辛口映画レビュー
仄暗い水の底から 原作 鈴木光司             
監督 中田秀夫
主演 黒木 瞳
    菅野 莉央
[2002年/日本/カラー/101分]
配給:東宝
製作:「仄暗い水の底から」製作委員会 
評価 ★★☆☆☆
あらすじ 幼い娘・郁子の親権をめぐって、 淑美は夫との離婚調停を行なっている最中。不幸だった幼い頃から、 人一倍温かな家族を渇望していた彼女にとっては皮肉な話だった。やがて調停も最終段階に差し掛かり、 淑美は郁子と2人で古びたマンションに移り住むことになる。しかし、 そこでは様々な怪奇現象が2人を待ち受けていた。やがて、 謎の出来事の原因が明らかになってゆく…。
レビュー 『リング』の原作者と監督が再びタッグを組んだ作品。
途中まではけっこう良い出来でした!
何がいいってけっこう本当に起こりえそうな心霊現象がちょこちょこ起こっていくので観ていて何気に気味悪いです。
まぁ確かにTVドラマでも十分では?と思えるスケールではあるんですが。
黒木瞳もシングルマザーを実に自然体で演じてました。彼女ってけっこう演技うまかったんですね〜〜。
まあ、そんな感じで途中までは★3つコースだったんですけど、後半がまずかった・・・
女の子がエレベーターの前にいるとドアが開いて大量の水がざっぱ〜〜〜んって噴出してきます。『おいぃぃ〜!!そんな心霊現象ねーだろうよー!』といっきに冷めました。せっかくここまで丁寧にかつリアルに作ってきて最後にそりゃないだろぉ・・更にラストの終わり方なんて最悪。
劇場公開当時まったくお客さんが入らなかった映画ですが、こりゃ〜逆にそれで良かったですね。被害者が少なくて済みました!(^−^)
あ〜〜つまんね〜。
観賞データ 2003年7月5日  レンタルDVD