辛口映画レビュー
  監督 デヴィッド・エリス
  主演 A・J・クック
      マイケル・ランデス
      トニー・ドット 
  [2003年/アメリカ/カラー/91分]
  配給:ギャガ=ヒューマックス
評価 ★★☆☆☆
あらすじ キンバリー(A・J・クック)は友人たちと休暇を過ごそうと車で出発するが、ハイウェイに入る寸前に、自分を含めた大勢の人間が衝突事故によって死ぬ瞬間を予知する。一瞬の後、予知した通りの大惨事が現実となるが、予知夢では死ぬはずだった内の8人が生き残る。そして、九死に一生を得た彼らに、想像を絶する“死”が迫ってくる。キンバリーは、航空機事故の生存者が次々と不可解な死を遂げた一年前の事件に思い当たる。彼らの中で今も生き残っているのはクレア(アリ・ラーター)だけだった…
レビュー 『ファイナル・デスティネーション』という映画の続編です。前作は見てないんですがまぁ別にそれでも問題のない映画でした。
1時間半にわたって登場人物がドンドン死んでいきます。その死に方のみにこだわっただけのある意味悪趣味で全く内容のない駄作です。
冒頭の高速道路でのカークラッシュシーン。『マトリックス・リローデッド』のカーチェイスシーンを任されただけあってまぁなかなか迫力はあるほうです。
けどその後は登場人物の死に方は本当にとってつけたようなこじんまりとした仕掛けで死んじゃっていくんですよ。だから話の展開的に後半に進むほどスケールが小さくなっていく感は否めません。
予知、運命、死神、など面白そうなキーワードがたくさん提示されているのに内容はいかに面白い死に方を見せるかに徹しすぎたのが敗因ですね。
こういうB級スプラッターが好きな人はどうぞ。
観賞データ 2004年2月8日
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