオリジナリティーっつーもんは無いのかいね・・とほほ
けどこの映画最後までは何とか見れました。特筆すべきは鈴木杏!!この子演技がイイ!!(・▽・)
この子のおかげでこの映画★一つ増やしました。この手の映画に出てくる子役はだいたいヘボが多いのですが鈴木杏の演技は見事!そのおかげで金城武とのやり取りなんかは見ていて非常に面白かったですね〜。またラストの別れのシーンでの演技もすばらしいです。演技がくさいとしら〜となるところだけど彼女のみずみずしい自然な演技でそれなりにじ〜んときます。いっぽう気の毒なのが岸谷五郎。切れた悪役を一生懸命演じてはいるけど見ていてツライ。全然だめです。おそらくイメージは『レオン』のゲイリー・オールドマンなんだろうけど岸谷五郎には無理だよ・・かわいそうに。
SFXのシーンは日本映画にしてはまあまあ頑張ってました。といってもやっぱりしょぼいんだけどね・・
この映画やっぱり映画館に行かなくて良かったです。当時行った人ご愁傷様でした。
まあビデオでなら暇つぶしにはなりますのでお暇ならどうぞ。
観賞データ 2003年6月8日
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辛口映画レビュー